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建築・アート・サッカーが好きなリフォームプランナーの日々の出来事

大遣唐使展

2010-05-04 13:03:09 | 日記
つづいて奈良国立博物館の「大遣唐使展」へ。
ボストン美術館所蔵の幻の国宝「吉備大臣入唐絵巻」や
薬師寺の国宝「聖観音菩薩立像」と同時期に唐で創られた
「観音菩薩立像」との比較展示など
興味深い内容である。

618年、中国大陸に誕生した大唐帝国は、
907年の滅亡に至るまで300年近くにわたり、アジアの盟主として君臨した。
帝都長安を中心に開花した唐の先進的な文化を伝えるという任務を帯び、
わが国からかの地を目指したのが遣唐使である。
630年の第1回の派遣以来、894年に停止が決定されるまで、
計画のみに終わった回も含めると20回に及ぶ。
その歴史の中で多くの偉大な人物が命をかけ、貴重な品々を携えて、
遣唐使船で海を越え帰国した。

まさに歴史の教科書の内容がそのまま展示されている。
確か白紙(894年)にもどそう遣唐使だったかな・・・。

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