エーゲ海地震 2人死亡、100人以上が負傷 【写真】
エーゲ海で21日、マグニチュード6.7の地震が発生。現在のところの情報では、地震による人的被害は死者2名、
負傷者は70人以上。
コス島で2人が死亡、トルコのボドルムで70人の市民が病院に治療を求めたという。
地震が記録されたのは、現地時間で00時31分(日本時間で7時31分)。震源はエーゲ海でトルコのボドルムから10キロ、
ギリシャのコス島から16.2キロ、震源の深さは10キロだった。その後マグニチュード5以上の地震が8回発生した。
地震の影響で津波が観測された。
トルコ沿岸に小さな津波が発生
21日にマグニチュード6.7の地震が発生したトルコで津波が観測された。ヨーロッパ地中海地震学センター(EMSC)が伝えた。
2017年07月21日 11:24 AFP
【7月21日 AFP】(更新、写真追加)エーゲ海(Aegean Sea)南東部で21日、マグニチュード(M)6.7の地震が発生し、ギリシャのコス
(Kos)島で少なくとも2人が死亡した。同島を含むギリシャのドデカネス(Dodecanese)諸島やトルコのエーゲ海沿海に点在する人気
サマーリゾート一帯で揺れが感じられた。
米地質調査所(USGS)によると、震源はトルコのリゾート地ボドルム(Bodrum)の南約10.3キロ、コス島の東16.2キロで、
震源の深さは10キロ。
コス島の病院関係者はAFPの取材に、建物の天井が崩落して2人が死亡したと述べた。同島の町長の話で、負傷者も複数出ている
という。
トルコのボドルムでは、心配そうな住民や観光客が大勢通りに出ている様子がテレビ映像に映し出されている。
ボドルムの市長はトルコの民放テレビNTVに「現時点での最大の問題は一部地域で起きている停電だ」と語っている。被害は軽微
で、これまでのところ死者の報告もないという。
コス島