軍事紛争ネタ第2弾
(第1弾は、昨日の「今日の香港ニュース」参照)
前フリその1・ゾンちゃんの「ケンカ必勝の掟 初級編」
- ケンカに突入する前に、相手の実力をじっくり検分しましょう。勝率50%以下と思われる場合、勝負に出てはいけません。諦めて大人しくしていましょう。
- (人目がある時は)絶対に先に手を出してはいけません。
「相手が悪くても?」
「相手が悪くても。」
先に手を出せば、それだけで必ず第三者に非難されます。その代わり、相手が先に手を出したら、心置きなく殴りましょう。
(尚、人目がない時は、正々堂々なんて考えはサラリと捨てて、相手を倒すことだけを考えましょう。躊躇してると危険です) - いったんケンカを始めたら、途中で絶対手を抜いてはいけません。ホンの些細なホトケ心が命取りになります。
前フリその2・ゾンちゃんの「ケンカ必勝の掟 中級編」
- ここに、お互いケンカしたがっている二者がいるとしましょう。どちらも自信家で、取り敢えず、いったんケンカになれば勝てると思っていますが、予測では勝率50%ギリギリ、「絶対」という保証はありません。やるからには是が非でも勝ちたいのが人情というものです。
- しかしやはり「先に手を出すと不利になる」ため、どちらも、自分からは始めようとはしません。その代わりお互い「威嚇」(挑発とも言う)しつつ、なんとか相手がソレに乗って来ないかな~と思っています。相手がちょっとでも先に手を出しさえすれば、言い訳も立つし、もーこっちのもんです。
- そうは言うものの、どちらもケンカ好き故にケンカの勝ち方も熟知しており、モチロン相手の挑発に乗ったりはしません。
前フリ・終わり
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さて。しばらく前に「米中紛争は日本外交最大の悪夢」と言った人がいます:
- 最近の斉藤邦彦前駐米大使発言に関する情報募集
このカタは、現役大使時代から、いろいろモノをハッキリ言う人でしたが、取り敢えず今はそれは余り関係ありません。
彼は、具体的に何を指して「最大の悪夢」と言ったのでしょうか? 産経の記事ゆえ、イマイチこの講演のポイントが掴めないのが残念ですが、少なくともこれを見た限りでは「日本が後方支援を求められるケースがありうる」事が「最大の悪夢」であると言っているようです。しかしここで、もう一歩ツッこんで考えてみましょう。
「ケンカは先に手を出してはいけない」が「相手が先に手を出せばココロおきなくやりまっせ」という二者がいます。どちらも、外交手腕にたけ、ケンカは強いです。如何に日頃、「ヤるときゃヤるぜ」と威嚇合戦をしているからと言って、第三者(国際世論)を敵に回してまで自分から先に手をだすことは、「不慮の事態」でもない限り、実際には起きないでしょう。
しかし。実はここに、ケンカ慣れしてないくせに、最近メッキリ鼻息だけは荒く「有事法制」とかなんとか言っておる近隣国があります。軍隊もねえくせして(今んとこ)、チョーシに乗ってイロイロお買い物などもなさっておいでのようです。先日は、クニを代表する機関各種、他愛もなく一介のネット小僧にハッキングされ、改めてその「無防備さ」を知られた挙句、世界の笑い者となった国です(ちなみに、無防備国の無防備国民の皆様には、総務庁(仮名)なんつっても、地元の区役所程度にしか認識されていないようですが、勿論そんな事はありません)
サテここで問題です。ケンカ好きのA君とB君両者にとって、一つだけ利害が一致する事があるのです。「きっかけ」を作るのは、別に自分たちのどちらかでなくてもエエのではないか? 例えば?
これが、ワタクシの考える「最大の悪夢」でございます。
それでは今朝のヘッドラインです。ナニ気に復活、以下次項: