買うならこれだ！『天安門“不”真相 六四笑話』

スキです香港．．．わたくし、かねてより香港人と英国人ておよそこの世の両極端ではねえかと思っていたのですが、はからずもこの組み合わせ、１９９７年にその終結を迎えるまで、意外にもカタく結ばれていた面もあるのです。それは．．．「危険なユーモア」

おりしも『中国“六四”真相』が、神聖なる胡耀邦命日より「ゼニ命」の、商魂タクマしい香港アキンドにより世界に先駆けタタキ売られ大ヒット。大陸への持込はいつにも増して検閲が厳しいと先日香港天文台（ウソ）より注意報が発令されておりましたが、復活祭連休で大陸行くのに根性だめししたヤツ、うっかり持ってっちゃって拘束（笑）されたおバカな人、いませんでしたか。

ナンだカンだ言って、わたくしもソロソロ街に出かけ一冊いや上下セットで二冊組、一発買いに出かけようかと思っているところでしたが、ソンナ時も時「こ、これは欲しい．．．！」と思わせる衝撃のバカ本登場。その名も：

『天安門“不”真相』
－－六四笑話－－
（It is NOT Tiananmen Papers）
作者　陳敏生

すいません、出版社書いてませんが、どうせまた董建華笑話の時のようにコンビニからＭＴＲの売店まで全港で広くタタキ売られ、それでなくても不謹慎な香港人の不謹慎度にいっそう拍車をかける事でしょう。

表紙の写真は本日のHong Kong iMailを御覧くださ．．．アねえや。右手に紅旗、左手に煙草、車道をノンキに歩く小学生トウ小平クンと、戦車に乗った李鵬（似てないが）が目印です。