北朝鮮外務省幹部とアメリカ元当局者の接触中止 米紙報道
2017年2月26日08:14 TBSニュース
アメリカのウォール・ストリート・ジャーナル紙の電子版は24日、トランプ政権下で初めての北朝鮮外務省幹部とアメリカ元当局者との非公式接触が、北朝鮮幹部にビザが発給されず中止になったと伝えました。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙電子版によりますと、北朝鮮外務省のチェ・ソンヒ北米局長は3月1日、2日の予定でニューヨークを訪れアメリカの元当局者らと非公式の接触が計画されていました。しかし、アメリカ国務省はチェ北米局長のビザ発給を認めず、非公式接触は中止になったということです。
トランプ政権下で初めての非公式接触となる予定だった今回のチェ北米局長の訪米は、トランプ政権の北朝鮮政策を占ううえで注目されていましたが、今月12日の北朝鮮による弾道ミサイル発射や13日にマレーシアで起きた金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件が影響した可能性が指摘されています。(26日08:14)