北出人のブログ

Kitadejin's blog

アルゼンチン大使館文化部からの手紙

2008-03-17 04:55:36 | Weblog
東京のギャラリーからメールが。

何でも「アルゼンチン大使館文化部」から俺宛に手紙が届いているのだが、
心当たりはあるか?との事。
アルゼンチンには産まれてこの方行った事もなければ知り合いもいない。
31年の人生でこれぽっちもヒットしない。

これはもしやお仕事のお話か?とちょっと期待しちゃいました、ハイ。
こりゃ、グリーンカードを申請するにあたり、かなり有利ジャーン、
なんて考えちゃいました。

とりあえず、中を確認してもらってメールをくれるように頼んで
連絡を待つ事に。

そして待ってました、メールちゃんが届きました。
期待に胸を膨らましてメールを開けると、、、、、

アルゼンチン人のアーティストの紹介だってさ。

なんじゃそりゃ?

そんなもん、知るか!!!!!!

マンガみたいに、頭に「がーん」と来ました。

とほほですねえ、、、皮算用しちゃってた自分がはずかしい。

世の中そんなに甘くねっすな。

そんなフェイントに負けずにめげずに頑張っていこう!!!

ちなみに、制作が難航していた「阿」の制作がやっと一段落しました。
これからまだまだ制作は続きますが、とりあえず一安心です。

疲れました

制作日誌3/9

2008-03-10 21:44:19 | Weblog
北米は例年よりも早く「夏時間」になりました。
しかし、気温は氷点下をマークする事もしばしば。
夏どころかまだ春もお預け状態です。

さて、早くも新たな季節の訪れを強制的に受け入れざるを得ない
こんな状況の中、最近ご無沙汰だった作品の制作を再開しました。

先月に作り始めて、途中かなり煮詰まってしまった「阿」の制作。
久しぶりにビニールの覆いを外し、粘土の状態をチェック。
ちょっと乾きすぎているか、、、。

ディテール部分の彫刻を再開。
余白の多さに、かなり煮詰まっていた事が伺える。
気持ちも新たに作業を始めると、なんだかすぐに楽しくなってきました。

作業場は日曜日という事もあり、ほとんどプライベート状態。
静かなで広々とした空間で作業に没頭でき、順調に手が進む。

そして7時間後、余白部分を埋める事ができました。
時間があっという間に過ぎたような気がする程、集中出来ました。
なかなかいい具合に仕上がったのではないでしょうか。

しかし、、、、。
削りカスなどの乾いた粘土の粉が大量に舞う中での作業、
これは本当に体に悪そうです。翌日、喉に違和感があり
また胸もちょっと詰まった感じになります。
かなり粘土の粉を吸い込んでいると思います
(火葬したら、肺の形の「彫刻」が焼き上がるかも)。
マスクをすれば良いのですがね~。
削りカスを吹き飛ばすエアガンが欲しいです。

作業に没頭しすぎて作業の模様を撮影するのを忘れてしまいました。
ここまでの経過はまた後ほどお知らせします。

BEIJING 2008 続

2008-03-09 22:31:03 | Weblog
今週は一気に三体作りました。

「一日一体」は無理にしろ、かなりいい感じに作品作りは
進んでいます。

そして、今回の作品はこちら。


ランナーpart 2です。
しかし、ガスマスクを着用したままでの運動はキツそうですね。

へろへろ、イメージとしてはゴール直前で
もう限界ってところですかね。

今回のガスマスクはこんな感じ、
もっと違う種類のマスクに挑戦します。

今週からまたアルバイトが入るので、
自分の時間がかなり削られる事を考えて、
今週はハイペースで作業しました。
やってみると、短時間でこんなに沢山作品を作る事ができ、
今後もこのペースを維持出来れば最高なんですけどね~。

丸ビルショウウィンドウ

2008-03-07 10:17:04 | Weblog
2月8日から一ヶ月間、丸ビル一階にあるジュエリーショップ
「h.p.france BIJOUX」のショウウィンドウにて
羊人間たちを展示して頂きました。

昨年11月にHPGRP ギャラリー東京で展示した羊人間たちが再結成しました。
たまたま東京に滞在しており、ちょうど展示会のオープニングと重なったので、
お世話になっているギャラリーのSさんや、お店のスタッフさんへのご挨拶も兼ねて
見に行ってきました。
タイトルは「羊人間はかく語りき/Thus Spoke Sheep Man」、
ギャラリーのディレクターのTさんが命名してくれました。


   ↑HPGRP GALLERY東京のSさん

毎日約5万人が行き交うといわれている場所での展示、
これは凄い宣伝効果です。こんな素敵な場所で一ヶ月も展示してもらえて、
羊たちもさぞ嬉しい事でしょう。

「立ち上がれ日本」 この作品は、見に来てくれた方々に、アートをより身近に感じてもらえる様、自由に触ってもらえるようにしてみました。また、陶器は使い込む事に寄って、新品には無い「味」が出るように、この作品も人々とふれあう事によって、表面が変化していく。変化=成長ととらえ、この羊君は作者の手を離れ、どんどん成長し一人歩きしてくれるようきたいしております。
また年月を経て再会したときどんな事になっているのか、凄く楽しみです。

展示会はもう終わりましたが、またどこかで羊人間たちが
こっそりあなたを見つめているかもしれません。
その時は優しく声をかけてみて下さい(周りの人たちに白い目で見られぬよう注意して下さい)。

BEIJING 2008

2008-03-07 08:37:07 | Weblog
「BEIJING 2008」という名のシリーズを制作しています。

勿論、テーマは「北京五輪」です。

オリンピックイヤーだというのに、なんだか今年はあんまり
報道に盛り上がりが欠けますね。まだ早いのでしょうか?
いつもならもっと浮かれている感じなんですが、、、。

まあ、何かと不安要素が多そうな今大会。
「参加する事に意義がある」オリンピックですが、
選手の今後の事を考えると、果たして今大会は参加する事に
本当に「意義」があるのか、首を傾げてしまいます。

と、まあ北京五輪に関する批判的な文章はこれくらいにして、
作品たちの制作模様をちょっと覗いてもらいましょう。

いま、感動のゴールです

ぐるぐる

ぐるぐるぐる

ぐるぐるぐるぐる

こんな感じで、羊たちは頑張っているのです。

6月の展示会に間に合うようにこれからもっと沢山作っていきます。

おまけ

とても面白い表記を見つけたので、こちらもどうぞ。

おもわず「どっちやねん!!!」とツッコミを入れてしまいます。