11月28日(水)
平成24年度の全国浄土宗青年会別時念仏会が岩手陸前高田市の浄土寺様で行われ、我々所員も参加させていただきました。
浄土寺菅原御住職
全国の浄土宗青年会員174名の皆様がいらっしゃいました。
また浄土寺さまの御檀家様と一緒に、増上寺御法主八木大僧正台下の犠牲者ご回向のもとお念仏をお唱えしました。
伝承念仏奉納「槻沢念仏鎧剣舞」
浄土寺さま境内に開所された岩手事務所
前日(11月27日)は雪が舞う中浄土宗災害復興岩手事務所の開所式が行われましたが、別時会の当日は天候にも恵まれました。
高台にある浄土寺さまのご本堂より、皆様のお念仏の声が響いていた一日でした。
南無阿弥陀仏
11月5日(月)
岩手陸前高田長砂仮設団地にて、東北ブロック青年会「ともいきカフェ」と福島浄青「浜〇カフェ」、遠路佐賀県からは佐賀教区の皆様がお米と地元のお菓子を持ってきていただき、カフェが行われました。
また我々宮城事務所員は、佐賀教区の皆様と仙台から陸前高田の道のりにに同行させていただきました。
途中、気仙沼の市街地JR鹿折唐桑駅の前に打ち上げられた、第十八共徳丸に立ち寄り御十念。南無阿弥陀仏
目的地の陸前高田市の長砂仮設団地に到着し、福島浄青様、東北ブロック浄青様と合流しました。
浜〇カフェの看板。とてもユニークですね(^ー^)v
ともいきカフェ様からは「シフォンケーキ・チーズケーキ」、浜〇カフェ様からは「ブラジルコーヒー」、佐賀教区様からは「クッキー」を提供いただきました。
宮城事務所からは仙台名物の「白松がモナカ」「黒砂糖まんじゅう」を提供させていただきました。
カフェの中で奥様方の和ができており、大きな笑い声で盛り上がってらっしゃったので、「もともとみなさんお友達だったんですか?」とお聞きしたら「違うの、ここ(仮設)にきてから仲良くなったのー」とおっしゃておりました。
震災後は皆様新しいコミュニティを作られており、本当に和気あいあい笑顔があふれてらっしゃいました(^^)
その後、佐賀教区のみなさまが持ってきていただきました佐賀県のお米をお配りいただきました。4トントラックで本当にたくさんお持ちいただきました。ありがとうございます(^^)
長砂仮設団地の皆様、佐賀教区様、東北ブロック浄青様、福島浄青様、岩手事務所浄土寺様、本日は本当にありがとうございましたm(__)m
また是非おじゃまさせていただきます。
震災で全壊判定の被害を受けた蓮光寺様の本堂ですが、6月23日に行われた上棟式の後も工事は進み、外装、内装はここまで出来上がりました。
年が明けて1月26日(土)に落慶法要が営まれる予定になっております。
先週、宮城事務所の隣の民家が取り壊され、更地になってしまいました。今回の震災では津波による被害ばかりが大きく取り上げられていますが、最大震度7の地震による被害も各所でまだまだ見受けられます。
県内の内陸寺院でも数ヶ寺で新たに地震の被害が確認されています。
復興の道のりはまだまだ遠く感じられますが、皆様のご協力をいただいて一歩一歩進んでいきたいと思います。
本日は全国寺庭婦人会の役員の方4名に宮城の浄土寺、照徳寺、西光寺をご訪問いただきました。
各寺の被災当時の状況をお話していただき、また被災地の現状を直に見ていただきました。内陸部と沿岸部、また沿岸部でも地域によって復興の度合いに大きな差があることに驚いておられました。
震災から1年半以上が経ち、ボランティアのニーズは当初の瓦礫撤去などの物質的なものから、被災者の精神的なケアへと代わってきています。
その中で寺庭婦人会として被災地にどのような支援を行えるか、どうやって被災した方々とコミュニケーションを取ればいいのか、難しい問題だがよく考えていきたいとのことでした。
今回ご訪問いただいて新しく繋がったご縁が、被災地の復興の一助になればと思います。
10月29日仙台市港南西公園応急仮設住宅にて東北ブロック浄青会、西崎会長のもと(15名で)ともいきカフェが行われました。
今回も山形の皆さんを中心にしてともいき米を配布。山形名産 芋煮を料理していただき 宮城のメンバーでわかめおにぎりを担当して 住民の皆さんに提供させていただきました。
懇談をする中で、住民の方が民謡を歌ってくれたり、お経のリクエストをいただき、披露するなど とても明るい雰囲気でした。
15時~18時まで提供する予定でしたが、17時30分には芋煮もすべて終了。
最後に西崎会長の締めのあいさつでは、これからも もちつきなどを企画して継続した事業として続けていきたいとの言葉をいただきました。
次回は11月5日、岩手県 陸前高田 高田高校にて ともいきカフェ&浜〇カフェ予定です。