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建築家ガウディ×漫画家井上雄彦

2015-05-03 10:58:22 | 日記
アントニ・ガウディの貴重な建築資料約100点が
兵庫県立美術館で行われている
特別展「建築家ガウディ×漫画家井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」で
見られる。

アントニ・ガウディ
スペイン、カタルーニャ出身の建築家。
19世紀から20世紀にかけてモデルニスモ
(スペインにおけるアール・ヌーヴォー)期に
バルセロナを中心に活動。
1883年、主任建築家に就任以来、没するまでその生涯を
捧げたサグラダ・ファミリアをはじめ、
グエル公園、カサ・ミラなどの作品群が世界遺産に
登録されている。
現在も建設が進められているサグラダ・ファミリアは、
ガウディ没後100年にあたる2026年に完成予定。



大学講堂:横断面 〈卒業設計(建築家資格認定試験)〉
1878年バルセロナ建築学校の卒業を認め、
建築家のタイトルを授与したのは、20名ほどの
クラスのうちガウディを含めわずか4名だったという。
建築家とはそれほどの超エリートの職業であった。



世界遺産 カサ・ミラ〔カザ・ミラー〕
外観、インテリアとも地中海の波をモチーフにしている。
ガウディのデザインの特徴は次のことばに表れている。
「創造するのは神だ。人間は発見するのである」と。
神が与えた自然や動物の形態を建築というスケールの
大きい創造行為で換言した建築家のひとりであった。

建築巡礼地としてはずせないバルセロナ。
死ぬまでに一度は行きたい。
実はそんなに好きではなかったガウディ建築。
コルビュジエ、ライト、ミースの三大巨匠と比べて
あまりにも異端であり、どの様式にも属していない。
しかしガウディが理想のフォルムとして探求した
フニクラ(吊り重り作用)アーチの実験の
目的を知れば、集大成であるサグラダ・ファミリアは
ぜひ見てみたい。その時はサグラダ・ファミリアも
完成していることだろう。

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