各寺院で開催された三回忌同時法要から、ひと月
照徳寺様において浄土宗復興委員会・神田委員長、浄土宗復興局・新谷局長、教区内諸大徳御臨席のもと、宮城教区主催の三回忌法要が厳修されました。
また、宮城教区内のご遺族はじめ、東北ブロック浄青会、宮城教区檀信徒会、同青年協議会、同寺庭婦人会、同宮城楽所、同浄青会等120名を超える方々に御参集いただきました。
法要においては、宗の呼びかけにより各御寺院様に協力いただき完成した震災物故者1282名の回向帳を読み上げ、御念仏を唱えると共に回向をさせていただくことができました。
法要の結びには神田委員長、新谷局長、樋口教区長が復興に対する想いをそれぞれお話しされ、遺族の方々が涙する様子も有りました。
また、お参りいただいた方には受付において、法然上人語法語集、法要腕輪念数、一心復興手ぬぐい&タオル、県内古川地区を中心にご協力いただいたお米、お茶をお持ちいただき、法要後には宮城教区寺庭婦人会、同教区青年会、事務所員協力のもと、おにぎり、豚汁、白玉ぜんざいが準備、配膳されました。
三回忌法要が終わり、次の年回忌法要は七回忌になりますが、宮城教区では来年以降も継続して追悼法要を行っていきます。
浄土宗では被災地を訪れ復興の現状を実際に見ていただくスタディツアーを今年度も企画しております。今後とも復興のご様子を見ていただきますと共に、被災地へ心を寄せていただきますよう、重ねてお願い申し上げます。