【人生残り十余年】禁煙ぶたからの脱出

還暦記念の禁煙でブタになった男の減量奮戦記

ザ・マジック・アワー

2008年06月12日 | 映画

今日は東京は大雨でした。予め会社は休む心算でしたが、残念ながら何処へも行けません。そこで評判の「ザ・マジック・アワー」を観に行くことにしました。休日は混んでいるので、ちょうど良かったかもしれません。平日だと言うのに結構入っていました。それも我々と同年輩の人たちで半分以上の入りでした。

まず凄い出演者で圧倒されます。テレビでの宣伝も多いので説明するまでも無いのでしょうが、一瞬のシーにも有名な俳優が出演しています。話も面白く二時間余りが瞬く間に過ぎました。これまたストーリーを紹介するまでもないでしょうが、こんなストーリーを良く考えたものだと感心します。

マジックアワーとは日が沈んだ直後の時間で、一日で一番美しく見える時間だそうです。私も一時夜景の写真を撮っていましたが、その通りで夜が深まると何故か緑色になって美しくありません。この言葉は知りませんでしたが、マジックアワーを狙っていました。

一日の3/4ほどが過ぎたころ、人生で言えば60歳前後でしょうか?夕暮れ時、黄昏時。我々も ちょうどマジックアワーの真っただ中のはずですが、とても人生で一番美しいだなんて思えませんね。


山桜

2008年06月01日 | 映画

昨日は雨でしたので例によって映画を観にいきました。藤沢周平原作の「時雨みち」の映画化「山桜」です。藤沢周作の世界らしくシミジミとした作品でした。

藤沢作品は松平定知アナウンサーの朗読で聴いています。iTunes Storeで買ってipodoで聴いています。私の中では藤沢周作=松平朗読ということになっています。

作品は短編のほかに「蝉しぐれ」なども十数編に分けて売られています。それぞれ千円近くします。

一度だけの聴き捨てであれば高いものでしょうが、繰り返し聞いていますので、それほどではありません。

幸い老化が進んでいますので暫くするとストーリーはすっかり忘れています。ところどころ記憶にありますが、そのつど新鮮です。

話しは映画に戻りますが、田中麗奈と東山紀之の共演です。場所は庄内、山桜の下から話しは始まります。

男は正義心に燃え 女は・・・・・・。このところ「相棒」など軽い映画ばかりでしたので、なおさらシミジミと心にしみる作品でした。