単位時間における速度の変化を求めるのが「微分法」。
後方から近づく駒大選手の増速、手前の創価大の減速を
観ながらそんなことを思い出した。
箱根駅伝は最後の最後にまた「まさか」が起こった。
さて我がバーチャル日本一周、先月、令和二年十二月は
一日平均がちょうど一万歩。月間で203キロ進み、福島から
宮城県に入り、亘理、岩沼を過ぎて名取あたり。
ここも、東日本大震災の津波の被害が大きかったところ。
被災3年後に歩いた時は涙が出た。今年はちょうど十年だが、
憎きコロナが盛り返し現地入りは無理かもしれない。
仙台から先は海岸沿いを離れた奥羽街道(4号)となる。
「日本のサンタモニカ」と呼ばれた亘理の鳥の海(2014年10月、以下同じ)。
ポツンと残った日帰り温泉、この最上階まで津波が襲った。
半分完成した防潮堤、上らないと海は見えない。
その防潮堤に座って「はらこ飯」を食べた。
阿武隈川の河口に向かう道、この両側にびっしりと亘理の
街があったなんて・・・。