「ヴァージン・スーサイズ」

久しぶりに「ヴァージン・スーサイズ」を見直しました。いわずと知れたソフィア・コッポラの初監督作品です。1999年作で日本では2000年春公開。渋谷のシネマライズに観に行ったのを覚えています。

意外に評判良くはないんですね、この映画。私の中で「ゴースト・ワールド」「チアーズ」と並ぶ三大ガーリームービーなのですが。しかもその中でも多分１番好きなくらいなのですが。

そう言えば昔男性の友人が「雰囲気だけのおしゃれ映画じゃん」という風なことを言っていました。男性からはそう見えるのかな？確かに雰囲気を重視しているみたいだけど、それだけじゃなくて、思春期を経た女子なら誰でも少なからずキュンとなってしまうものをもっている映画だと思います。



とりあえず好きなところを箇条書きに

リストカットした末っ子の手首の包帯のうえに、お姉さんがカラフルなおもちゃのブレスレットをじゃらじゃらまきつけてあげる
美人５人姉妹という設定だけど、かわいさは セシリア＞メアリー＞ラックス＞テレーズ＞ボニー の順で、ラックスあたりから結構微妙になってくる。ちなみにボニーはこの間までmilkfed.で専属モデルをやっていた娘です。（写真１枚目参照。右はじの首をしめられている子です）
ラックス（キルステン・ダンスト）が好きな男の子の名前をパンツに書いている（恋がうまくいくおまじないらしい）
超厳格なママが実はけっこうガーリーなお洋服を着ている。ワンピばっかで、しかも形がX-girlっぽい？
姉妹の部屋。ペンやノートやマニキュアや下着がそこらじゅうに散らばっていて大変汚い。けどかわいい。（２枚目）私の部屋もそれに向かって順調に邁進中。
ラックスがいつもしている短めの小さなハートの金のネックレス
トリップ（ジョシュ・ハートネット）のキノコみたいな髪形と70'sなサングラス（３枚目）
トリップの登場シーンにHEARTの「Magic Man」がドーンと重なる。しびれる
台風についての授業中トリップがラックスを口説くとこでは、甘酸っぱいものがこみ上げてきます。。
アメリカのハイスクールのダンスパーティシーン 永遠の憧れ もちろんラックスとトリップがキング＆クイーンに
パーティの後フットボール場の上で一夜を過ごしたのに、ラックスが朝起きたら隣にトリップの姿はなく・・・その時の画面の青くて寒そうな感じがたまらないです（４枚目）
電話越しにレコードを聞かせてあげるシーン。「Hello, It's me～♪」（TODD RUNDGREN）
DVD特典でついてるAIRの「Playground Love」のＰＶが大変よいです


もし興味が沸いたらぜひご覧ください。少女も少女だった人も、少女の魂を持ち続ける人もそのような女の子が好きな男の子も、きっとお楽しみいただけると思います。

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