日欧EPA発効、世界最大規模の自由貿易地帯誕生で韓国が「緊張」
2019年2月1日(金) 19時40分 Record china
2019年2月1日、日本とEU(欧州連合)のEPA(経済連携協定)が発効された。
これを受け、韓国・聯合ニュースは「韓国に緊張が走っている」と伝えた。
記事は「EPA発効により、世界の国内総生産(GDP)の3分の1を占め、人口6億3500万人の世界最大規模の
自由貿易地帯が誕生した」とし、「EUはEPAが完全に履行されれば、EUから日本に輸出される物品の
97%の関税が撤廃され、年間1兆3000億ウォン(約1266億円)相当の関税免除を受けられる」と
説明している。
しかし一方で「韓国には緊張が走っている」とし、「韓国の物品は2011年に韓・EUFTAが発効されて以降、
日本製品より価格競争力があったが、今回のEPA発効によりその効果が薄れてしまった」と伝えている。
これに、韓国のネットユーザーからは
「関税により得た競争力はどうせ長く続かない。せっかく時間を稼いだのに、準備できなかった企業が問題」
「これは深刻な問題。ただでさえ経済難なのに、状況はさらに厳しくなった」
と指摘する声が上がっている。
一方で
「今や世界もメード・イン・コリアの品質を認めている。むしろ大手の製品は日本製品より優れているから
大丈夫」
「全ての産業分野で日本を超えればいい。昔は日本が怖かったが今は違う。日本も韓国も技術はほぼ同等。
し烈な争いが起きそうだけど、韓国国民のパワーを信じている」
など日本との競争に自信を見せる声も多いが、自動車については「自動車だけは今も日本に比べて質が
悪いとの先入観があるから心配」と懸念の声が上がっている。