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批判すべきでない」元フィリピン大統領が地元紙に寄稿、中韓と同調せず

2014-01-07 | 国際(アジア)

 

 

「批判すべきでない」元フィリピン大統領が地元紙に寄稿、中韓と同調せず

2014.1.7 00:27 (1/2ページ)[アジア・オセアニア]


 フィリピンのラモス元大統領は同国の有力紙「マニラ・ブレティン」(4日付)に寄稿し、安倍晋三首相の靖国神社参拝に中韓が猛反発している問題で、フィリピンは中国に同調した日本批判をすべきでないとの立場を示した。

 ラモス氏は、最近の日中間の対立を「地域・世界政治における互いの影響力の減衰を図る行動」とするとともに、「アジア太平洋で起きている新たな冷戦の一環だ」と位置づけた。

 同氏は、旧日本軍の占領支配を「現在も遺憾に思う」としつつも、「われわれが中国と同様に悲憤慷慨(こうがい)したり、(日本に)厳しい態度をとるのは適当だろうか」と問いかけた。また、「恨みを抱き続けてわれわれの未来が危険にさらされてはならない」と強調し、参拝を問題視する必要はないとの姿勢を明確にした。

 ラモス氏は1992~98年の大統領在任中、日本などから直接投資を積極的に呼び込み、低迷していた国内経済を発展させた。

 http://sankei.jp.msn.com/world/news/140107/asi14010700290000-n1.htm



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