Joie de Vivre

日々の小さな楽しみ。香りに感じるあれこれ。

きみしぐれ❗

2021-06-24 18:04:27 | 日記
好きな和菓子は沢山ありますが、
迷わず一番にあげるのは、

きみしぐれ!

きみあんで、こし餡をくるみ、
蒸したお饅頭です。
ほんのり黄色いしぐれが、程よく割れて
中の餡が、絶妙に見えているのが
上手にできている きみしぐれ。

きみしぐれの黄色い色は、
卵の黄身を白餡に合わせているので、
卵の独特の匂いが、ほのかにします。
それが苦手という人もいるけれど。。。

小さい頃、商店街をぬけたところ
にあった、町の小さな和菓子屋さんで
買ってもらっていた、きみしぐれは、
中のこし餡を食紅で紅く色付けした
白餡で薄く包んで、それを黄身餡で
つつんでいました。
なので、しぐれの割れ目から、
黄、紅、黒と三色見えて
それがとても綺麗で好きでした。

そのきみしぐれは、かなり白に近い
ふわりとした黄色で、
中の餡のフューシャピンクのような
差し色の紅と黒い餡の色が際立って
いました。それが咲きかけの蕾の
ようでした。

大人になってからも、紅のさした
きみしぐれを探していますが、
なかなか巡り逢えません。
またいつか、と思っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021/06/19

2021-06-20 13:44:17 | 日記
京都、行きたいですね。

初めての一人旅も京都、
母との二人旅も京都、
友達とも何度も行きました。

この状況が治まったら、また行きたい。
その時は、上賀茂神社に行きたいなと、思っています。

ところで今は、晦日庵河道屋さんの芳香炉をたべたいです。
京都の食材と、河道屋さんのお蕎麦と
うどんもたのしめる、お鍋です。
秘伝のお汁で頂きます。

ところで、河道屋といえば、そばぼうろ。
幼い頃から、母がよく買ってきてくれた、ほんのり甘いサブレのようなお菓子です。お花の形で、可愛らしい。
それで、私はずっと、河道屋さんはお菓子やさん、とおもっていましたが、
母と旅行にいった時、連れていってくれたのは、
京都の昔ながらの町並みに、なんともいえない静かな佇まいで、河道屋と書いてある、白い暖簾のかかった、とても素敵なところでした。

そこは、小さな頃から好きだった、
そばぼうろのお店でした。

河道屋?? お菓子やさんじゃないの?

実は、蕎麦ほうるを、総本家駿河屋の暖簾で、そして晦日庵河道屋は江戸時代から続く老舗のお蕎麦やさんで、こちらでお蕎麦、そして、芳香炉などを頂くことができるのでした。

私にとっては、母がお気に入りを教えてくれたようなきがして、妙に感動してしまいました。 母との思い出の味です。

とても美味しいお鍋です✨😋
蕎麦ほうるも、勿論❗🌼


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

健康診断

2021-06-09 16:28:47 | 日記

先日の土曜日、健康診断に行ってきました。

検温と問診のあと、検診の始まりです。

いつもより人も少なく、待ち時間も少なくて早めに終わりました。

それはよいとして、いつもながらバリューム検査だけは、

何とかしてほしい。

炭酸を飲んで、バリュームを飲んで、あの台の上で右に左にと

くるくる回るのは、大変。

医学は進歩しても、バリューム検査の方法は変わりませんね。。。(;´д`)

”いいですね~”なんて褒められてもね。  ね。

 

家に帰って気を取り直すべく、ハギレでお花をつくりました。

これを何にしようか、考えているところです。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021/06/05

2021-06-07 09:11:27 | 日記

瀬をはやみ 岩に瀬かるる たきがわの

われても末に 逢はむとぞおもふ
崇徳院
小式部内侍の大江山、、の歌を覚えてから何年後、
この歌は、それほど知識があったわけではないのに、すんなりとはいってきて、景色や音など浮かびました。
木漏れ日のもと、透明感のある冷たく早い水の流れが,
飛沫をあげて岩にくだかれ二つに別れても、
やがてはひとつの流れになっていくように、
今は離ればなれのいとしい人にも、何時かまためぐり逢いたい。
という思いが伝わってくる、美しく切ない歌だとおもいました。
木漏れ日だのなんだの、脚色しておりますが、あしからず。。。
崇徳院というお名前も、どこか素敵に響いたのかもしれません。
だから、この方の生涯を知った時は、なかなか繋がりませんでした。
父親である鳥羽天皇との関係はよくなく、政争にもやぶれ、最後は都を追われ流されてしまう。。。
爪も髪も恐ろしくのびた生き霊となったとも伝えられていますが、
それほどの怒りと悲しみのうちに生涯を終えたことは、あまりにも衝撃でした。
歌集を編ませるほど歌が好きだったひと。大好きな歌を読み、穏やかに生きたかっただろうなと思います。
それにしても、この歌は、美しいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする