「ドリームガールズ」

友人のバンビーノと「ドリームガールズ」を見てきました。ストーリーは、ドリーメッツ（のちにザ・ドリームス）という女の子３人組のガールズグループの栄光と挫折、そして再生、夢とは？成功とは？幸せとは？みたいな感じです。

この映画には、ブラックガール大好きっ娘。なわたしが、中でも一番愛してやまないビヨンセちゃんが出ています。他にもキュートなブラックガールが何人かでていて、目の保養でした

途中まで女の子のサクセスストーリーも入っているので、定番のさなぎから蝶への変身モチーフがあるのですが、そうとはわかっていても、最初のデトロイトの田舎娘（眉が極太）から、人気歌手のバックコーラス、R＆Bグループ、ポップスグループ、ディスコクイーン、はては映画女優と転身していくにつれ、恐ろしいほどどんどん美しくなっていくビヨンセには、もううっとり
もともとむちむちがっしり体型で、太ももやお尻をゆすって歌って踊るビヨンセがわたしは好きなのですが、この映画では役作りのために10kg減量しているので、面差しから体型までがらりと変わっていて、その美しさには凄みすら感じます。
特に後姿が最高 ウェストがキュッとしまっててそこからすばらしく形のよいお尻があって、さらに細くて長い足が続いていて・・・多分映画を作った人もそれをわかっていて、しょっちゅう後姿のカットが登場します。壁紙にもなってるくらいです。

衣装もアカデミー賞にノミネートされているくらいで、とてもゴージャス
赤いスリップワンピにハイヒールといった初期のキュート系のコーディネートから、成功後のディーバ！って感じの総ラメのボディコンシャスなロングドレスまで、どれも女の子が一度は着てみたくなるようなファッションが満載です。それをまた見事に着こなしているビヨンセもほんとすごい。





歌もソウルに満ち溢れていてかっこよかったです。
エフィの「別れないわよ！」と歌って主張するところなんか、鬼気迫るものがあって、そりゃふられるわ・・・としみじみ納得できました。
ディーナがカーティスに「わたしのことわかってない！」と歌いかける「Listen」の時も、それまで役の都合上押さえ気味だったビヨンセの本領発揮、といった感じで聞きごたえがありました。ビヨンセは顔を歪めて歌っても美しい・・・

男ではジェイミー・フォックス演じるマネージャーのカーティスがセクシーすぎて大変でした。映画を見終わった後、バンビーノと「断然ジェイミーの方がいいよね！」といって、人気歌手を演じたエディ・マーフィの押し付け合いをしました。



こんな冷酷で野心家で有能なマネージャーに見つめられて落ちない女子はいないはず・・・

わりと長い映画ですが、ずっと惹きつけられっぱなしだったので集中して見ることができました。見終わった後は、無性に歌って会話したくなるような映画です

あと、明らかにジャクソン５をモチーフにしたグループが出てて、そのパフォーマンスが最高でした。思わずニヤリとしてしまう感じ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジジ