Joie de Vivre

日々の小さな楽しみ。香りに感じるあれこれ。

夏の花、思い出の花

2023-08-23 16:37:47 | 日記

皆さま、こんにちは。

いつもご訪問ありがとうございます。

 

8/19~21まで、自由が丘で、POP UP SHOPを開いておりました。

5月から毎月開催していて、月のうち半分はショップにいる日々です。

お客様とお話しする中で、気づかされることも多い日々です。

そんなこんなで、暑い暑いといいながら、やはり少しづつ季節は動いているようで

秋の気配を感じられるときもあるように思います。

 

夏の思い出の花のことを、このあたりで書かないと来年まで書く機会を逸しそうなので

大した話ではないですが、書いておこうかなと。 

 仕方ない、お付き合いくださいにゃん

 

濃いピンクの花をつける夾竹桃の花

小学生の頃、プールのわきの植栽に結構な本数が植えられていたのです。

プールが大好きだった私は、夏休みもほぼ毎日、学校のプールに通っていました。

検定試験を受けたり、みんなでぐるぐる回って、流れるプール!、などと言いながら

遊んでみたり、真っ黒になって遊んでいました。懐かしい。

雨が降っても諦めきれず、学校まで行ったことも。。。

そんなプールとセットになっていた景色が、夾竹桃です。

プールと夾竹桃と歓声と夏の日差し。

 

小学生の頃は、そんなに意識していませんでしたが、

大人になり、香りの勉強をしているときに、夾竹桃の話になり

その時の景色や日差し、匂いまでもがよみがえりました。

夏の暑い空気と眩しい日差しの下で咲く夾竹桃の花の香りは、

高い位置に咲くので、今はあまり嗅ぐ機会はありませんが、

ほんのりと甘い匂いがしたように思います。

夾竹桃は、夏の花。

他に白や赤の花もありますが、私にとっては濃い緑の葉と、あの濃いピンク色の花が、夾竹桃です。

 

インド原産のリンドウ目キョウチクトウ科の植物で、

日本には、中国を経由して入ってきたようです。

強い植物で手入れも比較的簡単なようなので、街路樹や学校の植栽、庭木として選ばれることも

多いようですが、夾竹桃には毒があるそうなので、気をつけなければいけません。

花や葉、枝など部分を問わずあるようなので、注意が必要ですね。

枝を切ったときに染み出てくる白い液体は触らないほうがよさそうです。

毒のあることを知って、危険のないように花を楽しむ方法を、身に着けることが大切ですね。

 

 

この植物が強い毒を持ったのには、理由があると思いますし、

過酷な環境でも自分を守る強い力が必要だったのですね。

そして今回改めて、夾竹桃のことを調べていて、

原爆投下後の広島の地に、いち早く花咲かせたのが、夾竹桃だったと知りました。

本当に可憐で強い花ですね。

この夏の花は、人々の力にも希望にもなったのではないかと思います。

 

 


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