実は、昔、結構くりかえし読んでいた「火星年代記」。(一つ一つの話が短い。年代記というとおり、年を追っていろんな話が納められている。)
一つ一つは短いけれど、全体として、なんとなく統一感があるような、やっぱり火星という世界を借りて展開されるからかもしれませんが、著者であるレイ・ブラッドベリのメッセージが見え隠れしますね(というかバンバン出ていますか)。人間社会に批判の目を向けているような。いろいろ考えさせられます。
そのメモリアル・エディションというのがつい最近出ていたことを全く知りませんでしたが、アマゾンで火星年代記を検索すると、それが出てきました。先月末ぐらいの発売だったようです。
DVD3枚組というのがすごいですが(何しろ300分のドラマ完全収録らしい)、値段もなかなか...
16800円、DVD枚が5000円ちょっとという計算でしょうか。
少し心が揺れましたが、はたと思いとどまりました。本持ってるし、読み返してイメージを膨らませばいいじゃない、ということで。
16800円もあったらそこそこいい服が買えるじゃないですか。
アウター価格ですよ。ボトムスも結構いいのが買えるし。
だから、やめ。
限定2000セットに心動かされてはいけない...
アマゾンの「火星年代記:メモリアル・エディション」
あと、あまり関係ないかもしれませんが、よく読んでいた頃、読書のBGMにツェッペリンの「フィジカル・グラフィティ」のDisc2をかけて読んでいました。なんか雰囲気あうんですよね、というよりも、かけながら聞いていたので、雰囲気合うなぁ、と思うようになったのかも知れませんが...初めから終いまでいい感じです。Ten Years Goneとかまた聞きたいなぁ...もう「フィジカル・グラフィティ」は持ってないので、今度レンタルCDで探してみよう。