震災から2年となる明日11日を前に、仙台・浄土寺様の境内にて震災慰霊碑の開眼法要が営まれました。
荒浜で亡くなられた方のお名前が1人1人彫られています。
被災された方の中には「震災のことはもう思い出したくない」「震災の光景を思い出してしまうようなものは撤去してほしい」と思っている方もいらっしゃいます。
しかし今回の震災で大勢の方が亡くなられたことは、決して風化させてはいけないことです。
浄土寺様の周辺は災害危険区域に指定され、もう住むことは出来ず、今後は復興祈念公園などとして活用される予定です。
しかし震災前はこの場所に集落があり人々の生活があったということを、この慰霊碑と共に後世に残していかなければなりません。