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公園アワードの公園で移動運用

2022年05月30日 19時22分05秒 | アマチュア無線

釣竿アンテナのテスト運用も兼ねて公園アワードの公園でテスト運用をしてみました。素早く設営して運用、撤収後また次の運用地へ。以下に早く設営撤収ができるか?そこを試してみようと思ってのテストです。


愛知県瀬戸市 瀬戸市民公園(PK20-45/JCC#2005 GL:PM85MF)

この公園は野球場や陸上競技場などいろんな運動施設がある大きな公園。学生の時にはココの陸上競技場で何度も走ったなー。地域の大会が行われたり土曜日に部活の練習時に貸切で使ったり。苦しい練習を思い出す公園です。

公園駐車場の片隅が空いていたので安心して設営開始。朝が早かったからか駐車場は比較的空いていてよかった。垂直系のアンテナなので車1台分あれば問題なく設営・運用出来ますがあんまりキュンキュンだと設営しにくいし。さぁアンテナ設営開始。8.1m長の渓流竿に約7.6mのビニール線をはわせます。竿の先端が随分細いから電線の固定方法を考えなくちゃ。今回は緑色の養生テープで固定。竿を車の天井に取り付けた竿固定用塩ビパイプに差し込んでエレメントの電線を自作コイルのバナナ端子へ差し込む。アースは先日作ったアルミのマグネットシートに接続してあるからこれで設営完了。アンテナの設置は約5分。以前使っていた踏みたてポールじゃないのでとても簡単です。一日の間に複数の場所を移動運用しようと思うと設営撤収は簡単にこした事はないです。時間が掛かると面倒で移動しなくなってしまいますから。

運用を開始します。まずはアンテナ調整。コイルのタップを調整します。約7.6mのエレメントなのでコイルの調整位置はほぼ最下部。試してみると4巻目程でSWRは1.5以下になりました。無線機IC-705直後にアンテナチューナーElecraft T1を入れていますがスルー状態でSWRが落ちていたので7MHz/CWの運用ではスルーで運用します。以前の移動用釣竿アンテナはみのむしクリップでコイルの調整をしていたので時間が掛かったけど大型洗濯ばさみを使ったお陰で調整が簡単になっています。

最初は出力10wで運用を開始しましたがIC-705に直射日光があたっていた事もあってかすぐに無線機の温度が上昇。5wに落とすも温度はなかなか下がりません。上昇はしなくなりましたが下がらないので少々心配。無線機に直射日光があたらないようにして温度上昇を気にしながら運用しました。

50分ほどで30qso。沢山の皆さんに呼んでいただいて感謝です。

設営開始の頃は駐車場に空きが沢山あったのですが運用終了後の50分後、駐車場には沢山の車が停まっていました。野球をする人や体育館で色々なスポーツをする人が沢山来園してきたのでしょう。撤収を開始します。アンテナの撤収は約3分。すぐに次の移動地へ・・・


愛知県名古屋市守山区 東谷山フルーツパーク(PK20-175/JCC#200113 GL:PM85MF)

東谷山フルーツパークは名古屋市で一番高い山である東谷山の麓にある公園。いろいろな南国の植物などが大きな温室で栽培されています。施設内には入っていませんが駐車場をお借りして運用しました。こちらも設営はあっという間。アンテナの設置は3分位でしょうか。自動車での移動運用、簡単で楽しくなっていきます。モビホでの運用も簡単でいいですが釣竿上げた方がよく聞こえてくるような気がしてこちらを選択します。今回はアンテナエレメントのビニール電線をヘリカル状にくるくる巻いてみました。上部は養生テープで固定しましたが中間部の固定を必要としないように。このほうが簡単ですよね。

このシステムで運用開始。あまりコンディションが良くないのかな?そんなに沢山呼ばれませんでしたがそこそこ。ローカルでいつもお世話になっているHTD局(MACさん)にも呼んでいただきました。基本、Ctestwinを使ってCWを送出していますが定型文以外を送る時は当然パドルで。電信を27WPM程度で送信していたし突然だったので下手くそなパドル操作になってしまってとても恥ずかしかった。笑!他の局との交信もパイルになっていなかったら名前の交換とかするけど日頃お世話になっている局なのでもう少し深く交信しようと欲を出したのが失敗だった。HTD局、またV/UのSSBやFMでゆっくりお願いしますね。ここでは10qsoでした。ゆっくり運用したかったのですがお昼までに自宅に一度戻りたかったので早々に引き上げ。

でも試したいことがありまして少しだけ実験。ハイバンドでの運用が可能かどうか?当然このアンテナで17mや15mでの送信は出来ないのですが。繋いであるアンテナチューナーを使って可能かどうかを試験します。アンテナチューナー「Elecraft T1」を使って同調するか確認。18MHz,21MHz,24MHz,28MHz,50MHzと希望の周波数で運用可能が確認できました。SWRは下がるけどアンテナとしての実力はどうかわかりませんけどね。9年以上前の時はエレメントをタップで切り替えたり目的周波数の長さのエレメントを複数はわせて運用した実績もありますけどね。色々試してみるのが面白い。

過去の記事にも記していますが私は知識がそんなに沢山あるわけではないので実験して成功失敗を楽しんでいる感じでしょうか。Blogにアップしていないテストでの失敗も沢山。失敗記事もいつかアップしてみたいものです。このアンテナとチューナーで18MHz/CWの移動局が聞こえていました。コードが04だったので秋田県。ざっくり500kmほどの距離。強力な信号だったのでいけるかな?2回目のコールで応答あり。嬉しかったですね。VTE/7局、ありがとうございました。

先日も書きましたがパドルは足にくくりつけたこんなパドルを使用。操作時に左右に動くことがないので安定して電信を打つことが出来ます。100均で打っているベルトで固定しています。自分の足のサイズに合わせてベルトをカット。100均製品なので躊躇せずにカット出来て嬉しい。いろいろ試す中で100均製品は本当にありがたいです。


愛知県尾張旭市 森林公園運動広場(PK20-167/JCC#2029 GL:PM85MF)

ここは今回の移動運用で常置場所から一番近い運用地です。お昼ご飯を食べに自宅に戻って改めて出発。アンテナは同じく釣竿アンテナ。無線機は常置場所のIC-7300Mを持ってきました。電源はソーラーで充電した密閉式カルシウムバッテリー。Maxで50W出力に挑戦します。50W出してもSWRは1.5以下。チューナーはMax20Wまでなので使えないので他のバンドは使えないです。今後の検討課題ですね。チューナー無しで他バンド化。昔のように運用できるように検討中です。アースがしっかりしていて1/4λより少し短いビニール線をエレメントにはわせればボチボチ使えた記憶があります。また試してみたいですね。この実験的な運用で無線機を壊さないように気をつけなくちゃ。(過去に経験しているので・・・/ファイナル破損ってやつですね)

午前の運用と比べてコンディションがアップしているのか?それとも出力アップのお陰か。もともとQRP好きで山や島から5W以下で運用するのが好きだった私です。今でもその気持ちは変わりませんがやはり出力の差は大きいのかもしれません。立て続けに呼ばれ続けました。約1時間40分で58qso。レート的にそんなにすごい訳ではありませんがかなり呼ばれて満足!500Km圏内が多かったですがHLからもコールがあり楽しむことが出来ました。


愛知県尾張旭市 城山公園(PK20-31/JCC#2029 GL:PM85MF)

先ほどの午後の運用システムで運用を行いました。アンテナの設営に時間が掛からないって事が運用地変更を可能に。昔は「道の駅」の移動を1日数箇所ってよくやりました。そんな10年以上前の移動スタイルを思い出しながらこの日は運用を行いました。ただ昔と違うこと。昔はこのHFの移動と併せてサテライトも運用していたこと。今回も考えましたが衛星の飛来時間を考えてHFも運用してというのは結構負担になるので今回はHFのみでの運用。バッテリーも2本しかないので両方の無線機で長時間の運用は厳しいかな?晩御飯の時間も近いし短時間でと思い運用しました。

こちらも1時間20分ほど運用しましたが43qsoすることができました。やはり出力の差は大きいのかな?QRP5w-10wのCQと比べると沢山呼ばれたような気がします。昔、島から移動したときどんな運用方法をしていただろう?昔を振り返るばかりです。このような垂直アンテナにカウンターポイズとか。ダイポールを張ってとか。いろいろ試していた記憶はありますけど。当時は折りたたみ式のソーラーパネルを島に持参してソーラー発電で随分と楽しみました。今のように安価で優秀なリチウムイオンバッテリーがなかった時代。ソーラーは心強い電源でした。


色々振り返りながら楽しい無線三昧の一日を過ごすことができました。

交信頂いた皆さん、ありがとうございました。hQSLをお使いの局にはhQSLを。その他の局には紙ベースのQSLカードをお送りします。hQSLが届いた局の方で紙のカードが必要な方はコールサイン@jarl.com(JP2UFW)までメールを頂けると助かります。JARL経由で送付いたします。

今後とも宜しくお願いいたします。

移動先からの和文電信も始めようかな?と思っています。

 

 

 



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