「頑張る」のは才能のひとつだと思う。
同時に、僕は「頑張る」力が足りない、とも思う。
知識、技術、努力すれば、ある程度の部分までは
身に着くと思うけれど、
その大前提にあるのは、「頑張る」力だ。
体調が落ちてきたことに加え、
風邪で寝込んでしまったので、
ただでさえ怠け気味の「頑張る」力が、
自分に残っているのか、不安だった。
この週末は、よく手を動かした。
本も読んだし、考えをまとめる作業もした。
いくつかの作業を形にしたことで、
少し、少しだけれど、自分に自信が持つことができた。
32歳、グリオーマ発症4年目、
自分にあとどのくらいの時間と、
力を伸ばすだけの余裕があるかどうかは
分からないけれど、
あと少しだけなら、なんとかなりそうだ。
義務は僕の心を強くする。