じんべえ時悠帖Ⅱ

ほろ甘い、ほろ老い

 「ほろ苦い」思い出ならいっぱいある。だが「ほろ甘い」とは

あまり言わないし聞かない。だが、朝日土曜版「街のB級言葉図鑑」

(飯間浩明)によれば小説や詩には時折出て来るという。

 「ほろずっぱい」はおよそ半世紀前に梅味の清涼剤の広告に

使われた。「ほろ甘い」も最近コンタクトレンズの広告に使われて

いるのを見つけたという(「ほろ甘ナチュラル」)。

 もちろん「ほろ」は「ちょっと」の意で、江戸時代にはいくつも

使われた。ほろうまい、ほろぬくい・・・。となると「ほろ○○」は

現代でもまだまだ出て来るかも知れない。例えば「ほろ老い」。

 

 昨夕、1,000キロも離れた台風の影響で短時間だが突然の豪雨

なった。校庭で遊ぶ子供たちが逃げ惑った。そして夜半からの雨で

今朝の散歩はなし。

今月の散歩から日の出アラカルト


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