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じんべえ時悠帖Ⅱ

人材、人財とは言うが

 企業30年説という言葉がある。創業当時の情熱が薄れマンネリ化

が進み、いろいろな弊害が出て来るのが30年くらいという。

 NPO失敗学会の畑村洋一郎会長によれば、始めのうちは社員も

少なく組織的にも未成熟で、一人一人の業務が多岐にわたり互いの

業務領域が重なり合うので仕事に「隙間」がない。

 会社が大きくなり社員が増え組織も複雑になるとテリトリー意識

が強くなり、業務に「隙間」が出来るようになる。そんなところに

出て来るのが、不正や不正を誤魔化す風土である。

 日本にも世界にも創業30年を超えた企業は山ほどある。そんな

企業を支えるのが、事業改革、組織改革、そして何よりも毎年の

ように採用する新しい人材、いわゆる新入社員である。

 しかし、そんなフレッシュな人材を旧態依然の風土に押し込め

ようとする守旧派の先輩たちも多い。電通の高橋まつりさんなど、

入社早々過労死に追い込まれる風土が、日本の企業の癌である。

 いよいよ「2024年問題」の今年、働き方改革の対象業種が拡大

する。日本の企業は、いや新人の先輩たちは変われるのか。

 

昨日の江戸川散歩から

車が見えない新しい三郷流山橋と筑波山

建設中のマンション脇の商業施設の工事も進む


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コメント一覧(10/1 コメント投稿終了予定)

jinbei1947
ワイコマ様
会社のために自分があるのではなく、自分のために会社はあると部下には
言っていました。
会社(組織)と折り合いを付けながら自分の成長を優先させる、結果として
出世とは縁がありませんでしたが悔いはありません。
ykoma1949
正に、おっしゃられる通り・・でも、その責任の一端は我々の
団塊世代にあったと思います。戦中戦前の社会についてはいろ
んな書物や映画等、一番は祖父母両親からの教えなどからその
教義を学んできましたが、なんせ字のごとく団塊世代、全てに
競争、食べるのも走るのも学ぶのも働くのも総てが競争世界で
生きてきて、それなりに後輩たちに教えてきましたが、後輩た
ちは、その競争が緩慢な世界育ちなので、十分な理解が得られ
たとも思えず、また誠心誠意仕事を通じて、人としての生き方
等を教育してこれたか??というと、まだ不十分なまま押し出さ
れてきてしまった。世界大戦という残酷な戦争は、世界の社会
日本の社会、地域の社会構造まで変えてしまいました。なので
その点では、私の責任も十分感じています。今更ですが地域の
活動の中で、少しでも足りなかった分を・・と思いますが残念
ながら・・それも出来ていません。
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