時事放談  野次・喜多 珍道中談義

おなじみ、野次さん・喜多さんの歯に衣着せぬ時事談義

品位ある報道?

2007年02月23日 22時12分56秒 | Weblog
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私の見た23日午後国会質疑とNHK報道

お客さん> 23日集中予算審議国会中継をいつものように、朝からずーっと
    流しBGMとして聞いていた。
     その晩、NHKでのニュース報道では「私の聞いた質疑の感想とは
    かけ離れた印象の安倍総理と柳沢大臣の答弁だけをいかにも国民の為の
    答弁が如き印象になるような編集で流していた。
     驚くべきは野党の質問者の映像は一切流さず、触れずに、首相と大臣
    の答弁映像のみの、当たり障りの無い場面だけを流していたのである。
    さすが政府腰巾着のNHKだけあって、こんな片手落ち報道を平気で
    流す、その厚顔無恥な姿勢に、今更ながら驚かされる。
     確かに間違ってもいないしヤラセともいえない!
    しかし、実際との受ける印象はまるで別物であった。
    こんな報道・ニュースを視聴料を強制徴収されて見せられては、百害
    あって一利なし!と言えよう。

    NHKは直ちに猛反省して「報道の本分」に戻るか?
    完全な民営化をするべし!

前回ブログ記事
国会質疑ウォッチ!23日午後国会質疑を見て
参照


国会質疑ウォッチ!23日午後国会質疑を見て

2007年02月23日 16時58分16秒 | Weblog
首相、労働者派遣法改正に含み 「偽装請負」問題で(朝日新聞) - goo ニュース

 民主党・枝野氏の質疑前段として、政治資金規正法の公表問題で小沢代表の公表を踏まえての質問で閣僚事務所費の公表問題で、安倍首相は逃げの一点張りで出だしから完全に民主党の勝ち。
 もっと突っ込んでも良いくらいのところ、あっさりと「本題」として経済諮問会議委員キャノングループ御手洗氏の偽装請負・派遣法違反の問題に入り景気回復・雇用問題に関する問題として追及、これにも厚生労働省柳沢大臣及び安倍総理は「個別企業の問題」として逃げの一点張り、「派遣法自体がザル法」の追求にも逃げの一点張りで逆切れ寸前にまで追い詰められるも「個別企業の問題」で逃げ続ける。
 結果は安倍首相のこの問題に対する「指導力の無さ」と「認識の甘さ」「逃げの姿勢」だけがクローズアップされ民主党枝野氏が正論。
 景気回復・勤労者への所得還元波及という側面からの切り込みでは、枝野氏の主張を認めながらも、自動車業界の事例を挙げ自己の正しさを主張(他力本願の逃げ解釈を披露)。
 枝野氏はその矛盾点を挙げながらキャノン御手洗氏の国会への証人喚問を提案して質疑を終える。

 続いて民主党・原口氏が労働改革・労働問題として内閣府虚偽答弁問題から入るも、淡々と与党・政府との共通認識を探る手法の国会質疑。
 グイグイと安倍首相を追い詰めるが如き枝野氏の質疑と対照的に淡々と共通認識を探る(後の追求項目を探る手法か?)質疑を続けるも、建設的議論の摺り合わせという意味合いでの評価は出来ても、個人的には民主党若手論客と自民党若手首相との質疑と言う意味合いでの「丁々発矢の質疑」を期待していた観点からは、「下請けイジメ」などの刺激的な言葉が出ても決して挑発的ではない原口氏の「あえて抑えた」迫力不足は否めない。

 全体としては安倍総理の「指導力の無さ」・「逃げの姿勢」だけが目立ってしまっていたというのが個人的意見。
 民主党・川内ひろし氏の関連質問で司法制度改革に通ずる質問で委員長の「安倍
晋太郎君!」(寝ボケていたのか?)の間違いコールに爆笑から始り、労働・支援問題に入るが、これは野次馬的に見て面白くなかった。

 共産党・佐々木氏及び社会民主連合の労働問題に関する質疑。
絶滅危惧(笑)の社会主義・共産主義を日本的な野党として、未だに野党として愚民受けしやすい質疑に相変わらずの両氏。
古き好き日本を未だ継承する野党として頑張って下さい。(笑) 

 国民新党糸川氏(この人初めて見た時には新人かと思いきや、この数時間後にこの御仁が、毎日新聞が取材データを流出した事件の当人、糸川議員であった事がわかる。)の質疑も古き好き日本を未だ継承する元与党として頑張って下さい。(爆笑)
毎日新聞が糸川議員の取材データを流出 記者処分へ

 国会質疑全体として見て。

 枝野氏の迫力ある質疑は面白かったものの、民主党・若手は建設的な議論のすり合わせに重点を置き過ぎて理念・理論を重視し過ぎて面白くなく、民主党若手論客が与党若手・無能内閣と同様の実力を秘めている事は十分に解った。
 国民・賢民が望ものは、与党若手内閣政府や過去の官僚・中央官僚言いなりの新進党内閣の「指導力の無さ無能さ」を超えた力量ある新たな野党または与党の登場であろう。
 すなわち現与党政府なども超えた官僚・中央官庁・民間企業をも動かせる実力ある政権政府の片鱗であろう。
 願わくばそうした二大政党の登場を願って止まないが、ソレは現与党・野党のいずれも感じられない。 
 そうした能力の感じられない「指導力の無さ」・「逃げの姿勢」だけが面白く思えてしまった国会質疑だった。