じんべえ時悠帖Ⅱ

大栄翔、埼玉初の幕内優勝

 外は雨、千秋楽と言うこともあり、珍しく早くから長い

時間、大相撲中継を観た。序の口から幕下までの優勝決定戦

が面白い。幕下は何と9人のトーナメント戦であった。 

 さて、初場所優勝の大栄翔、埼玉県初の幕内優勝力士。

しかも、私が若い時に長く通っていた朝霞市の生まれ、よく

知った街である。まずは目出度し。

 最近は、東京2人、千葉3人、埼玉2人と首都圏出身の

力士が幕内に目立つ。東京の翔猿、千葉の琴の若など若くて

元気である。これも人口集中の影響なのか。

 尤も、モンゴルの8名をめ、幕内には外国出身の力士が

11名と多いのも気になるが・・・。

 

 坂川沿いの散策、この日のゴールまでの最終回である。

 医王寺から坂川沿いに戻った最初の橋の手前で土手道が

切れて一旦街中に迂回。戻って新横須賀橋に出たついでに

右岸へ渡る。遠く武蔵野線が見えて来る。

 トイレ休憩で再び川沿いを離れて公園に向かう。ここは

流山市横須賀2丁目、新興住宅地にはまだまだ住宅が建つ。

「POLUS」は初代社長が南越谷阿波踊りを創設した会社で、

以来、今でも最大のスポンサーである。

 武蔵野線脇の川向橋が今日の坂川沿いのゴール。この先

坂川は5キロほどで松戸駅近くに達するが、半分ほどは

その畔を今までに歩いている。

 橋から川面の水鳥たちを眺めていると、橋の下から鳩が

翔び上って来る。欄干のすぐ脇に停まり、私を窺ってから

川面を見る様子。

「一人で寂しそうだから付き合ってやるよ」というのか。

 しばらく鳩と一緒に水鳥を眺めてから南流山駅に向かう。

今度は貨物列車が先導してくれる。住宅街を約1キロ。

 南流山駅のホームに上がると、お、BLUE THUNDER だ。

さっきの貨物列車を曳いて来て、ここで休憩らしい。

 「BLUE THUNDER」は長野県の山間部の急坂を上るために

開発された貨物用の電気機関車である。正式には「EH200型

電気機関車」。8台の直流モーターが六千馬力(4500KW)

を生みだす。

 試作機も含め25台が作られて、これはその21号機らしい。

最近ではこのように、関東や新潟方面への重編成貨物列車も

曳くと言う。

 

 坂川、新坂川とも少しだけ歩いていない区間もあるが、

前回と今回で概ね踏破としよう。次は水戸街道の宿場町と

しての松戸の歴史遺構を訪ね歩く予定。

 

 

 

  


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コメント一覧

jinbei1947
えめらるど様
同感です。
「国技だから」NHKの総合でやっていますが、
サブチャンネルにして欲しいですね。
jinbei1947
ワイコマ様
四股名に「栄」が付くと埼玉栄と言われますね。
兄弟校の「埼玉栄東高」はかなりの進学校です。
ブルーサンダー、これがあれば信越本線の碓氷峠も
何のそのだったのに・・・。
えめ
スポーツマンの体は美しく見えますが、相撲取りの体は醜悪です。国技だから仕方なく見ますが、彼等はあまり長生きしません。
ykoma1949
意外だったのは、埼玉栄高校出身の相撲力士たち
数え切れないほどたくさんの力士がいるんですが
埼玉県出身の力士で優勝の賜杯を受けたのが
今回の大栄翔が初めてとは・・これも驚きでした
今回の幕内力士の優勝、それが埼玉の大栄翔・・
去年は正代が熊本の豪雨の復興に明るい話題を
今年は大栄翔がコロナ緊急事態宣言中に明るい
話題を投じてくれて、ホント喜ばしいですよね
一途の突き押し相撲で最後まで揺るぎなく優勝は
立派でしたよね~私も一回り小柄な大栄翔が
大きく見えました。
JR貨物のブルーサンダーは信州では定番の車体
毎朝石油やガソリンを16両も引いた列車が
旧塩尻駅の構内に二編成休んでいます。
この列車たちが信州の生活経済を支えてくれて
います。
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