信州諏訪の出身、素朴画(ナイーブ・アート)と呼ばれる
風景・風物画の原田泰治が亡くなった(3/2,享年81歳)。
4年前、小雨の諏訪湖畔を散策した折、原田泰造美術館に
寄ってみた。だいぶ前だが、朝日新聞の日曜版に連載された
絵と文で原田泰造を知っていたが、美術館でその本物を観て、
やはりこころ癒された。
折しも訪れた時の企画展が「美しい日本の童謡・唱歌展」。
幼少の10年間、開拓農民の子として伊那の山中で過ごした
原田泰治の絵はまさに「日本の原風景」と言えよう。
訪れた日の原田泰治美術館内外のスナップ。
ロビーからの諏訪湖の眺め
まん延防止措置で休館していた諏訪湖畔の原田泰治美術館は、
その解除に伴い明日3月8日から再開されるが、その初日に
原田泰治への献花台が設けられるとは・・・。