じんべえ時悠帖Ⅱ

おわら風の盆、奥深し

 昨日まで越中八尾(ヤツオ)の「おわら風の盆」が3日連続で行われた

(はずである)。それを前にした八月下旬、昨年の生中継番組が再放送

された。過去二度観に行っているが、番組で初めて知ることも多い。

 江戸時代、全国屈指の養蚕で潤った八尾の旦那衆がスポンサーとなり、

秋の豊作を願う素朴な盆踊りを芸術の域まで育てた。男の踊り手が着る

羽二重は高価だが、その裏地も実に粋な柄であることを知った。

 おわら風の盆踊りは八尾の十三の町ごとに踊られる。旦那衆が通った

割烹や料理屋の多い鏡町の「男女混合踊り」をテレビ画面から紹介する

 町の中心街から長い階段を下ったところが鏡町の広場。

 男踊り、女踊りが終わってペアの男女混合踊りとなる。

 いよいよクライマックス、女の指は徳利、男の手は盃。

 「さ、旦那、おひとつ」、何とも艶っぽい。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る