JUON事務局日記

樹恩ネットワークの日々のできごとをお伝えします。

大学生協ボランティアセンター活動報告34(9/9~12)

2013-10-04 | 東北地域太平洋沖地震
初日のオリエンテーションを合同で行なったあと、
2日目からは七ヶ浜と南三陸に分かれて活動しました。
私が同行した南三陸の活動を中心にお伝えします。

南三陸チーム:活動1日目
田んぼだった農地で、
刈った後の草や細かい瓦礫を取り除く作業をしました。
食器や貝殻などが、まだ出てきます。


持ち主の方が、また農業をしようと思ってくださった時、
すぐに農地として始められる状態にしてお返ししたい。
ボランティアセンターのスタッフの方が、そう話していました。

南三陸チーム:活動2日目
漁港で、主にワカメ漁に使う重し作りをお手伝いしました。
山のような砂利を、ひたすら袋に詰めていきます。


3人組で呼吸を合わせて、1袋60kgにもなる重しを次々に作りました。
個人参加のボランティアの方と張り合って(?)スピードアップするチームも。


3kgの小さい重しも作りましたよ。

この日だけで、1000個以上の重しを作ることができました。
地元の漁師の方々も、袋の縛り方を分かりやすく教えてくださったり
とても良くしてくださいました。

南三陸チーム:最終日
今回、作業は2日間で、最終日は閖上などを回りながら
七ヶ浜組の待つ仙台へと向かいました。
出発の朝、民宿の女将さんが、震災当時のことを語ってくださいました。
自分たちの体験から、教訓を活かしてほしい、との想いで
いつも宿泊した方に語り部をしているそうです。



活動を終えて。
3日ぶりに顔を合わせた七ヶ浜メンバーと、
お互いの活動報告や感想交流をしました。


七ヶ浜組は、市民農園の草取りやクラブハウスの清掃、
10/19(土)に行なわれる農地復旧感謝祭の準備をお手伝いしてきました。


初日のオリエンテーションで、さまざま参加動機を語ってくれたみんな。
最終日の振り返りでは、帰ってからも
自分が感じたことを周りに伝えていきたいという声が多く聞かれました。


34ターム、お疲れさまでした!

参加者の皆さま、現地でお世話になった皆さま、
今回も本当にありがとうございました。(とく)
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