アルツハイマーと診断されて

母が、アルツハイマーと診断され、一瞬「目の前が真っ暗」に。でも、しっかい受け止めて進んでいきたいと思います。

突然のこと

2008-11-24 13:35:15 | 日常
昨夜のことです。

母と一緒にテレビを見ていました。
すると、母が急に胸を押さえ、苦しみ始めました。

「どうしたの?苦しいの?・・・」と聞いても応えません。


すっかり忘れていましたが、
  母は、心臓も悪く、狭心症でニトロも貰っています。

こんな突然の事態に、私も慌て
 119番に電話をかけようとしました。
  ・・・1秒で切りました。

でも、まだ治まっていかない様子に不安が募り、
 また、119番を押していました。
  ・・・しかし、6秒で切りました

「どうするのが良いのだろう」気持ちが揺れます。

そこに電話が・・・
 「○○消防署ですが、△さんのお宅ですか?」

消防署が不審に思い折り返し電話をくれたのです。

「申し訳ありません。
 今、・・・・・・・。」
と、状況を伝えると、担当の方が
「もしものことがあるといけないので救急車を出動させます。」
と言ってくださいました。

電話を切ると、母の意識が戻っています。

「今、救急車がくるから」と伝えると、
急に怒り出し「何でそんなことするの!!」とパニックに

急いで119番に取り消しの電話をしました

母をなだめるのに時間がかかりました。

この発作も、心的なものだったのでは・・・と思っています。


落ち着いた頃に、私の手足が急に震え始めました。
 もしかしたら、ずっと震えていたのに気付かなかっただけかもしれません。


それにしても、これから、こんなことが増えていくであろうと思うと、
 本当に暗雲が立ち込める思いです。


今回は、消防署の方に大変迷惑をかけてしまいましたが、
 大事に至らなくて、本当に良かったと思います

まわりの人の反応

2008-11-03 10:01:06 | アルツハイマー
先日、歯医者さんに行きました。
 母が、昔から診ていただいている先生のところです。
今は、息子さんがやって見えますが、
 時々、大先生も顔を出されます。

久しぶりに、母が行ったので、大先生が話をしてくださったようです。

治療が終わる頃、迎えに行った私の所に来て、

 「小豆ちゃん、元気か?
  お母さん、どうしたんだ?
  いつの間に、こんな風になってしまったんだ?
     ・・・・・・・・(中略)
  手がかかるだろうけど、辛抱してみてあげてな。」と。


そうですよね。
ちょっと話をすれば分かります。
おかしいことが。


しばらく、通院しなくてはならないので、
 先生には、くれぐれもよろしくお願いしますとお願いして帰りました。


近所の方からも、

 「最近、物忘れが酷いなぁ。
  ちょっと気をつけてあげないといけないね。」

 「話をしても、何回も同じこと言うんだよね。」

などと、言われるようになりました。


いっそのこと、アルツハイマーのことを話してしまおうかと思いました。
  ・・・・・でも、やめました。

母が、そんな目で見られるのが嫌だからです。
 アルツハイマーだから・・・と思われるのが可哀想だからです。
あんなに、元気で、活発で仕事大好きだった母が、
 周囲の方に哀れまれてしまうのが・・・辛いからです。

これは、私のわがままでしょうか?
 

でも、もう、近所の方も『おかしい』と気付き始めています。

でも、世の中には、良い人ばかりではありません。
  そんなことを思うと・・・どうしても踏み出せないでいます。

でも、誰かに・・・親類以外の誰かにも、知っていてもらいたい。
  楽になりたい。(私の気持ちも)

本当に、どうしたらいいのか。。。


  最近、こんなことが悩みのひとつとして増えてしまいました






おしゃれ

2008-11-02 22:52:58 | アルツハイマー
母は、もともとオシャレな人でした。
知人からも、「娘より 母親の方がお洒落さんだねぇ」と言われることもよくありました。

そんな母ですが、いつの頃からか服装に気を遣わなくなりました。

明らかにアンバランスな組み合わせ。
 お腹が出ていても気がつかないことさえありました。

髪もボサボサ。
 シャンプーも嫌がります。
 私が無理に洗わせると、怒っています。

お化粧は、殆どしなくなりました。

部分入れ歯を使っていますが、それさえも付けようとしません。


全てが面倒になってしまったようです。

そんな母の姿を見るのは本当に辛い。

朝、私が服を用意して出かけても、違うものを着ています。
  もう、どうすることもできません。

ずっと、母に付き添っていられたら良いのですが、
  働かないわけにはいきません。


症状が目に見えて進んでいるような気がしてならないこの頃です。
  これからどうなっていくのでしょう