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【トルコ・エラズー地震】死者31人、けが人は1600人超

2020-01-27 09:48:30 | 天災・地震・台風・豪雨・火山・大火災

【トルコ・エラズー地震】

2020年1月26日 日曜日   TRT

 

トルコ東部のエラズー県シヴリジェ区で、トルコ時間の1月24日金曜日20時55分に

マグニチュード6.8の地震が発生した。

エラズー県と隣接するマラトヤ県が大きな被害を受けた。

隣国のイラク、イラン、シリア、レバノン、イスラエルでも揺れが感じられた。

死者の数が31人になった。また、1607人が負傷した。

 

被災地では、トルコ災害緊急事態管理庁による捜索救助活動が続けられている。

地震により建物76棟が倒壊した。これまでに、がれきの下に閉じ込められていた

45人が救出されている。

 

地震発生後、さまざま機関が支援活動をはじめた。現在も休むことなく続けられている。

エラズー県の3か所に合計5000張りのテントが設置された。テントに落ち着いた被災者に、

モバイル車による温かい食事が提供されている。

被災地では衣食住の基本的な支援のほか、心のケアの支援も行われている。

 

エルドアン大統領が被災地を訪問

エルドアン大統領は昨日(1月25日)、被災地を訪問した。

捜索救助活動が最も行われているスルスル地区とムスタファ・パシャ地区を訪れた

エルドアン大統領は、「我が国のあらゆる力を注ぎ、全機関と共に活動している」と

発言した。

エルドアン大統領は、地震の被害に遭ったマラトヤ県も視察した。

被災者は土壌調査が行われた後に建設される住宅に入居すると発言した。

 

トルコの心がひとつに

エラズー県で地震が発生した後、トルコの心はひとつになった。

さまざまな県から捜索救助スタッフが派遣され、生活物資が送られた。

いくつかのサッカークラブは、試合で得た収入を被災地に寄付した。

 

EU、「コペルニクス」を起動

EU(欧州連合)は、エラズー地震発生後、地球観測システム「コペルニクス」を

起動させた。

欧州委員会危機管理担当のヤネス・レナルチッチ委員は、トルコの要請を受けて地球観測

システム「コペルニクス」を起動したと発表した。

レナルチッチ委員は、このシステムは被災地での捜索救助活動をサポートすると説明し、

EUはさらに多くの支援を行う態勢が整っていると表明した。

 

 


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