甲状腺のチェックから始まった健診も脳・肺・胃・腸すべて異常なしでした。ホッとしたのも束の間で頻尿の症状が現れました。
小便ネタを続けている宿敵おっさん様に対抗する心算は全く有りませんが、今日は止むを得ず下の話で失礼します。
一時間おきにトイレに行きたくなるのです。夜も数回トイレに行くようになりました。残尿感もありました。
それでも病院にはいきたくありません。何とか自然治癒しないものかと一週間待ちましたが一向に良くなりません。
止むを得ず会社の近くの泌尿器科へいきました。さすがに会社の診療所へ行く勇気はありません。
泌尿器科の診療項目には性病やEDも入っているようで病院に入るのも些か気後れしました。
診察室で問診を受けた後、先ずは検尿です。不思議なもので頻尿のはずが検尿となるとオシッコがでません。
何とか搾り出して検査してもらうと全く異常はなく膀胱炎などの心配はないとのことでした。
次は前立腺の検査です。診察台に仰向けに寝て膝を抱えるよう指示されました。もちろん?下着も脱がされました。
還暦のジジイがスッポンポンで仰向けになって膝を抱えているのです。もう自尊心も何もあったものではありません。
肛門から指を入れての前立腺の触診です。「多分前立腺肥大でしょう。明日2時間以上オシッコを我慢して今一度来てください」
翌日の検査は看護師さんの見ている前でオシッコをするのです。「合図をしたらオシッコをして下さい」恥かしくて出るものも出ません。
「オシッコが出るまでに時間がかかりますね。やはり前立腺肥大ですね」あたりまえです。女性の見ている前で平気でオシッコ出来るほど変態では有りません。
帰りに処方箋をもらって薬局に行きました。オシッコを出やすくするアビショットと言う薬をもらいました。恥かしい2日間でした。この薬が効いて通院しなくて済む様になって欲しいと祈るばかりです。