愛猫 あきちゃん…

あきちゃん、何処へ行ったの？
あなたを日頃のストレスから解消しようと散歩に出した姿が最後になるなんて…。
いつもは夕方には帰ってくるあきちゃん。
あきが居なくなって今日で3日が経ちます。
あなたの娘が帰りを待って鳴いていますよ。
どうか帰って来て欲しい。
今年に入ってから、あなたはどんどん痩せて行きました。
食欲も落ちましたね…。
あなたがこの先長くはないと、覚悟はしていました…。

猫は自分の死期が近づくと、人の前で死ぬのを嫌がり
一人で死期の場所を探し、一人で死を迎えることを知っています。
でも、そうだとしたら、こんなに早く別れが来るなんて…
寂しいよ…あきちゃん…。

あなたとの出会いは職場でした…。
人懐っこくて、食べ物が欲しくていつも食べ物を欲しがっていましたね…。
そんなあなたを黙って見ることが出来なくて、連れて帰りましたね…。
あなたは我が家へ来て、幸せだったんだろうか…。
沢山、子供も産み、唯一残ったまだらという娘…。
あなたは寝る時、まだらを抱いて良く寝ていましたね…。
本当にいいお母さんで…。
そのまだらは寂しそうに玄関を見つめ鳴いています…。

あなたの最後はちゃんと見守るつもりだったのに…。
もう一度、この手であなたを抱きしめたい…。
帰って来てね…あきちゃん…
ママはずっと待っています…。