コンクラーベとは、新しいローマ教皇を選出するための会議のこと。”カメルレンゴ”と呼ばれる職務代行者が、この選挙会を招集することになっています。ヨハネ・パウロ２世の死去に伴い、没後１５日が経過した為、次期ローマ教皇を選出するための会議がバチカン内部で現在進行中だ。このコンクラーベ、参加し投票する権利のある有権枢機卿の中で三分の二の賛成票を得る者が出るまで、ずっと投票は続くんだそうです。まさに「根競べ」！というダジャレは使い古されているので、ほどほどに～
”コンクラーベ”には、「鍵を掛ける」という意味があるんだそうです。会議を行う部屋に鍵が掛けられ、新教皇が決まるまで枢機卿は部屋に閉じこめられるところから、その名が付いたみたい。これぞ、枢機卿たちの”根競べ”だ～
さて、「コンクラーベ」「カメルレンゴ」という言葉にピンとくる人も多いと思います。そう、大ヒットした「ダ・ヴィンチ・コード」の前作「天使と悪魔」で描かれていた、まさにあのコンクラーベだ。「天使と悪魔」では、コンクラーベの真っ只中で未曾有の大事件が発生してしまいます。「ダ・ヴィンチ・コード」と同様、知的な面白さがあり、スリルとサスペンスの畳み掛け方はこちらの方が上かも。もちろん、ロバート・ラングドンも大活躍。寝不足覚悟で読んでみてください。オススメです。
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