還暦をとっくに超えた自称”若人世界一周ライダー” 国内外をバイクで走ることが大好きな私の『鉄馬転がしブログ』へようこそ!

ガタついた体に鞭打ち、若い体力を維持していると言い聞かせながら、気力・体力・財力を座右の銘にバイクを楽しむおじさんブログ

洗濯は夕方に限る!?

2010-05-31 18:24:08 | 02 Russia(ロシア)

Photoハバロフスクの時差は、日本より西に位置するのに何故か日本時間+2時間。18時(JST16時)でも強烈な西日はさんさんと輝き、絶好の洗濯物乾し時間のようです。3日間着用&交換のルールを課している私でも、昨日着用した靴下を思いつきで洗濯しても、窓に乾すと陰る前にしっかり乾いていました。有難ヤー。

ホテル近くの公園では仕事を終えたであろう人々が、心地よい風を楽しんでいるように見える。多少早い時間から仕事しても、17時には仕事を終えてのんびりと散歩等を楽しむのは、至福の時なんだろうと思える。日本じゃー無理だろうけど・・・。

  

  

Photo_2 市内を走る電車のレールに、驚きました。レールの繋ぎ目が、写真のように大きくづれているのです。電車を見ていると、低速度運転をしていますが、老婆心ながら心配しちゃいました。余計なお世話かなーーー。

 

 

ロシアから日本へのバイク輸出に、目処がたちそうです。業者との話し合いで、明日昼には、輸出する際に必要な書類が揃っているかが判明するとのこと。

あした、はーやく、こーい!・・・ ワタシノ エイゴワ ヒドイ モットウマク ナァレ・・・

 

 

   「20100528-30 GPS記録」をダウンロード


ご迷惑をお掛けします

2010-05-30 17:28:19 | 02 Russia(ロシア)

宿の手配等諸々お世話になってしまった、在ハバロフストク総領事館・副領事の北直人さんとホテルで今後の対応について協議する。何はなくともお金の引き落とし、救急病院での再受診、必要品の購入、輸送業者との交渉等沢山のことを依頼しました。

Photo【お世話になった総領事館のKさん、ドライバーのブロニスさんと鈴木さん】

救急病院では、“療養を勧めたが本人が早期帰国を希望したので許可した”同意書にサインを求められた。診断は、昨日の処置に何ら問題はなく、帰国の途に十分耐えられるとのことで、全員一安心しました。

次はバイクの日本への輸出。税関では航空機への積み込みは危険物に当たらないとの判断だったが、ウラジオストク航空では搭載を拒否されてしまった。アシアナ航空でも同様の回答を貰い、さぁー困りました。空がだめなら、海路があるさー・・・。

今の状況では早ければ水曜日、遅くとも金曜日の飛行機に鈴木さんは搭乗して日本に帰れそうです。私は恐怖の800Km(?)ダートが待つ、トランスシベリア単独行になります。

【29日】

鈴木さん、帰国準備へ

Photo_3ハバロフスク手前約200kmの舗装道路から砂利道に変わった直後、鈴木さんの前輪が取られ右側に転倒、右足をサイドバックに挟まれてしまった。医者の診断では右足首にヒビが入り全治1ヶ月とのことで、ギブスをされる。今後は治療に専念するため、ツーリングを断念、帰国することにしました。

 幸い足のトラブル以外は、何ら問題なく元気です。痛いと言いながら、ギブスした足でブレーキ操作して、ハバロフスクまで200Kmの道のりを走り抜きました。

バイクの日本への発送が済むまで、しばらくハバロフスクに滞在します。

【28日】

ウォー ウォー

M60

ウラジオストク走り始めは感動の涙を流すと思っていたら、先導するガイドさんの車を追い駆けるに精一杯で、涙なんか出す暇もありません!

ウラジオ郊外を走っていると、いきなり検問に。もう検問かよーとブツブツ言いながら事務所内に入る。何のことない、書類を見せるだけで、グッドラックと送り出される。幸先が良いのか、悪いのか。やはり只ではすまないロシアのようです。

ウォー ウォーと思わず大声を上げたこと

 バイクを止めると、オー何だこれは! と思うほど沢山のシベリアハエに襲われたこと。凄いと聞いてはいたがこれ程とは・・・。止まっているより走って方が、距離を稼ぐには好都合ではありますが・・・。

 油断大敵、道路の穴。M60号は幹線道路なので整備されていると思ったら大間違い! ウラジオ近くの道路は穴が開いているから注意してと言われても緊張感は持続できず。周囲の景色に見とれていると、穴ポコが突然目の前に! 路面の舗装色が変わるところも要注意。常に緊張感を求められるシベリア街道です。

 おまけ 行き交う普通車は95%日本車と言っても過言ではない。トラックも××運送と書かれたのを見る。何だか日本の国道を走っているようだ。右側通行を除けば・・・。

 

Photo_4

 道路標識ですが、下段右の意味が分かりません! 


ロシアの通関業務は最高!

2010-05-27 21:29:36 | 02 Russia(ロシア)

今日はロシア税関対応初日、バイクを保税倉庫から引っ張り出す諸手続きをする日です。結果は如何に・・・(長文なので、適当に読み飛ばしてネ!)。

Photo※明日28日昼前に、ヤット走り出せそうです。途中一泊して、ハバロフスクには29日に入る予定です。

(写真はウラジオストク駅構内のシベリア鉄道終点の9288キロポストです)。

8時50分自賠責保険に入るため、保険会社に到着。少し早めの時間でもスタッフが揃っているので受け付けるのかと思ったら、9時まで待って欲しい! だって。お喋りをしているのなら仕事しろ! は、日本人の感覚か・・・。

次は税関事務所へ。待つことしばし、何の事はない、各自5枚の書類にサインを一回づつ計5回しただけ、税関スタッフは1枚の書類に3種類の印をペッタン、ペッタンと押していた。ここまでで12時をかなり過ぎていた。

14時DBS(フェリー会社)で船荷証券(B/L)の正式版にサインを1回して受け取り、再び税関事務所へ。

15時の休憩らしく、担当者は不在。またまた待つことに。今度は良く分からない書類に2回サイン後、ダッシュで2階の別な担当部門へ。

Photo_3 保税倉庫に鎮座しているバイクの、車体・エンジン確認のため、駅近くの保税倉庫へ。懐かしい愛車に合えたのもホンのわずか、またまた税関事務所へ。2階の担当部門では、先程確認した番号の書類を作成して別部門へ提出するんだって!

Photo_2 17時出来上がった書類を持って、またまた最初に訪れた部門へ。暗い狭い廊下で待っていると、びっくりする位の美人が通る。誰かがファッションストリートだと言う。ホント ホント!

途中パソコンが壊れたといっては遅れ、私たちはスタッフが書類に押印するのをボーっと見ているだけ。5名分全て事務処理が終了したのは、20時・・・・・・。流れが分かりますか?

 スッゴイデスネー

Photo_4 【おまけ】時化が治まると、快適な船旅に。イヤー揺れないのは、スバラシイ!

 

 

      「20100527 ウラジオストク市内」GPS記録を表示

 

 

 

  


激しい夜でした!

2010-05-26 21:29:01 | 02 Russia(ロシア)

Photo_4  ウラジオストク港には、6時間遅れの18時(ウラジオ時間)に着岸、入国審査を終了して外に出たのは19時を過ぎていました。

 

 入国審査の女性係官はニコリともせず、私の顔とパスポートを見比べていました。何度見たって、イイ男は逃げないヨ! 

 

それにして『激しい夜』でした。23ー24日なんて可愛い揺れで、今回は船首からドーンという音が聞こえ、大きくピッチングします。こんな状態が昼過ぎまで続きました。甲板に出る勇気がなく、ドア越しに見るだけでしたが、迫力満点です。寝ていても船体が軋む悲鳴が聞こえます。悪天のなか操船で大変だったでしょうが、私たちも大変でした。

 

写真はホテルの窓から鈴木さんが写したもので、9時過ぎても太陽はまだ沈みません。

 

 

 


曇天で、波は高し?

2010-05-25 10:51:48 | 01 Korea(韓国)

【25日】

部屋のオンドルは、スイッチを入れてもタイマーがすぐに切れてしまい、結構寒かった。いよいよ、ロシア・ウラジオストクに向かって出発です。海は昨日同様荒れ気味。今の所元気ですが、どうなるのかなー。

予定外に宿泊した韓国でしたが、楽しかった韓国でした。隣の国なので機会があったらまた訪ねたいですネ。

※15時韓国・東海港出航、26日10時(JST)ウラジオストク着、の予定です。

 

 【24日】

   よーく、揺れました

Photo 境港出航後すぐに船は揺れ始め、韓国沿岸が近づくにつれて大揺れに。同行の鈴木さん、坊主丸儲けさん(ウラジオから北欧へツーリング)は、晩飯もそこそこにベットに引き上げてしまった。写真は、ピッチングで船尾が持ち上がり、傾いた状態を映しました。まるでジェットコースターに乗っているような感じでした。

驚いたのは、携帯電話が出航90分後でも使えたこと。超凄―い!

Photo_3 Photo_2

 

 

 

 

 

 

 

 定刻9時、東海港へ着岸。以後は吉岡さんのご教授通り、冬のソナタで有名な燭大台へ。昼食は、ザーザー麺、冷麺と餃子(左)、晩飯(右)は???

言葉が分からずに注文した後は、食べ物を目にするまでのスリルは格別でした

 

 

      「東海市内」のGPSデータ


ハイチーズ!

2010-05-23 16:41:17 | 2010年 海外ツーリング準備

Photo イースタンドリーム号をバックに、全員でハイチーズ! と思いきや、風雨で目線が合わず。通関事務は業者さんが全て行ってくれ、念願のBLも入手。準備は整いました。

 

 

 

が、例の北朝鮮魚雷問題で、万々々々々が一、韓国・東海からウラジオストクに向かわないこともあるんだって

 

 

自宅~境港間GPS記録を表示するには、ここをクリック

 


明日は境港から出航です

2010-05-22 22:19:50 | 2010年 海外ツーリング準備

大渋滞の名神高速道路を走り抜ける時、乗用車内に子供の姿が多いのに気がついた。今日は学校じゃないの? そうか、今日は土曜日か! もう社会ボケは始まっているようです。

米子まで、自宅から2日間、851Km。どーってことの無い距離なのだが、物凄く長く感じた。速度を抑えて走ったせいもあるだろうが、疲労以外に感じる何かがあるのだろう。

Photo_3  米子市内ホテルで友人の到着を待っていると、『フロントに忘れ物が届いているから降りて来い』と懐かしい友人の声をいきなり聞く。なんとタンクバックをホテル入り口に置き忘れていのだそうです。忘れ物をしたことすら、忘れていた私であります。

津和野在住の宅野夫妻とは、2008年9月の四国石鎚山登山以来だ。怪しげな雰囲気を醸し出している飲み屋街で、浜松のS木さんも合流して当然宴会に。回りの喧騒にもまけず、大きな声で話を楽しんだ。ご馳走様でした。

   

【21日】

妻と長男の見送りを受けて、自宅を出る。近所の人に見つからないよう、早朝の時刻を設定したのだが、やはり見つかってしまう。シニアの朝は早い!

Photo_4  東名海老名SAで、柏の吉岡さんと合流、富士ICまで短時間だったがランする。吉岡さんからは、臨時に泊まることになった韓国・東海の情報をたくさん貰う。有難う。

 Photo_5   

京都南インターから、私とほぼ同じルートをツーリングした藤本さんの案内で今宵の宿に向かう。まだまだ疑問に思って解決できていない事やツーリングの極意など、ツーリングの貴重な話を夜遅くまでする。

  

 

 

 

 


こんな格好で、シベリアの大地を走ります

2010-05-18 07:25:49 | 2010年 海外ツーリング準備

Photo 旅する友『DJEBEL250XC』に、装備を搭載しました。世界ツーリングでは数々の実績がある、単気筒、250cc、頼もしいバイクです。 

 

タンクバック(2.2Kg/1.4Kg)、トップケース(10.2/7.0)、右サイドバック(7.8/4.1)、左サイドバック(10.6/6.9)、その他(4.2/4.2) 。バイクに搭載した荷物は(35.0/23.6)。(重量Kg;全体/中身)。

私+身に着けるヘルメットからブーツまでを含めると、69.6Kg。全重量は、104.6Kg/93.2Kg。この数値から、それ程増えないでしょう、多分……。※国内旅行時と大差がない気がします

持参する荷物が約24Kgと、意外と少なめに押さえることができました。1gでも軽くと、装備表を何度も点検、シャンプーは重いから石鹸で代用!、パンツ2枚、下着2枚、長袖2着……。街歩きはTシャツで、寒かったらカッパを着るなど、徹底的に絞ったのが功を奏したようです。早い話、アラ還の着たきり雀なんです。みっともない格好したからといって、死ぬことはないでしょうヨ

パスポートは忘れないにしても、何か決定的忘れ物をしている気がします。杞憂であれば良いのでが……。

 

Bellz  ウランバートルまで同行する、浜松市S木さんのバイクです。氏は車・バイク修理やサイドカー販売を手がけています。私のバイクの改造を彼にお願いしました。

※数日前、浜松市S木さんがおじいちゃんになりました。○○ちゃんが生まれた時、おじいちゃんは外国に遊びに行っていたんだよーーと、言われずに済みました。おめでとうございます

 

 

 


退路を断たれた……

2010-05-08 16:32:32 | 2010年 海外ツーリング準備

Photo 

 

『ウラジオストクか、ウランバートルで終わりだな』

『モスクワまで? 行けないよー』

『出席者全員受け取りの、保険を掛けよう!』

『どこから帰ってくるか、××しようぜー』

皆さんから叱咤激励を、出席できなかった方からは心暖かいメッセージを沢山頂きました。

大勢の方に囲まれ、「こりゃー 退路を断たれたなー。途中で帰ってきたら、獄門さらし首は最低覚悟しないと」と、・ ・ ・

退職した会社のOB・現役の皆さんで、壮行会を開いてくれました。安全・確実運転で、焦らずに世界を観てくるけんネ 皆さん、ありがとうございました

無事帰国できた暁には、ロシア語、英語、スペイン語を駆使(多分無理でしょうネ)して、お土産話を沢山します。乞う ご期待!(できないか……)。

 

※境港からの韓国・東海(トンヘ)経由ウラジオストク行きDBSフェリーは、理由は判りませんが東海止まりになっちゃいました。通過するはずだった東海で、強制1泊させられます。出国する前から、トラブルは始まっているようです。


転出先はロシア!

2010-05-06 20:47:39 | 2010年 海外ツーリング準備

Photo_2長年住み慣れた 我が町からロシア国に住民票を異動する、転出届を役場に提出して来ました。

 

異動年月日を、6月1日としました。出国は5月23日ですが、万が一延期もあり得るので多少の余裕を持った日に設定しました。行政上は、何ら問題はないそうです。

 

Photo_4 事務処理が終了した後で、万が一の時、オレってどんな扱いになるんだろうと思い、担当者に質問しました。

Q;ところで、無言の帰国した時、私の扱いはどうなるの?

A;現地大使館と外務省が対応してくれます

Q;そうじゃなく、住民票が無いと埋葬許可書ってだめなんでしょう?

A;大使館でも、外務省でも、当役場でも発行しますヨ!

Q;私は戸籍はあるけど、住民票は戻らないんですね?

A;既に亡くなっているので……。(質問に、戸惑っていました)

思い付き質問は、意味不明だったようです。

住民票は、来月には遠ーーい、Россияに、異動(?)します

       這ってでも、行かなければ


鉄馬の改造は

2010-05-02 09:58:51 | 2010年 海外ツーリング準備

Photo 愛車オフロードバイク『DJEBEL(ジェベル) 250XC』単気筒249㏄、4サイクル。世界一周等長距離走行に実績のあるバイクです。このバイクは友人から進められて購入したもので、最大の売りは、ガソリン満タンで17Lと、このクラス最大の積載量を誇ること。30km/Lとして500km無給油で走行する頼もしいDJEBEL250XC  バイクが頑張っても、私の体力が持つかどうか……

 以下は、海外用に改造した主な内容です。

 

 

Photo_4

Photo_3  【ライト周辺の改造】ライトカバーとドリンクホルダー

対向車がはねた石等での、ライト破損を防ぐ物です。今のところ、照度は落ちていません。ドリンクホルダーは、自転車用を左右に、自分で取り付けた。

 

Photo_5  【左側の改造】①フットレスト ②アンダーガード ③補助スタンド(後輪対策) ④スタンド ⑤工具箱

 

Photo_6

①のフットレスト 運転中に足を延ばして休ませます。砂利道では使えませんが、高速道路や車の少ない道では、ホント助かります! 

 

 

 Photo_11  Photo_8 

 【可倒式ミラー】砂利道等での転倒時、ミラーがクシャと曲がり衝撃を吸収(多分ネ)し保護します。最低でも2-3回はお世話になります。右側は新規購入したガーミンGPS。これがないと走れません!

 

Photo_9  【パンク対応】不幸にして後輪がパンクした時は、以下の手順で素早く(できないだろうけど)対応します。矢印の黄色いバンドで、車体を沈めます。次に③の棒を引き起こすとタイヤが浮きます。素晴らしいでしょう この後、地獄のタイヤ外しが待っていますが……。

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 右側の工具箱です。タイヤレバー4本、レンチ等比較的長尺物が格納されています。左側工具と併せて、約3kgあります。