Joie de Vivre

日々の小さな楽しみ。香りに感じるあれこれ。

ハーブの女王・LAVENDER

2022-07-13 13:15:33 | 香り・フレグランス

皆様こんにちは。

いつもご訪問ありがとうございます。

 

”ハーブの女王”と言われるラベンダー

日本にラベンダーが入ってきたのは1930年代後半のようです。

一般的に知られるようになったのはポプリやアロマテラピーの普及とともに

1970年代、1980年代に入ってからのようですね。

今では、アロマテラピーなどに興味はなくてもラベンダーはわかるという人は多いと思います。

ラベンダーは、紫色の花穂が美しく、しそ科のハーブ独特のすっきりとした香りに

ふわりと柔らかいフローラルの香りが相まって、多くの人に好まれる香りの一つですね。

 

このラベンダーは、古代ローマの時代から沐浴に使われたりしていたそうです。

また、古くからの栽培地であるプロバンス地方では、クローゼットにサシェをつるしたり、

箪笥の引き出しに入れたりと、広く日常にも取り入れられていたそうです。

洗濯したリネンをラベンダー畑に広げて干したりすることもあったとか。

LAVENDERの語源である、ラテン語の”LAVARE"という言葉は、”洗う”という意味を持っているそうですから、

まさしく清潔感のある優しい香りにはぴったりのネーミングですね。

 

そしてラベンダーの香料は、フレグランスの世界でも大切な香りです。

オーデコロンや、特にメンズフレグランスの調香には欠かせない香りとして、用いられています。

単独で嗅ぐと、ふわりとやさしい香りも、フレグランスの中に入ると、

すっきりと、骨太の重厚感を演出して、香りの方向性をがらりと変えることができます。

ポマードやチックの香り、小さのころは大の苦手でしたが、その中にもラベンダーの香りが入っていたなんて、

中身を知ると興味深いです。

 

香料は自由自在、香りの中のどのポジションにいるかによって、いろいろな顔を見せてくれるのだなと、思います。

 

 

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