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ホステージ 生ブルース登場!

2005年05月23日 | 映画レビュー
「助ける命を選べるか。」

「ホステージ」のジャパン・プレミア試写会に行ってきました。ブルース・ウィリスが「シックス・センス」以来、6年ぶりに来日。舞台挨拶を行いました。新宿歌舞伎町のシネシティに特設セットを組み、レッドカーペットにブルース兄貴が登場!カッコ良かったです。新宿区長さん、ブルース・”ウィリス”です。”ウィルス”ではありませぬ(いまだに間違える人多いですね)。


原題の「Hostage」って”ハスティッジ”という読み方なんですが、邦題は「ホステージ」・・・ブルースのアクション映画のタイトルとしては、まぁ”らしい”かな。

さて、映画は最近はやりの?交渉人を主人公にしたサスペンス・アクション映画。元ロス市警の敏腕人質交渉人であったジェフ・タリー(ブルース・ウィリス)は、現在は小さな町の警察署長。ある日、3人の若者による人質事件が発生。それと同時に、謎の男からの電話が彼の元にかかってくる。その男は、彼の妻子を人質にしたと言い、人質とある物との交換を求めてきたのだ。二つの人質事件の間に挟まれた彼は、どのように事件を解決に導いていくのか。

というベストセラー小説の映画化なだけに、プロットはとても面白く、映画も十分楽しめる作品に仕上がっていると思います。オープニングはなかなか凝っているし、それなりに大作感も出ている。が、犯人、特に主人公の妻子を誘拐する側の描き込みが足らないせいか、どうもすっきりしない感じがしました。印象的だったのは、邸宅に篭城する側の犯人の描き方。これは怖い。まさにサイコというか、キレたら何を仕出かすかわからない不気味な恐ろしさがあります。まるで、サイコ・ホラー映画な展開だ。

人質の少年が、まるで「ダイ・ハード」な行動を起こすところは思わずニヤリ。携帯電話で邸宅内部の少年と連絡を取るブルース兄貴は、”アル・パウエル巡査”ですな。

ブルース兄は、今年公開予定のはずのロバート・ロドリゲス監督作「SIN CITY」で好演しています。そして次なる作品が、来年公開予定の「ダイ・ハード4.0」(なぜ”4.0”かは不明)になると、ブルース本人が舞台挨拶で言ってました。

独断評価:★★★☆

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