【11月29日 時事通信社】中国で遺伝子改変の「ゲノム編集」技術を使った女児を誕生させたと賀建奎・

南方科技大学副教授が主張している問題で、香港で開催されていた「国際ヒトゲノム編集サミット」は29日、

研究に「深い憂慮」を感じると非難する声明を発表して閉幕した。


 サミットの組織委員会は声明で、主張の真偽を確かめる必要があると指摘した上で、賀氏の名指しは

避けつつも「手続きは無責任で、国際的な基準に合致していない」と批判。

さらに「被験者保護の倫理的な規範を満たしておらず、臨床面などで透明性に欠ける」と問題点を列挙した。


 賀氏は28日、サミット会場で講演。エイズウイルス(HIV)に感染しないように遺伝子を操作した

受精卵から双子の女児が誕生したと発表した。



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