6月12日に神宮球場で行なわれた第59回全日本大学野球選手権の準決勝2試合の結果、東海大が慶應大を5対0で、東洋大が八戸大を5対1でそれぞれ破り、決勝戦へと駒を進めた。慶應が東海大に敗れたことで、東京六大学連盟の二連覇はなくなった。
首都大学と東都大学という実力上位の連盟の代表による決勝。この対戦は2年前の2008年と同じで、その時は東洋大が優勝を飾っている。
東海大は2001年の優勝以降、2007、2008年と決勝進出も準優勝に甘んじてきた。しかも、相手が2年前に敗れた東洋大とならば、リヴェンジへの気持ちが相当強いことは間違いない。一方、東洋大は“実力の東都”の威厳を守るべく、東海大を返り討ちにしたいところだ。
これまでの結果を見てみると、九州共立大や東北福祉大などの強豪が初戦で敗退する一方で、北海道・東北勢の活躍が目立った。特に、国立大学の北海道大学は初のベスト8に進出、準々決勝の八戸大との対戦もサヨナラ・ホームランで敗れはしたが、4強進出もあるかと思わせる好ゲームを展開し、話題を振りまいた。
決勝は明日、明治神宮野球場で13時プレイボール。
◇◇◇
□ 決勝までの道のり
≪第1日≫ 6月8日
白鴎大 1-8 東海大
(8回コールド)
福岡大 4-6 東日本国際大
大阪学院大 5-9 金沢学院大
中央学院大 2-0 九州共立大
桐蔭横浜大 1-0 愛知学院大
佛教大 2-0 東北福祉大
広島経済大 4-3 三重中京大
四国学院大 1-3 北海道大
≪第2日≫ 6月9日
大阪体育大 0-11 東海大
(7回コールド)
同志社大 1-0 東日本国際大
中央学院大 5-4 金沢学院大
慶応義塾大 2-1 桐蔭横浜大
東亜大 1-2 函館大
奈良産業大 3-1 西日本工業大
八戸大 3-0 佛教大
≪第3日≫ 6月10日
同志社大 0-7 東海大
(7回コールド)
慶応義塾大 6-0 中央学院大
北海道大 3-1 広島経済大
東洋大 3-2 函館大
奈良産業大 1-8 創価大
(8回コールド)
≪第4日≫ 6月11日
八戸大 4-3 北海道大
創価大 2-5 東洋大
≪第5日≫ 6月12日 準決勝
慶応義塾大 0-5 東海大
東洋大 5-1 八戸大
≪第6日≫ 6月13日 決勝
東海大 × 東洋大
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