洛西の紅葉Ⅳ ～光明寺

11/26　洛西の紅葉社寺めぐりの最後は　長岡京市北部の光明寺
。　朝、善峯寺に先に行くので光明寺の前を通ると、開門前の8時前から既に参拝の行列が。　紅葉時期はやはり賑わう。普段は広い境内は寂しいくらいなのに。光明寺の拝観料は、紅葉の時期のみ入山料が500円かかる。普段は境内は無料。

ここを最後に15時半頃部屋に戻ったが、脱力感でさすがに本日これ以上は社寺紅葉は結構という位疲れていた。



光明寺(こうみょうじ)
京都府の西・長岡京市粟生野にある西山浄土宗の総本山

光明寺は、散紅葉が美しいと言われるほどの紅葉の名所
普段はひっそりとした境内もシーズンは多くの観光客で賑わう。
1175年に法然上人がここで初めて南無阿弥陀仏の浄土宗の説法を行われたそうです。当時は源平合戦の折でもあり・・
光明寺は平敦盛の首を打ち無常観から出家し、1192年に法然上人の弟子になり、法力坊蓮生を名乗った源氏方の有力武将：熊谷直実が建久９年（１１９８）に開き、念仏往生院の建立を行ったのが光明寺の始まりとされているそう。安貞２年（１２２８）法然の荼毘所となった。
しかし、法然の浄土宗は、延暦寺などに迫害され、法然の知恩院にあった墓も破壊された。

その翌年、弟子達の前でこの光明寺のある西山を不思議な光が照らし、導かれた。
念仏三昧院と名づけられていた寺はこの時、光明寺の号を授かったと伝わる

JR東海CM そうだ 京都、行こう。 2009年 秋 光明寺編
http://www.youtube.com/watch?v=pyifIeWYbgc


入り口になる総門



総門からは２つの路。
右に御影堂へ続く石段の表参道（女人坂）。左にゆるやかなスロープの、その名も「もみじ参道」が。
いずれも紅葉が美しい参道であるが、本日は全体的には六分くらいの色付きかな。
順路的には先に右手の女人坂を登り、法然上人立像を見、光明寺の本堂である御影堂から廊下を経て階段で信楽庭へ下り、庭園を見た後に山門(薬医門)からの紅葉のトンネルを眺める順路となっている。


広く緩やかな女性的な参道：女人坂


時期が少し早かったか、散紅葉で参道が赤くなった写真もあるし・・また来たい












大きな本堂












友禅染の龍



山門(薬医門)の紅葉参道　　まだ紅葉のトンネルには早かった
今年は11月になっても気温が例年より高かったので、身頃は1週間ほど遅れている







薬医門の出口　　よく写真で紅葉と併せて紹介される