じんべえ時悠帖Ⅱ

台風に思う

 台風15号の被害と併せ、計画運休した鉄道の運転再開を

待つ大勢の通勤客の様子がテレビに映る。

 ゆっくりと午後から行くか、休んでしまえばいいと思う。

仕事もない年寄りの戯言、と思われるかも知れないが、

私は現役時代の若い時から「実践」していた。

 営業系ではない技術系の仕事だったこともあるが、半日、

一日の不在や遅れは何とかなるものだ。尤も、普段から

そうなってもいいような「段取り」が必要だが・・・。

 ましてや今はネット時代。テレワークを実践した企業も

あるし、休日を奨励した企業、半日操業停止した工場も

あったという。賢いではないか。

 実際、こうした場合のルール作りが必要と言う、大学

の先生(都市防災)もいる。(朝刊)


 さて、9月5日の仙台散策、午後は旧友たちと瑞巌寺、

松島遊覧、そして夕方の宴会となったが、それは後回し

として、翌6日の仙台散策の続きである。

 天気予報通り朝から暑い日。仙台駅東口のホテルから、

地下鉄東西線「宮城野通り」駅に向かう。この東口は

見事なオフィス、ホテル街となった。

 このオフィス街の先、宮城野通りと一本南の新寺通り、

更にその南へと、何と三十近いお寺さんが密集している。

   

 地下十数メートルはある改札階まではエスカレータ、

エレベータが完備している。今日はあちこち行こうと

思うので一日乗車券を買う。

 宮城の通り駅から二つ目、薬師寺前で降りて陸奥国分寺

に向かう。貨物線を潜った先に広大な国分寺跡が広がる。

 藁ぶきの山門の奥が薬師堂だが、ガイダンス施設である

道路脇の「天平回廊」をまず見学。この回廊は当時の作り方

を忠実に再現して建設されたという。

 天平十三年(741)に、聖武天皇が仏教を広めるため、

全国六十ヶ国それぞれに、国分寺、国分尼寺の建立を

定めた詔を発したことから始まった。

 この施設の展示はシンプルながら、図や絵をうまく生かして

わかり易い。特に貞観(ジョウガン)の大地震からの復興過程

様子が出土品を基に詳しく説明されている。

 山門に戻り薬師堂に向かうが、外は暑い。山門(仁王門)

は南大門跡に建てられたもので、奥の薬師堂まで創建時の

中軸線上の石畳には、 中門、金堂などの礎石が残る。

 薬師堂から100mほど離れて、ポツンと准胝観音堂が建つ。

その脇の芭蕉句碑。もちろん読めないのでガイダンス施設に

あった説明に頼ろう。

 降りた薬師寺駅を挟んで反対側にある国分尼寺までは、

だいぶ歩くので、山門前の交差点にあるコンビニに入り、

体を冷やす。続きは次回。

 


 

 


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コメント一覧

やはりだめだ
わからない
e
やっとつながった。
やじ
やっとわかった。 認知症

店主さん、店先を変なことに借りてすみません。
着いたらしいな
えめ
テスト 着いたかな?
えめらるど
テスト
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