goo blog サービス終了のお知らせ 

2006-01-15 12:30:19 | livre
いや、大きい本屋に行くとダメですね。
立ち読みちらっとしてもうちょっと続き読みたいな、と思うのは買いたくなりますよね。

「武士道」(新渡戸稲造)を探しにいったのですが、本屋を出るときには2万円弱分の本を購入していました。
もちろんそんな現金を持ち歩いていなかったのでカードで買い物。
カード怖い~~無駄遣いの温床か?

しかし買った本は仕事にも関係するような本だったり、ちょっと日本がらみのやつ(国語とか興味のある事柄)だったり、今すぐ読まなくても後々までゆっくり読んでいけるようなものばかり。先買いしたと思えば、安い買い物かも?(正当化)

火星年代記

2006-01-07 22:54:23 | livre
実は、昔、結構くりかえし読んでいた「火星年代記」。(一つ一つの話が短い。年代記というとおり、年を追っていろんな話が納められている。)

一つ一つは短いけれど、全体として、なんとなく統一感があるような、やっぱり火星という世界を借りて展開されるからかもしれませんが、著者であるレイ・ブラッドベリのメッセージが見え隠れしますね(というかバンバン出ていますか)。人間社会に批判の目を向けているような。いろいろ考えさせられます。

そのメモリアル・エディションというのがつい最近出ていたことを全く知りませんでしたが、アマゾンで火星年代記を検索すると、それが出てきました。先月末ぐらいの発売だったようです。

DVD3枚組というのがすごいですが(何しろ300分のドラマ完全収録らしい)、値段もなかなか...
16800円、DVD枚が5000円ちょっとという計算でしょうか。

少し心が揺れましたが、はたと思いとどまりました。本持ってるし、読み返してイメージを膨らませばいいじゃない、ということで。

16800円もあったらそこそこいい服が買えるじゃないですか。
アウター価格ですよ。ボトムスも結構いいのが買えるし。
だから、やめ。
限定2000セットに心動かされてはいけない...

アマゾンの「火星年代記:メモリアル・エディション」

あと、あまり関係ないかもしれませんが、よく読んでいた頃、読書のBGMにツェッペリンの「フィジカル・グラフィティ」のDisc2をかけて読んでいました。なんか雰囲気あうんですよね、というよりも、かけながら聞いていたので、雰囲気合うなぁ、と思うようになったのかも知れませんが...初めから終いまでいい感じです。Ten Years Goneとかまた聞きたいなぁ...もう「フィジカル・グラフィティ」は持ってないので、今度レンタルCDで探してみよう。

意味がなければスイングはない

2006-01-01 09:52:37 | livre
意味がなければスイングはない
という、「スイングしなけりゃ意味ないね」を連想させるタイトルの本を村上春樹が出していることにこの2006年、気づきました。

アマゾン見てたらあったので。

最近出たみたいですね。

十篇収録されているようです。

ブライアン・ウィルソン、ブルース・スプリングスティーン、スタン・ゲッツ、スガシカオ、それにシューベルトなどが取り上げられているようです。

文庫で出ていたら買いたいけれど、しばらく様子見ようかな。
図書館とかに入っていたら是非借りて読んでみたい本。

吉田自転車

2005-12-29 16:51:41 | livre
自転車つながりが続いています。
ブログは書き出すとどうも何かひとつのことに偏りがちな傾向があります。
まんべんなく更新できない自分にあきれるのを通り越して感心してしまいます。

さて、吉田自転車という本なんですが、まだ読んだことはないものの、これも雑誌自転車人に載っていて、気になっています。
吉田戦車が著者。
実は吉田戦車の本は読んだことがないのですが...

サイトを見ると面白そうな感じだったので。

自転車つながり

2005-12-24 20:29:10 | livre
自転車人、という雑誌を以前紹介したと思いますが、季刊らしく、秋冬号の第二号が出ていました。

輪行術やツール・ド・フランスなどの特集記事を中心に読んでいましたが、エッセイや本の紹介などがある後半部分の読み物もなかなか読み応えがあります。

そこで紹介されていて気になった本が「銀輪の覇者」という本。
ミステリらしいです。

昭和9年という時代設定。
本州縦断自転車レース。

いろんな思惑が絡むそうです、軍部とかそういうの。時代的にも胡散臭い、いや、きな臭い時代。ミステリの香りがしますね、これは。

とはいえ、紹介文だけなのでどんな文体なのか立ち読みして見て面白そうだったら買いたいところですが、また本屋に行ったときにでも名前を覚えておいて確かめてみようかな、と思います。

自転車人、なかなかいい雑誌。

自転車人

2005-09-18 13:22:59 | livre
先日、雑誌「自転車人」というのを見つけ、購入。

まだそんなに読んでいないけれど、パラパラめくって読むのにちょうどいいかな、という感じです。

自転車といえば、今住んでいるところのことをいまだによく知らないので、近所のスーパー(専門店が入っているのはデパートというのでしたっけ?)の自転車屋さんにメンテナンス的なこともお願いできるんですか?と聞いてみたら、
「(お客さんの)ルイガノとかは取り扱いメーカーがうちと違うので、市役所の近くの自転車屋さんに行ってみては?」
と言われてそこまで出かけてみました。

すると店主曰く、実はここらにあまり自転車専門店的なところは少ないということだそうでした。で、結構敷居が高くないようになるべく安め安めで修理などをして長く自転車を愛用して乗ってもらいたい、という方針だそうです。

近所にいいところを見つけました。

名刺をいただきました。たぶんまたお世話になるでしょう。
オーバーホールもちょっと考えています。

少しずつ近所を探検して、居着けるように自分の生活環境を整えていこうと計画中です。

ホミニッド(原人)

2005-08-13 17:09:12 | livre
ロバート・J. ソウヤーの小説、ホミニッド(原人)を読み終えました。
こっちに帰ってきて、そういえば読んでいない本が何冊か、というか、何冊も残っていたなぁ、と思っていくつか見た内の一冊。
平行宇宙もの、量子コンピュータとか出てきます。

読み終えて知ったのですが、これ、3部作の第1部なんですね。
一冊完結ものの方が好きなのですが...

ロバート・J. ソウヤーといえば、他に、ゴールデン・フリースとターミナル・エクスペリメントを読みました。

こっちはコンピュータ相手の話だったかな。
ターミナル・エクスペリメントは人格コピーの話だったかな。
そんなに昔の話じゃないのに記憶があやふやです。

ゴールデン・フリースは2001年宇宙の旅の人VSコンピュータの図式を増幅したような感じだったかな。結構刑事コロンボみたいでおもしろかったような気がする。

で、ホミニッド。

うーん、微妙かな。
おもしろいとは思うけど。
続きを買うかというと、まだ?です。

とりあえず、次はグレッグ・イーガンの「しあわせの理由」を読んでみます。
こっちは短編集?だったはず。

問題「な」日本語

2005-08-06 09:12:13 | livre
今日本語ブームだそうで(ブームというのか?)
それ系の本もよく店頭に並んでいます。

もう、ブームも収まってきたのかな?
とにかく、何冊か買いました。

「問題な日本語」というやつを読んでいます。
明鏡国語辞典の編者である北原保雄編の本です。(大修館書店)
ATOKでも明鏡国語辞典はインストールして使っています。

いろいろ問題「な」日本語を紹介していますが、指摘されておもしろいと思ったのは、

「全然~ない」

というところ。「全然OK」などと否定を伴わない使われ方が問題とされて久しいかと思いますが、もともと発祥の地である中国では否定に限らず用いられていたようです。この本でも、夏目漱石や芥川龍之介といった作家の用例を紹介し(三四郎と羅生門から)、必ずしも誤用でないことを示している。

問題になるのは<とても><非常に>という意味で使うときらしいのですが、実態を見ると、相手に対して「あなたが思っていることとはちがって」、全然平気、などと使うことがほとんどで、単に強めというわけではないようです。「二つのものや事柄を比較して」、さっきより全然よくなった、などと使うこともあるようです。断然との類似から広まったものでしょう、と紹介されていました。

なるほどなぁ、と思いつつ、もっぱら、そういった内容の合間合間にある4コマや2コマのマンガを読んでいるのでした...

夏になると

2005-08-06 08:56:57 | livre

夏が来ると、昔はきまってSF小説を読んだものです。
よく行く本屋さんにSFの棚があり、海外SF中心でしたが、結構品揃えも豊富でした。

アーサー・C・クラーク、アイザック・アシモフなど定番ものもあれば、フィリップ・K・ディックとかちょっと怪しげなSF(失礼;)も置いていました。

結構いろんな作家を読みましたが、フィリップ・K・ディックは結構はまりました。
短編集がよかったのかな。
その影響で読みにくい(失礼)長編もサクサク読みました。
この人、よく映画化ネタになっているようですね?

「ブレードランナー」(アンドロイドは電気羊の夢を見るか?)
が有名ですが、
最近ではスピルバーグが監督(でしたよね?)トム・クルーズ主演の
「マイノリティ・リポート」(少数報告)
とか。

そのほか結構前のではシュワちゃんとシャロン・ストーンが出ていた
「トータルリコール」(追憶売ります)
とか。

まだまだあるようですが、この現実って何?みたいなテーマが多いこの人、
他の映画でもそれ系のニオイを感じさせるものが結構あります。
どれが真実?虚構と思っていたら実はそっちが本当だった、とか。

原作ではないけれど、そのニオイが感じられる作品に、
12モンキーズ(ブラッド・ピットが好き)
ゲーム(マイケル・ダグラスかわいそう)
トゥルーマン・ショー(ジム・キャリー切ない)
未来世紀ブラジル(あのロバート・デニーロが出ています)
などなど。

まだあるかな。今ぱっと思い出すのはこういう感じですね。
だけど、フィリップ・K・ディックっぽい、といっても、この、何が本当で、何が嘘なのか、現実と非現実が入り交じって訳がわからなく...というのはディックに限らずSF定番の設定なのかも知れません。

しかし、ディックってほとんどそういうのばっかりだったような...
で、上記の映画を結構おもしろいと感じた人が原作に当たると、評価はまっぷたつに分かれるような気がします。
いや、ほとんどの人は「わけわからないー」となるかも知れず...

ディックは短編集がいいでしょうね。