
ガイドブックに未掲載のジョグジャカルタの魅力を紹介するブログ!
時は年末真っ最中、暑い年末という日本人にとって全く年末を感じさせないここジョグジャでは今観光客で溢れ帰っています。
12/24~1/1は国内外の休暇シーズン
ローカルの学生旅行のバスや世界中からの観光客、加えて雨季特有のスコールもあり、道は混みまくっています。
私はというと人混みを避けて自宅で仕事をする年末・・・

今回はジョグジャに住んで二年の(二年住んでも大して喋れない)私がインドネシアでのコミュニケーションの極意を伝授します!
長文につき、読むのが面倒かもしれませんがしばしお付き合いをお願いします。

インドネシア語は世界一簡単な言葉?
観光でインドネシアに来られる方、はたまた留学や仕事で来られる方、慣れない言葉に不安もあるでしょう
しかし!
インドネシア語は世界一簡単な言語と呼び声の高い言語
いざ新聞を読んだりニュースを聞いて理解するには相当な努力が必要ですが、コミュニケーションを取るだけなら本当に簡単なのです。
理由は以下の通り
①文法が適当
伝わればいいんだよ!という感じです。バラバラでも片言でも動詞や目的語がはっきりしていれば案外伝わります。
最悪、中学レベルの英語でもなんなく伝わります。
This! This! I want to go Borobudur!!
②未来、過去の表現が曖昧
例えば英語なら過去を表す文を作成する際に動詞を過去形にしたり助動詞も時節に伴い変化します。
しかし、インドネシア語では文の前か後ろにBesok(明日)とかKemarin(昨日)を入れるだけで過去や未来を表す文に変わります。
③アルファベットを使用している
東南アジア諸国で使用されている言語はタイ語のように日本人が一見して全く理解できない文字を使用していることが多いです。
しかしインドネシアはアルファベットを採用し、かつ英語由来の言葉も多いので意味を想像しやすいのです。
※アルファベットの発音は若干異なるので注意
Aアー、Bベー、Cチェー、Dデー、Eエー、Fエフ、Gゲー、Hハー
Iイー、Jジェー、Kカー、Lエル、Mエム、Nエヌ、Oオー、Pペー
Qキー、Rエル、Sエス、Tテー、Uウー、Vフィー、Wウェー、Xエックス、Yイェー、Zズィー
間違えやすいのはA、E、Iですね、LとRはどちらもエルですが舌の位置を変えることによって発音を変えます。
Lの発音は舌を上の歯の後ろにつけるようなイメージでエル
Rの発音は舌を巻くようにしてエルルゥというようなイメージでエルと発音します。
日本人にはこの区別が大変困難ですが、日常生活には支障はきたしません。

さてさて、上記を踏まえたうえでインドネシア語の特徴を簡単な例文で見てみましょう
例:空港についた後でホテルに行きたい時
Saya mau ke hotel○○ 「サヤ マウ ク ホテル○○」
「Saya」は 私、「mau」は、~したい(英語でいうwant to) 「ke」は ~へ
ここでインドネシア語というよりジャワ島の特色としてEの発音がしばしばウとなります。
通常ならkeはケと発音しがちですが、クと発音するのがベターです。(スマトラではケ)
また、英語では○○hotelや○○museumという固有名詞もHotel○○、Museum○○と順序が逆になるのもインドネシア語の特徴です。
単語もシンプルなので旅行だけならガイドブックの後ろの方に載っている単語だけでも十分旅行は楽しめます。
もう少し立ち入ってコミュニケーションを取りたい場合は指差し帳の単語教材が非常に優秀ですよ。

インドネシア人の気質は?
南国特有の温和な気質で優しいと評判のインドネシア人ですが、現地で暮らし、また共に職務を行う中で見えてくる印象はまた違ってきます。
超適当なんです!まじで!
約束や時間は守らない、笑ってごまかして言い訳、責任逃れをする。
特に男性にその傾向が顕著で、旅行中にそういったいいかげんさに振り回される方も少なからずいると思われます。
でもなんだか憎めない、人懐っこい気質なので旅行者の方々は言動に振り回されても腹を立てないであげてください。(仕事は別ですよ・・)

時にいらぬお世話になることもありますが、色々なものを薦めてくれて喜ばせようとしてくれる人もいます。
サービス業も日本のように完全お客様主義ではなく、どちらもTidak apa2(問題ない)で済ませるのがこの地の文化なのです。

そういった文化に触れ、日本の価値観を押し付けるのではなく柔軟な対応を心がけることもこの地では必要です。
以前、ホテルの予約サイトで深夜にお祈りの放送がうるさかったから低評価と書いている人や
朝食で食べれるものが無かったからという理由で低評価をつけている日本人がいましたが、それはあんまりですね。

どこでインドネシア人と仲良くなる?
インドネシアの人たちと仲良くなる方法は簡単です。
取りあえず話しかければいいのです。
屋台で隣あったオジサンや観光地ですれ違う学生など、話しかければ想像以上の質問攻めにあうこともしばしばです。
少し勇気を出して自らコミュニケーションを取ってください、多くの人が喜んで答えてくれます。

これからインドネシア語を勉強したいという方へ
はっきりいって机の上での勉強は要りません!
現地の人と実際にコミュニケーションを取ればいいのです。
インドネシアの若者は携帯が大好き、常に携帯を持ってSMSを打ったりFacebookで写真を上げています。
FacebookやTinderの利用率は半端ない数なので、日本国内からでも挑戦してみてはいかがですか?
辞書を片手に必死でメッセージを送信するのが一番の上達の近道だと思います。
ただ、こちらの人のSMSやLINEに関する情熱は相当です。
既読無視などしようものなら安否確認のメッセージがとめどなく入ってくるので返事が返せない時は言ってあげてくださいね。

という訳で今回はインドネシア講座でした。次回からはカメラも復活したので観光記事をまたあげたいと思います。
ジョグジャカルタの観光サイトはこちらから!
http://www.lovejogja.sakura.ne.jp/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます