愛犬と旅とガーデニングの日々

自遊夢食人の日々の生活を気ままに綴っていきます。柴犬あすかも時折り登場します。

アイルランド レンタカー ドライブ旅行8日目 & 9日目

2015-07-28 21:45:18 | 2015 アイルランド ドライブ旅行
本日のドライブコース





ダブリン散策コース



朝、8時ホテル出発

今日は、ダブリン市内にあるHertsの営業所に車を返却する。途中までは順調に走る。



中心部に近づくに従って渋滞してくる



Herts営業所の近くにバーナード・ショー( Bernard Shaw )の生家があるので立ち寄ることにする。途中、見かけたバーナード・ショーという名前のパブ。




バーナード・ショーの生家 ( 車中より撮影 )



家の前に「多くの劇作の著者バーナード・ショーは1856年7月26日この家で生まれた。」と書いたプレートがある。
彼は1925年にノーベル文学賞を受賞している。



無事、レンタカーを返却、渋滞のため予定より倍の時間がかかった。
タクシーを呼んでもらい、今宵の宿 The Gresham Hotel に行く。ここは、司馬遼太郎が「街道をゆく 愛蘭土紀行 1」の取材旅行で滞在したホテルで本の中でも紹介されている。
チェックインには早いので、荷物だけ預ける。



ホテルの向かい側から、ここから、明朝乗車する空港へのシャトルバスが出る。



中央郵便局( General Post Office )
朝方の雨がやみ、たぶんアイルランドに来て初めて見る?青空






1916年のイースター蜂起の際には、アイルランド義勇軍の司令部になりイースター・マンディの日に臨時大統領のパトリック・ピアースが正面入り口の階段で宣言を読み上げた。しかし、蜂起は鎮圧され、首謀者は処刑された。



オコンネルストリート
尖った建造物は、Spireと呼ばれる直径3m高さ120mのモニュメント



オコンネルモニュメント ( O'connell Monument )



リフィ川を渡り、トリニティカレッジへ

1592年エリザベス1世によって創設されたアイルランド最古の大学。オールド・ライブラリーにはケルト芸術の最高峰と称される「ケルズの書」がある。









ケルズの書
豪華な装飾が施された4つの福音書。トリニティカレッジの図書館に約300年にわたって保管され、アイルランド最高の宝のひとつである。入館するために長い行列ができている。
少し割高になるが、オンラインで予めチケットを購入しておけば、すぐに入れる。
中は撮影禁止となっている。



チケット購入のため並ぶ長蛇の列



オールド・ライブラリー2階にあるロングルーム。約20万冊の蔵書が収められている。



胸像が並んでいる



シェークスピア



アイルランド最古のハーブ



ダブリン城

《Dublin Castle》アイルランドの首都ダブリン中心部にある城。リフィー川の南、旧市街のデイムストリートに面する。13世紀初頭、バイキングの要塞があった場所に建造。大部分は18世紀から19世紀に建てられたもので、一部の塔が建造当初のノルマン様式の外観を留めている。創建以来、約750年にわたり英国支配の象徴であり、1922年まで英国の総督府が置かれた。-コトバンクより-





隣りにある市庁舎ホール



クライストチャーチ大聖堂



聖パトリック大聖堂









ガリバー旅行記の作者ジョナサン・スウィフトはこの教会の司祭長を務めた。
スウィフトと彼の永遠の恋人ステラの墓



スウィフトの胸像



スウィフトのデスマスク



市民の憩いの場、セント・スティーブンス・グリーン







グラフトンストリート









昼食

カニの爪、Traditional Fish&Chips





The Oscar Wild House
オスカーワイルドが少年時代を過ごした家。今は、アメリカンカレッジが入っている。



道路を挟んで向かいの公園内。岩の上で寝そべるオスカーワイルドの像。



国立美術館



国立博物館







国立図書館

前を通りかかったら、アイルランドが生んだノーベル賞詩人W・Bイェーツの展示会があったので、のぞいてみる。

The Life and Works of William Butler Yeats



ドラムクリフにあるイェーツの墓の墓碑。

  Cast a cold eye
  On life, on death.
  Horseman, pass by!

「生ける者そして死せる者へと、冷たい視線を、投げかけて、騎士は、通り過ぎてゆく」



詩の風景をスライドで映し出しながら、朗読が流れるコーナーがある。映画「マディソン郡の橋」にも引用されたイェーツの“The Song of Wandering Aengus<さまようアンガスの歌>”がちょうど映し出されていた。

I went out to the hazel wood,
Because a fire was in my head,
And cut and peeled a hazel wand,
And hooked a berry to a thread;
And when white moths were on the wing,
And moth-like stars were flickering out,
I dropped the berry in a stream
And caught a little silver trout.

When I had laid it on the floor
I went to blow the fire aflame,
But something rustled on the floor,
And some one called me by my name:
It had become a glimmering girl
With apple blossom in her hair
Who called me by name and ran
And faded through the brightening air.

Though I am old with wandering
Through hollow lands and hilly lands,
I will find out where she has gone,
And kiss her lips and take her hands;
And walk among long dangled grass,
And pluck till time and times are done
The silver apples of the moon,
The golden apples of the sun.




テンプル・バー
リフィ川の南岸、川沿いに広がる石畳の通り。多くのレストランやパブ、カフェがひしめいている。



創業1840年の老舗パブ The Temple Barで夕食



ライブ



超満員で隅の方にやっと座席を見つける



床にエンブレム



ハーフペニーブリッジ

昔、橋を渡るのにハーフペニーの通行料を課していたことが名前の由来。



橋を渡り



リフィ川を東へと進む



税関

緑の丸屋根に「川の女神」の像がリフィ川を望む。ドーリア式の柱が印象的である。



もう少し進むと、ダブリン港。



アイルランドのジャガイモ飢饉メモリアル

1840年代後半にアイルランドで起こった飢饉。多くの人がアメリカに移住した。
このジャガイモ飢饉はアイルランドに100万人以上の餓死者を出し、人々は生き延びるために先を争ってアメリカ、カナダ、オーストラリアなどに移民として移住していった。アイルランドの人口停滞は続き、1990年現在でアイルランドの人口は350万にすぎず、一方、アメリカには4300万、全世界では7千万のアイルランド系の人が住んでいるといわれる。
-波多野裕造『物語アイルランドの歴史』1994 中公新書より-




オコンネルストリート近くのジェームズ・ジョイス像



夜8時ごろ、ホテルの近くにゴーストバスが停まっていた。
「勇気があるなら、乗ってごらん」とバスに書いてある。夜の教会の墓地とか地下室を周るツアーらしい。エニスの町でもゴーストツアーの看板があちこちにかかっていた。アイルランドでは、ゴーストツアーが人気らしい。



本日の行程




9日目、10日目

ホテル向かいの停留所から空港シャトルバス乗車。チケットは予めオンラインで購入。



ダブリン国際空港



行程





7日目へ



























アイルランド レンタカードライブ旅行 7日目

2015-07-27 12:21:41 | 2015 アイルランド ドライブ旅行
本日のドライブコース






8時30分ホテル出発
M8をアイルランド軍の隊列と並走



M8のジャンクション8でR692に進み、Cashelの町に入る。正面にラウンドタワーが見える。



Rock of Cashel

高さ90mの石灰岩の丘に建つ巨大な教会の遺跡群。1647年のクロムウェルのアイルランド侵攻まで宗教の中心として栄えた。

建物全体を撮影できなかったので、VISIT THE ROCK OF CASHEL TIPPERARY

より写真を転載



駐車場から撮影




コーマック礼拝堂 ( Cormac’s chapel )

現在、修復作業中。工事用の足場が組まれている。

天井に描かれた12世紀のフレスコ画



祭壇と礼拝室との間仕切りを飾る多重アーチに、人頭装飾が彫りこまれている。



大聖堂 ( Cathedral )全景



屋根がすべて落ち、廃墟と化している。大聖堂内部からラウンドタワーを望む。















Dormitory of Vicars Choral

シバの女王とソロモンの絵のタペストリー。







Hall of Viscars Choral

聖パトリックの十字架 ( St Patrick Cross ) オリジナル 。外にあるのはレプリカ。









2011年5月20日、イギリスのエリザベス女王とフィリップ殿下が訪れた際の記帳



墓地 ( Cemetery )





12時発、キルケニーを目指し移動。
13時、聖カニス大聖堂に到着。ラウンドタワーの頂上まで歩いて登れるが、断念する。



パーラメント・ストリートにあるテューダー朝時代の建物ロス・ハウスが右手に見える。車中より撮影。



Dunnes Storeの駐車場に車を停める。





歩いて、キルケニー城へ





芝生が遠くまで広がっている。



左折してJohn's Bridgeを渡り、M9、M7、N7、M50へと進み、今宵の宿 Fitzpatrick Castle Hotel Dublinへ。都会に向かうほど道が複雑で、何回か曲がる所を間違える。





部屋のバルコニーからアイリッシュ海が見える。



部屋で小休止した後、車でジェームズジョイスタワーに向かう。



ジェームズジョイス‐タワー(James Joyce Tower)

アイルランドの首都ダブリンの南郊の港町、サンディコーブにある塔。19世紀初頭、ナポレオンの侵攻に備えて英国海軍が築いた「マーテロタワー」と呼ばれる要塞の一。作家ジェームズ=ジョイスが代表作「ユリシーズ」の着想を得たとされ、現在はジョイスに関する資料館になっている。
-コトバンクより-






フレンドリーな2人のおばさまが出迎えてくれる。説明では、ジョイスは友人の医学生を訪ねて6日間、ここに滞在したらしい。


1階にはジェームズ・ジョイスの遺品や初版本などの展示、中ほどの階にユリシーズを再現した部屋がある。狭い螺旋階段を上ると、タワーの屋上に出る。







屋上からの眺望。正面にフェリーが停船しているところがダン・レアリー港。ブリテン島まで運航している。イギリス本土から船で訪れる観光客も多い。





続いて、DART( ダブリン近郊列車 )のDalkey駅に行き、駅前に車を停める。







Bray駅まで往復し、車窓からの眺望を楽しむ。







Bray駅前のビーチ。移動遊園地が設置され、賑わっている。









踏み切りを渡り、反対側のホームからDalkey駅に戻る。



駅から車で2分位の所にあるレストランで夕食。隣りにはDalkey城がある。





Tempura Prawns, sweet chilli caramel dip with mixed greens








本日の行程




8日目&9日目へ

アイルランド レンタカードライブ旅行 6日目

2015-07-24 11:41:38 | 2015 アイルランド ドライブ旅行

 本日のドライブコース






今日はアイヴァラ半島を一周するケリー周遊路を走る。B&BのMs. Kathleenのアドバイスに従い、ヴァレンシア島にフェリーで渡り、再びケリー周遊路にもどることとする。
当初の予定とは違うコースになったが、結果的には大正解であった。

ケリー周遊路( Ring of Kerry )は山地と大西洋を楽しむ170kmほどの周遊路



道路に羊の群れが



前半のコースでは右手にディングル半島を望む。







9時55分,半島で最も人口の多いCahirciveenの街



N70( Ring of Kerry )を右折してReenard pointへ



小さなフェリーがやって来た。



おじさんの誘導で乗船、スペース的に積載できる台数は6台位かな?



ヴァレンシア島までは、たった5分の乗船なので車内に座ったまま過ごすうちにKnightstown Harbourに到着



Geokaun Mountain & Fogher Cliffs( Geokaun山とFogher断崖 )に向かって登って行く



Gaokaun山頂から







霧の中からかすかに姿を現わす世界遺産のスケリッグ諸島





Fogher Cliffs展望台から









前方の橋を渡るとPortmage






N70( Ring of Kerry )に戻り、Watervilleの街に到着
海岸保養地として有名で、風光明媚なこの土地をチャップリンは愛し、ここに別荘を持ち過ごしたそうだ。





ケリー周遊路を再び走り、



途中ビュースポットに車を停める。観光バスも団体客を乗せ次々と入って来る



海岸まで牧草地が広がっている







途中いくつかのビュースポットがある



右手にはビーチが広がっている



Sneemの街でトイレストップ



SneemからはR568に入り、山道を進む







Ladies View( 貴婦人の眺め )

ヴィクトリア女王が1861年に訪問した際、この眺めに感動したことにちなんで付けられた





キラーニーの街を通ると、前に観光用の馬車が走っている



Kinsaleに行くまでの途中にあるMacroomという街





今宵の宿、Acton's Hotelに到着



ホテルの前はキンセール港、ヨットハーバーがある
17世紀にスペイン・アイルランド連合軍イギリス軍と戦ったキンセールの戦いの舞台として有名である



到着後、街歩き

メインストリート





上の通りと階段で結ばれている



鮮やかな色合いのB&B



デズモンド城

16世紀に税関として建てられた堅牢な建物。キンセールの戦い時にはスペイン軍が弾薬庫として使った。その後はフランス海軍兵の刑務所として使用されるなど様々な用途で使われた。現在はワイン博物館として使われている。



聖マルトス教会
キンセールの守護聖人の聖マルトスが祀られている。





日本から電話で予約していたシーフードレストランFishy Fishyで夕食





Seafood Chowder
Shellfish and tomato stock, flavoured with tarragon and coriander, finished with a mixture of local fish.

Local Oysters on the Half Shell
Supplied by Jamie at Haven Shellfish, Oysterhaven.

Christy Hurley's Fresh Local CrabCocktail
Served with homemade mayonnasse & organid mixed leaves



Steamed Local Mussels
With fresh basil and lemon butter sauce.



お店の中庭に巨大な海老のオブジェ



食後、外を歩いていると有名店なのかFish&Chipsのテイクアウトに行列ができていた




本日の行程






















アイルランド レンタカードライブ旅行 5日目

2015-07-20 19:12:44 | 2015 アイルランド ドライブ旅行

 本日のドライブコース






朝、エニスの街を散策

宿泊したホテル





オコンネルストリート



オコンネルスクエア



エニス修道院



アビーストリート



9時ホテル発

ディングル半島に向かう予定であったが、昨夜BBCの天気予報を見ると風速が時速46マイル、秒速メートルに換算すると20mを越える。大西洋に突き出した半島の海岸沿いを走り観光する予定だが危険なので、予定を変更しリムリックに立ち寄ることにする。

9時40分 アイルランド第3の都市リムリックにあるジョン王の城駐車場着
徒歩でシャノン川を渡り条約の石へ

条約の石

1690年に勃発したボイン川の戦いは、イギリスの王位争いに端を発し、アイルランドにおけるカトリックとプロテスタントの全面対決に発展した。ジェームス2世に加勢したアイルランド軍は友軍フランスが敗走した後も最後の拠点リムリックを守りイギリス軍は相手に善戦した。1691年ウィリアム3世はついにカトリックの信仰の自由と地位の保証認める「リムリック条約」を結びこの石がそのシンボルとなった。一方、イギリス議会はこの条約を認めず、逆にカトリックを取り締まる法律を定めてしまう。条約を信じていた丸腰のアイルランドはイギリス軍に攻め込まれ、この石はイギリスの裏切りのシンボルなってしまったのだ。-地球の歩き方より-




シャノン川対岸左手がジョン王の城、右手は聖メアリー大聖堂



ジョン王の城





聖メアリー大聖堂



ポテトマーケット



ハント博物館



ジョン王の城近くの中世の佇まいをかもしだす建物

Bishop’s Palace



St. Munchin’s Church



Villiers’ Alms Houses



11時リムリック発

リムリック市内を走り



アデアヘリテージセンターに車をおく。

アデア村はアイルランドで最もかわいい村に選ばれた。



最近、火災があったようで一軒茅葺の屋根がすっかり燃え落ちている。





ヘリテージセンター横のHoly Trinity Abbey Church



キラーニー国立公園にあるロス城を目指し出発 13時頃

だんだんと空模様が怪しくなり



キラーニーでは本降り



ロス城到着 14時40分

霧雨が降っている。強風の為、傘がさせない。





城の前のレイン湖からは遊覧船が出ている。



反対側では馬車が待機している。



道路でも馬車に出くわすことも。



St. Mary's Cathedral



キラーニーのDunnes Storeで夕食購入。ここでも駐車りは有料

今宵の宿はB&B Kathleens Country House





庭園が広い



レセプション






朝食用の食堂



本日の行程





















アイルランド レンタカードライブ旅行 4日目

2015-07-19 15:05:00 | 2015 アイルランド ドライブ旅行

 本日のドライブコース



ホテルを9時チェックアウト
フェリーが発着するドゥリンに9時15分着



昨日訪れたモハーの断崖が見える



10時ドゥリン発、イニシュモア島に11時30分着



船が激しく揺れ、傾くと窓からモハーの断崖が見える。今まで体験したことがない強い船酔いで、トイレに何回も駆けつける。1時間40分ずっと拷問を受けているようだった。途中、ふたつの島で停船し3つ目がイニシュモア島である。




島内の交通手段はミニバス、馬車、自転車である。





ミニバスで島内観光をする

ハイクロス




妖精の家






ドン‐エンガス(Dun Aengus)

アイルランド西部、ゴールウエー湾に浮かぶアラン諸島の一、イニシュモア島にある先史時代の遺跡。島の南側、海面からの高さが100メートル近くある断崖の上に半円形の石壁が残っている。古代ケルト人が築いた砦か神殿と考えられ、最も古い部分は約2000年前のものとされる。ダンエンガス。ドゥーンエンガス。-コトバンクより-


断崖は這いつくばって下を見る









カラフルな土産店




ナ‐ショフト‐ジャンピル【Na Seacht dTeampall】 セブンチャーチズ( 英語名 )

アイルランド西部、ゴールウエー湾に浮かぶアラン諸島の一、イニシュモア島にある中世の教会跡。島の西部に位置する。9世紀から15世紀にかけて建てられた。ゲール語で「七つの教会」を意味するが、教会は二つだけで、残りは修道士の住居であるとされる。また、聖ブレコンが埋葬されたといわれている。-goo辞書より
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16時発のフェリーに乗船、拷問に耐えながらドゥリン着17時30分
今宵の宿、エニスにThe Temple Gate Hotelに向かう。
女子修道院を改装したホテルで、本館はかつて教会だった。
19時着



夕食は近くにある大型スーパーチェーンDunnes Storeで惣菜を買う。



部屋で夕食



本日の行程