半月ほど前に、石牟礼道子の「苦海浄土」を読んだことを
書いた。現在のコロナに振り回される時代もまた「苦海」で
あるとして、様々な活動があるという記事がきっかけだった。
「わが水俣病」の副題があるこの本は苦海浄土の第一部
であり、第二部「神々の村」、第三部「天の魚」を含めた
全三部であった。
その合本が図書館にあって借り出したが、まいった!
厚さ6センチを越えるとんでもないボリューム、ページ数
は解説を含めて千ページを越える。
尤も、第一部は既に読んでいるから残りは三分の二だが、
それでも残りは八百余ページである。二週間の借り出し期間
で読むのは至難の業、延長して四週間が目標である。
好天の昨日、気温は十度を少し超えた。江戸川の土手を
北(上流)へ。久々に常磐道の橋を越えて散歩。