さて、横浜美術館のコレクション展、「全部みせます!シュールな作品 シュルレアリスムの美術と写真」 を見たことでシュルレアリスムのことをあれこれ考えたというお話の続きであります。
展示にあたって横浜美術館では「シュルレアリスムに親しむ11の標語」を提示してましたですが、最初のひとつが「上手である必要はない」というものでありました。続く二つめの標語というのが「手さぐりの風景」と。
「成り行き任せに暗闇を手さぐりして得られた信号を解読してできた風景」が表現されていると、まあそのようなことですけれど、ここでまた思いますのは、作者が手さぐりで探し当てた信号を解読して作品化したものに対して今度は見る者が見る側なりにデコードしなくてはならない(あるいは、デコードしてよい)のではということなのでありますよ。
…と、この後はも少しシュルレアリスムの話になっていくのですけれど、続きはこちらをご覧願えれば幸いです。