アルツハイマーと診断されて

母が、アルツハイマーと診断され、一瞬「目の前が真っ暗」に。でも、しっかい受け止めて進んでいきたいと思います。

新年を迎えて

2009-01-02 14:59:28 | アルツハイマー
2009年が始まりました。

お正月というだけで、気持ちが華やぎますね。
今年が、穏やかで楽しい年になるといいなと思います。

さて、この年末年始の休みが9日間あります。
母と、じっくりかかわることのできた時間です。

夏にアルツハイマーと診断され、5ヶ月。

確実に、母の症状は悪化しているようです。

気になることがあると、
5分も経たない内に同じことを言っています。
 一日の中で、何十回と受け答えをし、
   私の気持ちも次第に折れていきます。

 例えば…お正月に妹夫婦が来ました。
  夜のの食事をどうするか…。
  例年は、お寿司をとりますが、
  年末にお寿司屋さんで不幸があり、今年は年末年始はお休みです。

  もう、30日からずっと気にしています。
  「お正月の夕食どうしよう。○屋は、やってるかなぁ」
  「○屋に電話で頼んでおかなきゃ」
  「○屋に頼んでくれた?お正月のこと」 ・・・・等々。

  その度に、
  「お休みだから、私が鍋の用意したよ」と。

  …100回以上この繰り返しがありました。

ちょっと前にしたことも、すっかり忘れています。
 買い物に行っても、何を買ったか、いくら持ってでかけたのか忘れています。

掃除をしていて、違うものが目に入ったら、
 気持ちがそちらに動いて 掃除を忘れています。

物忘れの程度が、甚だしく悪化しました。

友人や近所の人と話をしていても
 きっとこうなんだろうな…そろそろみなさんに話すべきなのか…。

これくらいのこと、悩むのに値しないよ・・・。
 そう思われる方もみえるでしょうが、
  (確かに、まだまだ、これくらいなら普通に生活もできるので良いかもしれません。)
 今の、私にとっても、切実なことです。
本当に情けなくて悲しくなります。

でも、受け入れなくてはいけないんですよね。

一緒にいる私が、ちゃんと分かっていないとダメなんですよね。

クヨクヨしていても何の解決もありません。
 分かっていても…先のことを思って気持ちが沈みます。

・・・でも、やはり、
 年のはじめに、気持ちを立て直して、
  正面から母とかかわっていこうと思います。

まだまだ、始まったばかりの介護生活です。


2 コメント

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Unknown (あみん)
2009-01-15 20:25:48
小豆さま、
アルツハイマー.comから、訪問しました。
いつも、私のブログに訪問ありがとうございます。
昨年.comさんから、コメントいただいたのですが、
よくわからなかったので、そのままにしていました。
今回もコメントいただいたので、訪問しましたら、小豆さまも登録されていたので、
私も、紹介していただくことにしました。

アルツハイマーになると、何度もおなじことばかり、言ったり、聞いたり、
最後には、こちらがイライラヒステリーなんて、何度もありました。
近所の人たちにも、わかる日がきます。
私は、最初は知られるのがイヤで、ずいぶん悩みました。
でも、いつかはわかってしまうのですよね。
人によっては、冷たい目で見られたりもしましたが、
もう今では、平気です。
アルツハイマー病という、病気なんです。
誰にでも、なる可能性がある病気なんです。
癌になるか、痴呆になるか・・・
それぞれなんですよね。
頑張って、向き合ってください。
悩み事があれば、いつでもブログに愚痴ってください。
これからも、応援しています。


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あみんさんへ (小豆)
2009-02-15 13:15:51
コメントありがとうございます。
すみません、今まで気がつかず・・・。

たまにしか開かないし、使い方もあまりよく把握していないので・・・。

同じ立場の先輩でもあるあみんさんに、こんな風に言っていただけ、本当に嬉しいです。
実際、皆、本当の辛さ・不安は分からないでしょうから。
毎日、落ち込んで、浮上しての繰り返しです。
治る見込みがない病気って、本当に辛いですね。

これからも、どうぞよろしくお願いします。
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