人事いいんかい?

一般には何をしているのか一向に知られていない部署に勤務する一地方公務員から見た公務員生活などを御覧ください。

売り手市場

2007年10月03日 | 採用試験
今日の新聞によれば・・・

就職活動が売り手市場になってから相当期間経過しているため,学生の本気度は低く,就職説明会の集まりは悪いし,優先順位がアルバイト以下とする学生も見受けられる
というような感じの内容の記事がありました。

我が委員会は職務上就職情報サイトや就職情報誌を閲覧・研究しておりますが,特に就職情報サイトは学生の方々の”生の声”を見聞する際,秀でていると思っております。

最近確かに,楽観状況を伝える書き込みをよく目にします。
私の学生時代と比較すれば格段の差!
『超氷河期』
と呼ばれた時期に奉職した同僚とお話ししてみると
「たった5~6年で,こんな時代になるとは思わなかった。。。」
とのこと。

でも,大丈夫ですか?
まだ年功序列の残滓があったバブル期,大企業は苦い経験をしました。

それから10数年,人事形態は昭和の面影を残しているでしょうか?
今の人事形態では,働き続けることが,人によっては過酷なものになります。

賢明な皆様のことですから,大学からの就職者の3人に1人は入社3年以内に退職するという現在,採用は「損耗見込」で行われているのは御存じですよね。
簡単に申し上げれば,始めから3割以上多めに採用しているのですね。

一方,中小企業には本当に戦力になる社員以外,採用する余力がまだありません。

さて,公務員世界は・・・
行政改革,人員削減の流れにおいて,「損耗見込」は採用しておりませんよ!
いくら表面倍率が下がっても。。。

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