*** june typhoon tokyo ***

第45回明治神宮野球大会 結果

 11月14日より開幕した第45回明治神宮野球大会の優勝校が決定。

 高校の部は仙台育英が浦和学院を4対1で破り、来春の選抜高校野球大会の神宮枠を東北にもたらした。大学の部は東都と東京六大学の争いとなったが、東都の駒澤大学が5度目の優勝を飾った。







◇◇◇

≪高校の部≫
決勝 11/18(火) 第1試合 試合開始:10:31 終了:12:43
【球審】石崎【塁審】桜井、畠山、玉置

仙台育英 100 010 200 4
浦和学院 001 000 000 1

【勝】
(仙)佐藤世
【敗】
(浦)小倉
【バッテリー】
(仙)○佐藤世-郡司
(浦)●小倉、桑原、江口、今村-西野
【本塁打】
(仙)平沢1号2ラン(7回)

≪大学の部≫
決勝 11/19(水) 第1試合 試合開始:12:00 終了:14:26
【球審】石川【塁審】秋山、宇佐美、深沢

明治大 000 000 000 0
駒澤大 000 001 02x 3

【勝】
(駒)今永
【敗】
(明)山崎
【バッテリー】
(駒)東野、○今永-高橋亮
(明)●山崎、柳-坂本
 
◇◇◇

 大学の部は駒澤大学が優勝した訳だが、8回裏に疑惑の判定があり、ちょっとすっきりしないところもあった。


※ 該当箇所は11:00あたりから

 駒澤大学が1-0の1点リードで迎えた8回表、明治大学の攻撃。駒澤大学の投手・今永から2死満塁のチャンスを作り、打者は糸原。インコース高めのボール球に対し、打ちに行きながら避けると手首にボールが当たりフェアゾーンにボールが転がる。糸原はそれから走り出すが、その途中で球審は死球を宣告。これに駒澤大学が猛抗議し、審判団が協議。その結果、手には当たったが、打者・糸原のスウィングとみなして三振、スリーアウトチェンジへと判定が覆る。明治大学も抗議をするが、受け入れられずに追いつくチャンスを逃すと、緊張感が切れたのか、8回裏にショートとレフトの間にポトリと落ちる間に(記録はヒット)2者が還り、3-0となって勝負あった。

 このプレー、打者の一番近くにいた球審が死球を宣告したということもあり、ここで判定が覆るのは、明治側としては納得がいかないところだろう。たとえば、カウント2ストライクの打者の次の投球を球審がボールとジャッジした後、その判定に納得いかない守備側のチームが抗議をした結果、その抗議を認めてボールの判定をストライクと変えてその打者三振にしてしまうようなものだからだ。(ちなみに、死球の場合は即座に、スウィングで三振の場合も打者に投球が触れた瞬間にボールデッドになる)
 ジャッジとしてはどちらとも取れそうな状況だけに、球審の判定が困惑を呼んでしまったといえる。

 ただ、この判定に抗議した駒澤大学のコーチ(51番)が球審に対してヘルメットを叩きつけて抗議の意を示したことに対しては、球審は自分の判定に分が悪いと感じたのか流してしまっているが、それはそれとして毅然とした態度を取らねばならないと思う。(判定に対するコーチの気持ちは解からなくはないが)

 明治大の山崎は結果3失点となったが、エラーと不運な2塁打によるものということで、ナイスピッチングといっていい。それ以上に、駒澤大の東野と今永の投手リレーが良かったということだ。

 東都大学と東京六大学との頂上決戦は、今年は“実力の東都”が制して、明治神宮大会の幕を下ろした。










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