Amazing Yogyakarta!!

インドネシアの古都、ジョグジャ!
観光地から食べ物、現地事情までこの街を楽しみ尽くします!

カリムンジャワ!(その5)

2014-10-29 | インドネシア他地域
ガイドブックに未掲載のジョグジャカルタの魅力を紹介するブログ

今回は番外編、美しいサンゴの島カリムンジャワ二泊三日の旅最終回です。

最終日、ふと異変に気づき、目を覚ますと朝の5時前。

なぜか部屋がピンク色なのである。

少しエロティックな雰囲気に部屋を染め上げる窓の外を確認する為に外に出てみる。



目が覚めるような美しい朝焼け。

どうして、どうして私のカメラは今壊れているんだ!(血涙)

タブレットで写真を撮ってみるもやはり少し微妙。

本物は見た瞬間にこの世の終焉を想像してしまうほど幻想的な風景でした。

ヴィラの仲間たちも続々と起床。

朝日が昇りゆく中で撮影大会が始まりました。



インドネシアでお決まりのポーズ。

こちらでは太陽を掴んだり食べたりする構図の写真を頻繁に見ます。



それにしてもインドネシアの人々は写真撮影が大好きです。

スマホを装着して自撮りをするセルフィースティックなるものは大流行で、至る所で撮影してはSNSに随時upしています。

また、それぞれが決めポーズを持っていて、写真撮っていい?と聞くと慌ててモデルのようなポーズと決め顔を披露してくれるお茶目な人々なのです。

こちらとしては自然な感じで撮影したいのですが・・・まぁどちらも良い写真なので思い出に残ります。



昇りゆく朝日を眺めながらこの旅最後の釣り(食糧調達)。



魚種はわかりませんが頻繁にルアーを追ってくる魚。



釣った魚はすぐに朝食に!

今朝はおなじみのナシゴレンと釣りたての魚のから揚げ。

ダツは身が締まっていてとてもおいしいのですが、写真の黄色い魚は正直マズい・・・・・

11:00に帰りの船が出港ということで最後に島をプラプラしつつ名残惜しむ。



疲れた時は何度もお世話になったハンモック。

乗ってしまえば天国ですがきちんと安定するまでに何度も落ちました。



本島に戻りお土産屋などを巡る。

カリムンジャワ島のあるジェパラ県は木工芸が有名。

木で作られた小物や海で獲れる美しい貝で作った工芸品が多く販売されていました。

オススメはロゴ入りのTシャツ。

値段が数百円で色もデザインも豊富、日本でも違和感なく使用出来ると思います。

お土産を買った後は港へ行き、同じように2時間をかけてジェパラ港へ。



ああ、海の色が茶色い・・・

既にカリムンジャワに帰りたくなる衝動を抑え頼んでおいた車に乗り、一路ジョグジャカルタへ。

2泊3日の小旅行もとうとう終了。

とても内容の濃い旅行でした。

1人でリゾートに行くことに若干の寂しさはありましたが、パックツアーに参加することで同じツアーの参加者やヴィラのスタッフさん達と仲良くしていただき、思い出の残る素敵な旅行になりました。

仲の良い友達や家族と来ても格別な楽しさを実感できるでしょう。

使用したお金もほとんど往復の移動費とパック料金のみで、島内の移動費や食費も含め約15000円と高くはありません。

安宿を利用すれば10000円程に抑えることも可能でしょうがせっかくなので離島のヴィラでのんびりすることをオススメします!



カップルなどで行く際は少し奮発して設備の良い高級なヴィラを利用するのも良いかもしれませんね。

こちらのカリムンジャワ島は12月~4月の雨季の間はオフシーズンで乾季の間がベストシーズンとなっています。

まぁ東南アジアは総じて乾季がベストシーズンなのですが、雨季は少し波が高いということで乾季が安全に渡航できます。

電気も十分でなく、未だ発展途上という感はいなめませんが、バリ島のような完成しきったリゾートには無い、ありのままの自然と暮らしがそこにありました。

私はバリ島よりもこちらの方が好きで、インドネシアで何ヵ所か訪れた中でももう一度来たいと一番感じたのはこの島です。

インドネシアに初めて訪れる方にはバリ島やジョグジャカルタがオススメですが、これらの観光地を既に巡っている方には是非とも訪れていただきたいです。

現在、各国の観光事業がこの島の開発に乗り出しているということですが、国立公園として変わらない素晴らしい姿を残して欲しいと心から思います。




ちなみにジョグジャカルタからカリムンジャワに行く場合は写真のサトゥ・ドゥニアツアーズがオススメです。

ソスロウィジャヤン通りgang1、プラウィロタマン通り(地球の歩き方、地図参照)に位置し、カリムンジャワへのプランが最も多い旅行店です。



というわけで5回に渡って紹介したカリムンジャワの旅も今回で終了です。

次回からはインドネシアの食べ物や文化について触れていきたいと思います。


ジョグジャカルタの観光サイトはこちらです!!

https://visitingjogja.com/jp/





















カリムンジャワ!(その4)

2014-10-28 | インドネシア他地域
ガイドブックに未掲載のジョグジャカルタの魅力について紹介するブログ

今回も番外編、ガイドブックなどでは未掲載ですが素晴らしい観光地であるカリムンジャワ島を紹介しています。

先日ご紹介したヒユ・ケンチャナ、同じヴィラで仲良くなったアンドリ君が水中の写真を送って下さったのでこちらも紹介します!



水中のサメ、水中で目が合うと本当にビビリます。



ウミガメはかわいいですね~!

普通のカメも好きですが、手足が泳ぐために進化しているウミガメはまた格別にかわいいです!

ここは海を囲っている範囲が狭いのでサメやウミガメが目の前スレスレを通って行きます。

ダイビングをしなくてもお手軽にこういった生き物と触れ合えるのも魅力ですね!



さて、カリムンジャワの旅も二日目のお昼になりました。



午後三時からみんなでサンゴ礁でシュノーケリングをしよう!ということで早速出発!



ヴィラの近くにあるサンゴ礁のシュノーケリングポイントにはたくさんの船が!

シュノーケリングのポイントはカリムンジャワ島に多数あるそうですが今回は一か所に多くの観光客が集まっていました。



シュノーケリングのセットはツアーパックに値段が含まれているので離島のプライベートヴィラに2泊7500円というパックツアーはかなりお得に思えます。



船の上からでも水中にたくさんのサンゴを見ることが出来ます。



海中の様子。

辺り一面に広がるカラフルなサンゴと熱帯魚に感動です!

今回のカメラ浸水事件もあり、ウォータープルーフのカメラの購入を本気で考える様になりました。



サンゴは一年にたった2mmしか成長しない生き物だそうです。

国立公園であるカリムンジャワ島で働いている人々はサンゴを大切にしていて、このシュノーケリングでもサンゴ礁の上に立つことや触れることは禁止されています。

1時間半程のシュノーケリングを楽しんだ後、船は再びヴィラのある離島へ。

夕日が沈みゆく午後の黄昏時、ヴィラのスタッフさん達と再び島の海岸で釣りを楽しみます。



人は自分たち以外誰もいない。

穏やかなジャワ海の水面を走るルアーの音と時たま飛び出す魚の音が響きます。

カリムンジャワにはルアーは売っていないらしく、初めてルアーを使用したスタッフさんもその釣果に驚き。

数匹のダツを釣り上げた後、記念にそのルアーをあげるよ、と言うと、とても喜んでくれました。



釣った魚を夕食の一品に付けてもらい今日も満腹で後は寝るだけ!

夜は室内に電気こそありますが基本的に外は暗闇なので星がキレイです。

ああ、カメラさえ壊れていなければ・・・

という訳で明日はカリムンジャワ最終日!

番外編ももうちょっとだけ続きます。


サンゴの美しいビーチリゾート、カリムンジャワへのアクセスはジョグジャカルタからも便利です!

ジョグジャカルタの観光サイトはこちらです!!

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カリムンジャワ!(その3)

2014-10-23 | インドネシア他地域
ガイドブックに未掲載のジョグジャカルタの魅力を紹介するブログ

今回も引き続き周辺観光地として魅力的なジャワの秘島、サンゴの美しいカリムンジャワを紹介します!

カリムンジャワでの滞在も2日目

朝5時、オレンジ色に染まった窓を見て寝ぼけ眼をこすりながら外に出てみる。



美しい朝焼け、南国と言えど、乾季の朝は風が心地よく、半袖では肌寒さすら感じます。

素晴らしい風景を堪能した後、釣竿を手に先日好調だった海岸へ。

前日に食糧調達班に任命された私は網を持たされていたのです。



この朝も着々と魚が網に溜まっていく中で悲劇は起こりました。

少しかがんだ時に首から下げていたカメラを優しく海に浸してしまっていたのです。

あああああああああああ!!!

誰もいない早朝のビーチに間抜けな叫び声を上げた後、急いでカメラを拭いて動作を確認する。

無反応

何という失態・・・こんなに写真撮影が楽しめる場所に来てカメラを壊してしまうなんて・・・

釣りどころではなくなり、釣った魚を厨房のお姉さん達に渡してハンモックでふて寝開始。



今日も空と海は青い、その後朝食が出るも味を覚えていません。

きっと涙の塩味がスパイスとなっていたことでしょう。。。

太陽が昇って来た10時頃、今日は色々とホテルから連れて行ってくれるということで再び乗船。

カメラはもう無い・・・私はiPadを片手に、船へと乗船!



乗り込む際、私のふて寝を見ていた宿泊客の面々が、「それも落としちゃうからやめとけよ!」とハートを抉ってくる。

せっかく忘れようとしてたのに・・・

そんなこんなでカメラネタでいじられつつも本島からすぐ、向かいの島にあるヒユ・ケンチャナに到着。



どうやらここがカリムンジャワでも人気のスポットらしいのです。



海の一部を石垣で囲ったプールにサメやウミガメがわんさかいる。

そう、この中で泳ぐのです。



みんなキャーキャー言いながらプールに入っていく。

私も入って写真を沢山撮ってもらったが、サメに囲まれた絶好のシャッターチャンスでは笑顔が完全にイっていました。



サメも人は絶対に襲わないらしいのですがウミガメが近くに来てくれた時はほっとします。



ハリセンボンとヴィラのスタッフ、ワワン君



ウミガメと2ショットのザイマちゃん

数種類のサメや多数のウミガメ、ハリセンボンにGT、ナポレオンフィッシュなどたくさんの生き物達と泳いだり写真が撮れる。

お値段はなんと250円、これは人気が出るのもうなずけますねぇ!



カウンターではお茶やコーヒーも振る舞われ、カリムンジャワのロゴが入ったTシャツもデザインがかなり良く、お土産を探すのにも良い所です。

カメラが殉職し、iPadがカメラ代わりになってしまったのはショックですがたくさん良い写真が撮れました。

普通には中々体験出来ないことが安価で出来るのがここのウリですね。

皆さんがここで楽しんでいる間、本島に取材の為に少々移動。



本島の様子はのどかな田舎町という印象。

最新の施設や贅沢品はないものの必需品は大抵揃い、民家が並ぶ間に安宿やお土産屋が点在しています。

国立公園の管理局へ行き、資料や情報をいただいた後、港へ戻って再びヴィラのある離島へと帰還。

離島にはヴィラ以外無いので飲み物やお菓子も忘れずに買っていく。

昼からはシュノーケリングに挑戦!

カリムンジャワの旅はまだまだ続きます!


カリムンジャワへはジョグジャカルタからのツアー利用も便利です!

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カリムンジャワ!(その2)

2014-10-23 | インドネシア他地域
ガイドブックに未掲載のジョグジャカルタの魅力を紹介するブログ

今回も引き続き、番外編として未だ日本での知名度が低いサンゴの島、カリムンジャワ島を紹介します!


若干のトラブルがありつつも無事カリムンジャワ島に到着!



ようこそ!カリムンジャワ島へ!という看板と共に国立公園への入場料として約150円徴収されます。

取りあえず早朝から何も食べていなかったのですぐ目についた食堂に入る



インドネシアの定番料理ソト(インドネシア風鶏雑炊)ジャスミンティー付きで約120円

これは店によって味の違いがありますが日本人には親しみやすく最もはずれの無い料理の1つです。

腹ごしらえの後、代理店のおっちゃんに教えてもらった番号に連絡してホテルへの送迎をお願いする。

カリムンジャワ島は大きな本島と周辺に小島が多数存在している形で離れた島にはリゾートヴィラも多く存在しています。

本島にも多くホテルが存在していますがプライベートビーチを楽しみたいなら離島がオススメですよ!



離島への船がある港へ到着、やっぱり海がキレイですね~!



船に乗って離島へ出発!

船にはその日から同じヴィラに滞在する人も乗り、和気藹々と離島へ向かうことに。

船に乗ること20分程



おお・・・ふつくしい・・・(白目)



白い砂浜と透き通った海、ここまで美しい海を私は見たことがありません。

バリ島の空港周辺のビーチリゾートなんて目じゃない透明度です。



今回泊まったのはカリムンジャワ本島近くのムンジャンガン小島にある、ムンジャンガンリゾートです。



部屋の中はまあ・・・うん、最低限といった感じですね。

カリムンジャワには5つ星ホテル並みの設備を持つクラクラリゾートや北欧王族の元別荘であるニルヴァーナリゾートなんていう離島の高級リゾートもあるようですが、一人旅に贅沢は不要!

ちなみにカリムンジャワは朝の6:00~夕方の18:00までは電気がありません。

日中は外に出て最高のロケーションを楽しめ!ということですね。



到着してすぐに昼食が出る。

さっきソトを食べてしまっていたのでお腹が空いてはいなかったけどせっかくなのでいただく。

ご飯、鶏唐揚げ、テンペ揚げ、ポトフみたいなスープ 素朴な家庭料理という感じですが美しい海をテラスから眺めながら食べるとまた格別。

日本には限られた場所にしか売っていないそうですがテンペ(大豆を発酵させて固めたもの)は本当においしい。

日本人なら嫌いな人はそうそういないであろうという料理なので是非お試ししてほしい一品です。

本日は特にアクティビティは無いとのことなので夕方から海岸で釣りをしようと海岸前のハンモックで一眠り。

ああ・・・これがビーチリゾートか・・・

都会の賑やかな喧騒の中から急に訪れると魂が抜けてしまいそうなほどゆったりとした時間の流れです。

島にはヴィラへの宿泊客とスタッフ以外は人がいないのでほとんど絶景を独り占めです。

ヤシの木の木陰で優しい風に揺られながらしばし休憩。。。

そして夕方



釣りに行くんや!

予めルアーと竿を持ってインドネシアに来ていた私はこの時を心待ちにしていたのです。

美しい景色を眺めながら遠浅の美しい海に向かってポッパーを投げていく。



爆釣、さすが手つかずの海!

バラクーダやダツなど5種類くらいの魚が面白いように釣れる。



一番大きいバラクーダを持って帰ってヴィラの厨房に持って行く。



早速調理、釣りたてのバラクーダをタレに付けて炭焼きに、美味しそうな匂いが辺りに充満!!



本日の夕食はご飯、野菜炒め、バラクーダ(自前)とカツオの焼き物

美味い!自分で釣った魚も美味しいけどインドネシアの野菜炒めはピリ辛で味が濃く、どうしてこんなにもご飯が進むのだろうか・・

本日の私の釣果を見て、次から釣りをして釣った魚は全部厨房へ持ってくること、そしてルアーに興味しんしんのヴィラのスタッフ達も一緒に参加したいという申し出が。

もちろんOK!

明日からも楽しくなりそうだ!

カリムンジャワ2泊3日の旅はまだまだ続きます!


カリムンジャワへはジョグジャカルタからのツアー利用が便利です!

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カリムンジャワ!(その1)

2014-10-23 | インドネシア他地域
ガイドブックに未掲載のジョグジャカルタの魅力を紹介するブログ

今回は番外編、周辺観光地として人気のカリムンジャワ島をご紹介します!

カリムンジャワ島はジョグジャカルタから北へ車で4時間、辿り着いた港から船で2時間のサンゴ礁の島です。



大小27の島々からなるその島は国立公園にも指定されており、日本ではまだ紹介される機会は少ないですが現地の人や欧米人に人気の高いリゾートです。

今回は週末を利用して施設や設備の状況を確認するべく2泊3日で行ってまいりました!



深夜にジョグジャカルタを出発!

乗合なら一人約1500円、プライベートチャーターなら約7000円となっています。

バスもありますが長時間移動は車が便利ですね!

車で眠ること数時間・・・・港に到着!

船のチケット売り場が開くまでに時間があるので周辺を散歩。。。



船の待合所の様子、子供はどこの国でも天使ですね!

待つこと数時間、チケット売り場が開くのは朝7:00、出航は9:00と聞いていましたがチケット売り場が開く気配なし!

待合所にある旅行店にいつ開くの?と聞いてみたところ、もうチケットは完売だよ!と言われてしまう。


なに!?


聞けば島への船は平日に1本、土日に2本くらいの運行ペースだが週末のチケットはすぐに売れてしまうとのこと

ジョグジャカルタから車を予約した際、船のチケットも一緒に取れたのだが、向こうで買えばいいっしょ!と油断していました。

そ、そんな馬鹿な・・・わざわざ休暇を取って来たのにこんな所で1日を過ごさなければいけないなんて・・・

しかし!!!ここはインドネシア! 意外と抜け道はあるのです!!(主に要金銭)

チケット売り場横の旅行代理店のおっちゃんに聞いてみる。

私「何とか船乗れませんかね~」

お「チケット売り場の人来ないからね~」

私「休み少ないからどうしても今日乗りたいな~」

お「ホテルもう取ってるのか?」

ホテルは港のある一番大きい島で1000円くらいの安宿に適当に泊まろうと思っていたので取っていませんでした。

私「とってないよ」

お「ホテル込のパックがあるんだけど、どうだい?」

私「でも今日行けないなら意味ないよ~」

お「パックに申し込むなら乗れるように頼んであげるよ」

私(キタ)

私「話を聞かせてもらおうか・・・・・」

という訳で離島のリゾートヴィラで2泊、シュノーケリングなどが付いて約7500円のツアーに申し込む。

一時はどうなるかと思ったが何とか船に乗ることが出来、無事に出発進行!!



船のチケットには席番号が一応あるのだが指定された席に行くとなぜかオバチャンが座っている。

私「オバチャンの席そこちゃうで!」

オ「大丈夫よ!気にしないで!席は自由だから!」

いやいや、他の席は埋まってるんだけど・・・

まぁ、これもインドネシアかと諦め、船の室外にどかっと腰掛ける。

と、そこへ出航前に私と同じくチケットを買えていなかった白人さん達がゾロゾロ乗ってくる。

私「おっ、みんなもパックツアーに申し込んだの?」

白人’s「いいえ、あなたの連れて来てくれた人に話したら普通に買えたわよ」

チケット普通に余ってるんじゃないか!!!(怒)

・・・・・・・・・まぁこれもインドネシア、つまらないことを気にしてはいけないのである。

船に揺られること2時間、ついにカリムンジャワ島に到着!



すでに海の色がおかしい・・・

しかし離島にはこれ以上の美しい海が待っている!

カリムンジャワ2泊3日の旅はまだまだ続きます!!



カリムンジャワ島へはジョグジャカルタからのツアー利用も便利です!

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ジョグジャカルタ!(ジョンブラン洞窟編)

2014-10-10 | ジョグジャ近郊
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今回はジョグジャカルタ州グヌンキドゥル県のジョンブラン洞窟へ行って参りました!

朝に友人の写真家さんからお電話が


写「今からみんなでジョンブラン洞窟に行くけど来るかい?」

私「行く! どこに行ったらいい?」

写「もう隣県入ったから直接来いよ!」

私「もっと早く言ってよ!(涙)」


という訳でタクシーに飛び乗り一路ジョンブラン洞窟へ!



隣県グヌンキドゥルは田舎ですが近ごろグヌン・セウ・ジオパークというジオパークに指定されたばかりで太古の火山や石灰岩の地形により500もの洞窟を有しているのです。

これらの洞窟は2010年頃から観光地として開発され、今では人気のスポットとなっています。



タクシーに乗って約一時間半、(料金は2000円ほど)洞窟の手前は悪路でセダンのタクシーは入れねえ、とのことで近くの市場でバイクタクシーに乗り換えすぐ、ついに洞窟に到着しました!

周辺には受付場所や待機所の他にも宿泊施設もありました。(料金は高め)



トイレやシャワー室もありますがすごくキレイ!

これはポイント高いですねぇ!!!

インドネシア式の手桶と左手を使用するスタイルは日本人には若干抵抗がありますが新しい観光地はトイレが洋式かつ比較的キレイなので良いですね。



写真家さんたちとも無事合流、受付から少し歩くといきなり大きな縦穴が!

そう、この縦穴を今からロープを使って下るのです!

高所恐怖症の私はこの時点で少々ビビリ気味。。。



ガイドさんがハーネスや器具を装着してくれます。

しっかりと付いてくれるので器具の扱い方がわからなくても安心できました。



装備完了!

この日は写真家さんと私含め7人での参加、最低でも3人は必要でガイドも3人付きます。

ロープの昇降係や各所にも従業員がいて安全に観光できるようになっていました。



れっつらごー!!

実はこの70mの縦穴を下るルートは2つ存在します。

1つは70m垂直の崖をロープで一気に下るルート、もう1つは側道をちょこっとずつ降りるルートです。

側道ルートも最後に30mのロープ降下があり、料金が1500円程安くなっています。



一気に降下するほうはお値段は5000円と高めですが所要時間が側道に比べ半分以下で体力も使いません。

ツアーなどでは5000円ルートが普通のようで後から来た団体の観光客がずっと早く下に着いていました。



底に着くと大きな横穴が!

ここからは歩いてこの地域で最大規模の縦穴、ルゥエングルブッを目指します。



中は広いですが暗闇、5分程歩いていくと・・・・



おお!



うおおおおおおおおおおおおお!!!



太陽が真上辺りに来る10時から14時の間、太陽の光が光のカーテンを創りだし、地下100mの洞窟に降り注ぐのです。

素晴らしい。

この洞窟は最近雑誌の表紙などにも何度もなっており、写真では何度も見たことはありましたが実際に目の当たりにすると興奮を抑えられませんでした。

しかも光が降り注ぐ下にはまるで写真撮影の為にあるような洞窟生成物が育っており、みんなその上に立って思い思いのポーズで写真を撮っていました。





現地の言葉で「太陽の糸」と形容される光のカーテンは時間の経過とともにやがて傾き、消えていきます。

何百枚と写真を撮ったあと、満足して帰還。

ロープで再度上まで戻り、シャワーを浴びてお茶もサービスで付いてきます。

この観光地は日本ではまだまだ知名度はありませんがかなりオススメです!

日常では感じられない刺激的な体験が待っています。



見た目の厳しさとは裏腹にかなり安全な印象を受けましたので特別な写真を撮りたい時にはもってこいです。

ジョグジャカルタ市街よりツアーも出ていますし片道2時間と日帰りも簡単なのも魅力ですね!

70mのロープ降下体験もさることながらこの光のカーテンはなかなか体験できませんよ!

ここは毎日営業していてほとんどの観光客は光のカーテンを目当てに昼前に訪れるようですが、夜にも降下して洞窟に入ることも出来るそうです。

地下100mより遥か上空の大地を望むジョンブラン洞窟、皆さんも是非お試し下さい!!


ジョグジャカルタの観光サイトはこちらです!

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ジョグジャカルタ!(遺跡編 総評)

2014-10-10 | ジョグジャ近郊
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今回は6度に渡って紹介してきた遺跡の個人的総評です。



ボロブドゥール寺院遺跡

所要見学時間:約2時間~

オススメ度:★★★★★

見ごたえ、美しさ、全てにおいて圧巻です。物売りのしつこさもNo.1ですが華麗にスルーしましょう!

レリーフの解説があればより楽しめるのでここだけはガイドを雇っても損はしません。

ガイドを雇わない場合はシアターを見るのも良いですが博物館とともにマストではありません。



パウォン寺院

所要見学時間:約10分~

オススメ度:★☆☆☆☆

ボロブドゥールの道中にあるので時間に余裕があれば見てもいいかなという水準です。

こじんまりとした寺院でレリーフは美しいですがあっという間に見終わります。




ムンドゥッ寺院

所要見学時間:約20分~

オススメ度:★★★★☆

ボロブドゥール寺院道すがらの寺院、レリーフ、仏像の美しさもさることながら史跡公園のロケーションも良いです。

ツアーのオプションにもなっているのでボロブドゥール寺院を見学する際はこちらもオススメです。





プランバナン史跡公園(ロロ・ジョングラン寺院、セウ寺院)

所要見学時間:約2時間~

オススメ度:★★★★★

ジョグジャカルタに来たならここかボロブドゥールのどちらかは必ず訪れましょう!

アクセスも容易で納得の世界遺産です。

博物館は特に見る必要はありませんが奥のセウ寺院は忘れられがちですがこちらも十分な見ごたえがあります。



プラオサン寺院

所要見学時間:約30分~

オススメ度:★★★★★

個人的には最も好きな寺院です。

大きさもさることながら周辺の農村を含む雰囲気がたまりません。アクセスも良好でプランバナンの前後には必ず立ち寄ってほしい遺跡です。



サリ寺院

所要見学時間:約10分~

オススメ度:★★★☆☆

小さいですが装飾が美しく、寺院の姿にも美しいという意味の「サリ」が現れています。

見学に時間は要さないのでプランバナン寺院の前後に立ち寄るのも良いです。



カラサン寺院

所要見学時間:約10分~

オススメ度★★★☆☆

こちらも規模は小さいですがその形状と仏教とヒンドゥー教の特徴を併せ持つというユニーク性から見ても損は無い遺跡です。

サリ寺院から近いのでセットで見学するのもオススメです。



サンビサリ寺院

所要見学時間:約20分~

オススメ度:★★★☆☆

史跡公園がとても美しいです。

寺院自体はすごく小さいですが、空港からも近いのでフライトに余裕がある場合にタクシーなどで気軽に立ち寄ることも出来ます。



ラトゥボコ王宮遺跡

所要見学時間:約1時間~

オススメ度:★★★☆☆

史跡内がとても広く、ゆっくりと散策しながら遺跡を見たり、高所からの風景を楽しむことが出来ます。

しかし2014年10月現在大規模な修復工事を行っており雰囲気が損なわれています。

完成後が期待されますが今の工事期間中はあまりオススメ出来ません。



イジョ寺院遺跡

所要見学時間:約20分~

オススメ度:★★★★☆

ジョグジャで最も高所にある寺院でラブスポットやパワースポットとしても現在プッシュされている寺院です。

山道は悪路ですがタクシーやオジェッでも時間はかかりません。

400mからのパノラマ風景は素晴らしく、夕日の鑑賞スポットとしても一級品です。



バロン寺院遺跡

所要見学時間:約20分~

オススメ度:★★☆☆☆

遺跡自体に見ごたえはありませんが山間の静かな雰囲気や高所から見える風景は他の寺院ではなかなかありません。

ラトゥボコにも近いのでボコの工事期間中はイジョ寺院やバロン寺院を代わりに訪れるのも良いでしょう。



バニュニボ寺院

所要見学時間:約10分~

オススメ度:★☆☆☆☆

小さいですが周囲の史跡公園は綺麗に整備され、周辺の田園風景はのどかで美しいです。

イジョ寺院への道すがらにあるので時間に余裕があれば前後で立ち寄っても良いかなという印象です。



以上がジョグジャカルタの主な寺院を訪問した私の感想です。

もちろん見た方によってその印象は変わってくると思いますのでこれが全てではありません。

世界遺産はもちろんのこと、それ以外の周辺遺跡も大きな遺跡には無いそれぞれの魅力を持っています。

先日ニュースでジョグジャカルタの西のほうでプランバナンを凌駕する規模の遺跡が新たに発見されたようです。

未だ土の中に埋まっている状態のようですが数年後には私たちに素晴らしい姿を見せてくれるかもしれません。


ロマンがありますねぇぇぇぇ!!


皆さんもジョグジャカルタに是非ともお越し下さい!!



ジョグジャカルタの観光サイトはこちらです!
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ジョグジャカルタ!(遺跡編その6)

2014-10-03 | ジョグジャ近郊
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今回もプランバナン南にある遺跡をご紹介します!



こちらはラトゥボコよりも少し南の田園の中に位置する仏教寺院、バニュニボ寺院です。

曲面の屋根をもつ本堂と周りには崩れたストゥーパ、こちらは近年修復が終わったばかりだそうです。



こじんまりとした寺院ですが周囲は綺麗に整備され、また遺跡の近くに広がる田園地帯はとてものどかな雰囲気です。



そして最後に紹介するのはバニュニボ寺院から更に南、高所400mに位置するヒンドゥー教寺院、イジョ寺院です!



ジョグジャカルタでは最も高所に位置し、遺跡上からの景色はラトゥボコやバロン寺院以上の絶景です。

この遺跡は他の寺院と違い、山の斜面に沿って段上に作られています。

現在は最上段と中段の一部のみが修復し終わった形ですが、かつては大規模な寺院であったと予測されています。



遠景にはムラピ山も!

ここは最近猛プッシュされている遺跡で海外の観光客は少ないですが地元の人たちで賑わっています。

本堂に祀られているリンガとヨニ(男性器と女性器をかたどったもの)からラブスポットとしてカップルに人気でその絶景も相まって非常に人気が出ています。

しかし、問題は遺跡までの道のりが険しく、悪路の為、アクセスに少々難があることです。

とは言ってもタクシーや車をチャーターすれば簡単に行けるので個人的にはジョグジャカルタの遺跡でもかなりオススメできる場所です。

以上でジョグジャカルタのおおまかな遺跡紹介は終了です。

実際はもっとたくさんの遺跡が存在し、今もなお新しい遺跡が発見されたりもしています。

修復などが進み今後も新しい観光地として私たちの目の前に姿を現すのが楽しみですね!

次回はこれまで巡った遺跡の個人的な総評や遺跡の巡り方も紹介したいと思います。


バニュニボ寺院遺跡 営業時間: 7:00~17:00

イジョ寺院遺跡   営業時間: 7:00~17:00 悪路の為、サンセットを見た後は完全に暗くならないうちに帰りましょう。


ジョグジャカルタの観光サイトはこちらです!
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ジョグジャカルタ!(遺跡編その5)

2014-10-03 | ジョグジャ近郊
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遺跡編もついに5回目!

しょうがないですね、だって遺跡だらけなんですもん!!!!!

今回はプランバナンから南の山中にある遺跡を紹介します。



まずはラトゥボコ王宮遺跡。

ここはガイドブックなどでは「ボコの丘」としばしば紹介されていますね。

小高い丘にあるこの遺跡は広大な敷地内に大きな石門や沐浴場、舞台の跡などが残されていて当時王宮の広大さが伺えます。




池のような沐浴場の跡。

トレッキングコースのような敷地内を遺跡を見学しながらぷらぷら。





外国人のチケット料金は1200円と少し高めですが写真の展望カフェでの軽食とソフトドリンクがセットになっています。

夕日の鑑賞スポットとして有名で丘からはプランバナン寺院やジョグジャカルタの街並みが見渡せます。

空気の澄んだ日にはムラピ山が白煙を上げている姿が見えますが見えた人は超ラッキー!

3度程来ましたが、私はここからは未だ見えたことがありません・・・

ここにはプランバナンからシャトルバスが出ていますが帰りのバスは15:30で終了なので夕景が見たい場合はタクシーや車のチャーターが必須です。

現在ラトゥボコでは大規模な修復工事を行っています。

先日訪れた際はそこらじゅうに新しい石が積まれていて工事が完了した暁にはまた違う姿を見せてくれるのでしょう。

今後に期待大ですね!



ラトゥボコ王宮近くの山中にあるヒンドゥー教寺院、バロン寺院遺跡

ここは最近注目され始めたばかりで少しマイナーな寺院ですがこちらは静かな雰囲気と山中から見えるジョグジャカルタの風景が絶景です。




遺跡は大きな土台にペルワラが二基という慎ましいものですが山中独特の鳥の声が入り混じる静かな雰囲気の中、神秘的な雰囲気を持っています。




この日はラッキー!

夕景の中、白煙を上げるムラピ山が見えました。

ジョグジャカルタの街並みが見渡せる丘ではたくさんの現地のカップルが談笑したり撮影を行っていました。

こちらはまだ観光客も少なく、オススメの寺院です。

ただ、タクシーの運ちゃんも場所を知らない場合があるのでしっかりと確認しましょう。

まぁ、こっちの人は知らなくても知ってるって言うんですけどね・・・

というわけで次回で遺跡編も終了予定です!

最後に山中のオススメ寺院を紹介したいと思います。


ラトゥボコ王宮遺跡 営業時間 6:00~18:00

入場料金:約2500円(展望カフェの軽食、ドリンク券付)


バロン寺院遺跡 営業時間:山中なので暗くならないうちに帰りましょう。



ジョグジャカルタの観光サイトはこちらです!

https://visitingjogja.com/jp/





ジョグジャカルタ(遺跡編その4)

2014-10-02 | ジョグジャ近郊
ガイドブックに未掲載の情報を中心にジョグジャカルタの魅力を紹介するブログ

プランバナン周辺寺院その2



まずはカラサン寺院

こちらは前回紹介したサリ寺院に近く、徒歩でも行くことが出来ます。

また空港からプランバナンへ向かう途中の大きな道路からもその姿を見ることが出来ます。



もともとは仏教寺院として建立されましたが、後の修復の際にヒンドゥー教の装飾が用いられ、仏教寺院でありながらヒンドゥー教の特徴を持つ非常に稀な建造物となっています。

現在は内部へ繋がる階段が崩れ、かつて、内部に巨大な仏像を有していたという本堂内は見ることが出来ません。

大通りから見るとぱっとしませんが実際に遺跡の前に立つととても良い雰囲気の寺院です。

小さい寺院で見学に時間もかからないので余裕があれば是非立ち寄っていただきたい遺跡です。




次はカラサン寺院より更に西、空港から最も近い仏教寺院遺跡、サンビサリ寺院です。

遺跡の周辺は公園として綺麗に整備され、地元の人たちの散歩やカップルの談笑する場所になっています。



この遺跡、階段を下りて地面より低い位置に存在しています。

ジョグジャカルタの北部には世界的に見ても最も活動的なムラピ山という活火山があります。

この火山は観光地であると共にその火山灰でジョグジャカルタの太古の寺院を埋め尽くしてしまいました。

ボロブドゥールのような巨大な建造物ですら眠りにつかせていたムラピ山の火山灰はこのサンビサリ寺院も6mの地下に眠らせていたのです。



発見のきっかけは農作業をしていた農夫が偶然発見したというものですが、ジョグジャカルタにはまだまだ多くの遺跡が土の下に眠っていると考えられて、同様に農作業中の農夫が遺跡を発見したというニュースは最近もありました。


先日ストーンヘッジの地下に建造物が眠っているというニュースを見ましたが考古学というものはロマンがありますね!

現在修復待っている遺跡も多くあり、将来は新たな観光地として私たちにその姿を見せてくれることでしょう。

これでプランバナン~空港周辺の主な遺跡の紹介は終わりです。



しかし!


まだまだありますジョグジャの遺跡!

次回はプランバナン南の山中の遺跡を紹介して行きます。


カラサン寺院  営業時間:7:00~17:00

サンビサリ寺院 営業時間:7:00~17:00




ジョグジャカルタの観光サイトはこちらです!


https://visitingjogja.com/jp/





ジョグジャカルタ!(遺跡編その3)

2014-10-02 | ジョグジャ近郊
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今回はプランバナン周辺に点在する遺跡を紹介します。

ジョグジャカルタに旅行に来る方は数日バリ島で滞在する前後でジョグジャカルタに立ち寄り、世界遺産を見学して日本に帰るというケースが多いでしょう。

しかし!!

プランバナン周辺の寺院遺跡を飛ばしてジョグジャカルタを離れている方々、損してますよ!!

プランバナン遺跡の近くにはたくさんの寺院遺跡があります。

一つ一つの距離は微妙に離れていて、バスのみを利用の場合は全て巡るのは難しいです。

ベチャ(自転車タクシー)やオジェッ(バイクタクシー)もプランバナンでバスを降りた瞬間にたくさん襲い掛かってきますが便利なのはやっぱり車のチャーター!

ジョグジャカルタの観光は車があるかないかで全く別物になるので観光客の方々には是非とも利用してほしいと常々考えています。



それはさておき、プランバナン史跡公園後方、セウ寺院の辺りから東に入った所に位置する仏教寺院、プラオサン寺院です。

ここは私が「世界遺産以外でオススメの遺跡ある?」

と聞かれた時に必ず候補に挙げる遺跡の1つです。

当時のヒンドゥー教王朝と仏教王朝、2つの王朝の王族同士が結婚する際にその祝いとして建立されたと言われています。





農村地帯の中、二つの大きな仏堂とその周囲には多くの崩れたペルワラや現在修復されているペルワラが存在しています。





仏堂は天人達のレリーフが施され、大変美しく、南側の仏堂には1000年の時を経て今なお鎮座する仏像を見ることが出来ます。





熱帯の中でもひんやりとした石造りの仏殿内部、薄暗い内部でも気味悪さは無く、神聖な心持になります。

ここは観光客も少なく、周囲の農村風景も相まって本当にゆったり出来る遺跡です。

プランバナンからも近く、車をチャーターしていなくてもバス停に大量にいるベチャ乗りに交渉すればプラオサン寺院を見学してからプランバナンの入り口で降ろしてもらうということも出来ます。



お次はサリ寺院

こちらも仏教寺院でプランバナンから西へ数キロ、より空港寄りに位置しています。



住宅街の中にポンッと立っている遺跡は独特な雰囲気で、レリーフが非常に美しい寺院です。



遺跡は何度も巡りましたがやはり夕刻の西日を受けた遺跡は特別美しいです。

日が傾き、涼しくなったインドネシアの黄昏時は遺跡を散策するには絶好の時間と言えるでしょう。

この寺院はこじんまりとしていて見学に時間はかかりませんのでフライトまで時間に余裕がある場合はこちらを見てジョグジャカルタを後にするのもいいですね。

こういった小さな寺院遺跡は特に決まった入場料などは無く、おまかせでお布施を求められますので大体50円くらい渡してあげると良いでしょう。

まだまだ周辺寺院はありますが今回はここまで、

次回もプランバナン周辺の寺院遺跡を紹介させていただきます!


プラオサン寺院遺跡 営業時間:7:00~17:00 遺跡の南側にもプルワラがいくつかあるプラオサン南遺跡があります。

サリ寺院遺跡    営業時間:7:00~17:00  どちらもゲストリストに名前を書くときにお布施を入れてあげましょう。



ジョグジャカルタの観光サイトはこちらです!!
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ジョグジャカルタ!(遺跡編その2)

2014-10-02 | ジョグジャ近郊
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今回はプランバナン寺院周辺の遺跡を紹介します。

プランバナン寺院はボロブドゥール寺院と共に世界遺産として指定されています。

ボロブドゥール寺院は単体が世界遺産ですがプランバナンは寺院群として周辺にある多数の遺跡を含めての世界遺産となっています。




通常プランバナン寺院はこの高さ48m、インドネシア最大のヒンドゥー教寺院を中心とした、ロロ・ジョングラン寺院を中心とした史跡公園を指しています。

中心にシヴァ神、左右にヴィシュヌ神とブラフマー神というヒンドゥー教の三柱神、その前方にはそれぞれの神に対応した乗り物、ナンディー、ガルーダ、アンサという神を祀った聖堂があり、その周辺をペルワラという小さな祠に囲まれていますが、現在はそのほとんどが崩れて残骸となっており、修復を待っています。

寺院に施されたレリーフも仏教寺院のものとは異なり、興味深いものとなっています。





夕日に照らされる寺院、絵になりますね!

遺跡を訪れていつも思うのはもっと仏教やヒンドゥー教について勉強しておけばよかったな、ということ。

なんちゃって仏教徒で、シヴァってゲームで聞いたことあるぞ!ブラフマンってバンドあったな!

程度の私の浅い知識では遺跡に対する理解やその面白さも満足に得ることが出来ないのでしょう。





しかしこのプランバナン史跡公園、迫力は満点で深い知識が無くとも楽しめる観光地となっています。

乾季には遺跡をバックに演じられる伝統舞踊ラーマヤナ。



そして史跡公園の奥には仏教寺院、セウ寺院があります。

ジョグジャカルタに存在する遺跡の数々は7~8世紀頃、当時のこの地で栄華を誇ったヒンドゥー教王朝と仏教王朝によって建立されました。

日本で言うと平安京の時代ですね。

この2つの王朝は王族同士の結婚によって国や宗教の壁を越えた交流を続けていました。

その結果、ヒンドゥー教の寺院と仏教寺院が共存するという他に類を見ない光景を私たちに見せてくれています。

ムラピ山の大規模な噴火などもあり、これらの王朝はやがて衰退し、ヒンドゥー教の人々はバリ島へ移住し、現在の独特な文化を形成しています。

このあたりの歴史もとても興味深いですね。



ともあれこのセウ寺院も個人的に必ず訪れていただきたい寺院です。

観光客で賑わっているプランバナン寺院に対し、同じ敷地内にも関わらずこちらは人が少なく、ゆったりと素晴らしい光景の中で散策を楽しめます。

崩れて残骸のみになった約240基のペルワラ

本堂の陰に入り周囲を見渡すと荒廃したかつては荘厳であったであろう風景に思いを馳せると何とも言えない気分になります。

廃墟マニアという方の気持ちがわかった気がします。

歩いていくと10分程かかりますが敷地内の無料ミニトレインに乗るとすぐに行けます。

道中にも小さな遺跡が2つあるので行きはトレインに乗って帰りは散策しながらというのもいいですね。

ジョグジャカルタの誇る世界遺産プランバナン寺院、空港から近くアクセスも容易です。

旅行の際は是非ともこの素晴らしい遺跡を訪れ下さい!


前回、世界遺産はありきたりで面白くないと書いていましたが、いざ紹介するとプランバナンのみの紹介となってしまいました。

だっていいんだもの!!

というわけで次回から周辺の遺跡をどんどん紹介して行きます。



プランバナン史跡公園 営業時間:6:00~18:00 (入場は17:00まで)

入場料金:約2300円、ラトゥボコ王宮遺跡とのセット券もあり、15:00まではラトゥ・ボコへのシャトルバスもあります。

ラーマヤナ舞踊は史跡公園西の劇場へ、公演日は要確認です。(週4回程度)



ジョグジャカルタの観光サイトはこちらです!

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ジョグジャカルタ!(遺跡編その1)

2014-10-01 | ジョグジャ近郊
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今回は遺跡編!


ジョグジャカルタといえば遺跡、世界遺産のボロブドゥール寺院やプランバナン寺院を目的にこの地を訪れる人がほとんどでしょう。

しかしこの二つの遺跡はあまりにも有名すぎて面白くないので世界遺産の寺院はほどほどに、他の遺跡にも焦点をあてて紹介して行きます





まずは大御所のボロブドゥール寺院

ここは正確に言えばジョグジャカルタではなく中部ジャワ州のマグランという都市に位置していますが、細けぇことはいいんだよ!

とばかりにジョグジャカルタの観光地として最も有名な場所の1つとして有名です。

インドネシア最大の仏教寺院であり、かつて密林の中で1000年間、火山灰に埋もれていました。

この寺院には謎がまだまだ多く残されていて世界七不思議の一つとして多くの人々に愛されています。




世界遺産だけあって他の遺跡とは規模が違う!

私も既に5回ほど来ましたが何度訪れてもその荘厳さには圧倒されるばかりです。

素晴らしいレリーフの数々は仏教寓話のシーンを再現しています。

興味がある方は是非入り口にいる日本語が可能なガイドを雇ってください。

レリーフの意味が分かればより楽しく見学できること間違いなしです。



象に乗って遺跡をバックに記念撮影も!

しかし一つだけ不満が...

見学を終えた帰り道、観光客は大勢の物売りに囲まれます。

なぜか日本語がかなり上手い、そして本当にしつこい!

相手が日本人とわかるとこちらが根負けするまでついてきて売り込みをしてきます。

あまりのしつこさに遺跡の感動も少し醒めてしまう恐れがあるので、何を言われても無視をするのが無難でしょう。目をあわせちゃいけません!


さて、このボロブドゥール寺院の近くには二つの寺院があります。


バスでボロブドゥール寺院に来た場合は徒歩で行く必要がありますが車をチャーターした場合は簡単に立ち寄れます。


二つの寺院のうちの一つ、パウォン寺院。





寺院自体は小さくこじんまりとした寺院でレリーフもボロブドゥールのものと酷似しています。

一説によればかつてこの付近の寺院を建立した仏教王朝の王の遺灰を祀っていると言われていますが定かではありません。





こちらは見どころは多くないので余裕が無い場合は訪れなくても問題はありませんが帰り道の途中にあるので気軽に立ち寄れます。


オススメはもう一つの寺院、ムンドゥッ寺院です。





枝から根が垂れる不思議なバニヤンツリーやヤシの木など、巨大な木が生え、美しい花々が南国の遺跡という、どこかアンバランスだけどユニークな風景を作りだしています。







また、外壁のレリーフの巨大さもさることながら寺院内には巨大な仏像が三体鎮座し、神秘的な空間になっています。





この仏像は日本の仏教関係者から「世界で最も美しい仏像の1つ」と言わしめた程で一見の価値があります。






遺跡の巡り方ですが車のチャーターが圧倒的に便利です。

バスを利用して行くことも出来、安価で現地の情緒を堪能出来ますが、いかんせん時間はかなりかかるのと夕方にはバスが無くなるのが欠点です。

一日で多くの遺跡を巡りたい場合やボロブドゥールのサンライズツアーに参加する場合以外は車をチャーターするのが効率よく移動できます。

ボロブドゥール寺院はジョグジャカルタを訪れた人の目的地候補に必ず挙がるであろう素晴らしい観光地です。

ジョグジャカルタへ来た際は是非、この素晴らしい遺跡を堪能してください!

遺跡編その2ではプランバナン寺院周辺をご紹介します。


ボロブドゥール寺院遺跡 営業時間:6:00~18:00 入場は17:※サンライズツアーは史跡公園内のマノハラホテルから

入場料金:約2300円 車のチャーターは約4000円(ガソリン、運転手込)からです。

パウォン寺院、ムンドゥッ寺院 営業時間 7:00~17:00


ジョグジャカルタの観光サイトはこちらです!

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ジョグジャカルタ!(市内観光編)

2014-10-01 | ジョグジャ市内
ガイドブックには未掲載のジョグジャカルタの魅力を紹介するブログ

今回は遺跡や有名観光地を巡る合間に立ち寄れるオススメの観光地を紹介します!




まずは市内すぐのグンビラロカ動物園

近辺で唯一の動物園として現地の人々に絶大な人気を誇る観光地です。

哺乳類の動物の展示数は決して多くはありませんが鳥類と爬虫類の展示数はかなり多いです。

目玉は貫録のコモドオオトカゲ

コモド島に行かずとも2m級のコモドを複数見ることが出来ます。

ヘビを体に巻いたりタカや美しい鳥を手に乗せたり、ラクダや象に乗ったりと多くの動物とも触れ合え、ショーやアトラクションも揃っているのが魅力です。




マリオボロ通りにある最も有名なお土産店、ミロタバティックの三階で開催されるオカマショー。

ミロタバティック自体は日本人も訪れる人が多いですがこのオカマショーについては知る人ぞ知るイベントです。

20人程のオカマが出演し、ダンスやパフォーマンスを披露していきます。

内容はダンスの他にリップシング、いわゆる口パクをしながら流行の洋楽やインドネシアのポップ、日本のアニメソングに合わせパフォーマンスを繰り広げる感じ。(若干下ネタ多め)

しかしイスラムの教義上、日々抑圧された野郎たちは下ネタが基本的に大好きなのです。

ショーの内容も質が高く、インドネシア人たちの反応もおもしろいので近くにホテルをとった際は是非オススメです。




マリオボロからタクシーで約20分、陶芸の街カソンガン

こちらは工芸の街で、家具や陶芸品、絵画や様々な工芸品を見て、買うことも出来ます。

大きすぎるものは持ち帰りが出来ませんが、工芸品やインテリアの好きな人には是非オススメしたい観光地です。




市内からすぐ、銀細工の街として有名なコタ・グデ

ここは銀細工を取り扱う店が至る所にあり、ツアーで予約すれば自分だけのオリジナルのアクセサリーも作成することが出来ます。

ショッピングの街としてよく取り上げられていて、個人ツアーの目的地としても人気の街ですが、ここでのオススメは古都散策と王墓です。

ここコタグデは今の場所に王宮が建てられる以前に首都として王宮も建てられていた場所でジョグジャカルタでも最古の街並みを見ることが出来ます。

前王朝の王墓もあり、よくガイドブックなどで紹介されている現王朝の王墓、イモギリよりもアクセスが簡単で気軽に見学することが出来ます。


遺跡の他にも魅力いっぱいのジョグジャカルタへ是非ともお越しください!



グンビラロカ動物園

毎日17:00まで営業 入場料金 約200円


オカマショー

ミロタバティック三階、土日 19:00~ チケット300円


コタグデ、マタラム朝王墓

毎日17:00まで 入場料金 おまかせ


ジョグジャカルタの観光サイトはこちらです!

http://www.lonejogja.sakura.ne.jp/