還暦をとっくに超えた自称”若人世界一周ライダー” 国内外をバイクで走ることが大好きな私の『鉄馬転がしブログ』へようこそ!

ガタついた体に鞭打ち、若い体力を維持していると言い聞かせながら、気力・体力・財力を座右の銘にバイクを楽しむおじさんブログ

【14日】 サンチャゴ市内観光

2010-12-15 20:09:24 | 16 Chile(チリ)

<city w:st="on">

Vina del Mar

</city> ― <city w:st="on"><place w:st="on">

Santiago

</place></city> ? For Osorno with night bus

嬉しいメールを貰って、“明日伺います”とはいかないのがここチリ。なにせ目的地は1,000Km先。夜光バスで一晩過ごさないと伺う事はできません。これ以外に選択する以外に方法はありません。

14日はバスが出る夕方まで、サンチャゴ市内を7時間位見学しました。イヤーッ、歩きっぱなしは、バイクの12時間運転より疲れました。

 

Cimg7040 定番のモネダ宮殿。国の造幣局として創られたのだそうです。ここは73年の軍部クーデターの現場だそうです。今は影もありませんが、一説では抜け道や防護壁の地下室など、一種の要塞になっているウワサもあるそうです。

 

Cimg7049 

サンチャゴ大聖堂は日曜ミサの最中で、立ったり座ったり忙しいミサでした。教会に入った時の、あのヒンヤリした冷気を感じるのが大好きです。

Cimg7137 Cimg7133 サンタ・ルシアの丘の入り口で強制的に名前を書かされました。実態調査をして、将来は入園料を取る算段でしょうか? スモッグがあり、アンデス山脈を眺めることはできませんでした。小高い丘ですが、市内を見るには絶好の場所でした。

Cimg7144 Cimg7149 Cimg7145 中央市場は呼び込みがウルサイ。日本人? フィッシュ 美味しい! と。そんな中でフライを食食べたのですが、味がちょっと違う気がしました。食後は中央市場から少し歩いたベガ市場へ。足を踏み入れてビックリ。地球の迷い方(?)に、“どこまで続くのか”と表現されていますが、雅にその通りでした。興味深々の私は、勿論くまなく散策といっても半分程度でギブアップしました。花、野菜、果物、肉類と何でもあり、築地市場と言った市場です。こういう雰囲気は大好きで、何時までも探検したい気分です。

 

 

 

バス事情

バックパックの交通手段にバスを使った。驚いたことに全ての便が満席、立ち客が出るほどの盛況、ターミナルから発着する全てがそうでした。鉄道が衰退したからか、バス網が発達して鉄道がダメになったのか知りませんが、とにかく南米ではバス網が素晴らしいようです。例えばサンチャゴ片道1000kmの料金は、フルフラットに近い席で、約5000円前後。我々には、安いと感じる値段でした。でも現地の人には、結構な額だと思います。

バスの速度は車内モニターによると、最大99Km。決して100kmを越えることはありませんでした。車内では携帯電話の制限がなく、大きな声で話しています。地下鉄内でもそうでした。大音量の音楽、大きな話声を好む国民性なのでしょう。

オソルノからの往路、晩と朝に軽い車内食と飲み物のサービスがあった。味をしめて復路は少し値段が高めだったが、会社を変えて食事を楽しもうと思った。が、完全に失敗、車内サービスは水一杯のみ。お陰で晩飯抜き、腹を空かした長―い夜でした。


【12-13日】 The parts have arrived

2010-12-14 10:46:15 | 16 Chile(チリ)

Vina del Mar-Valparaiso

 

嬉しいメールが届きました(タイトルはメールの原文まま)。そう、待ちに待った「部品を入手した」メールです。明日14日はサンチャゴ市内観光をした後、夜行バスで約1000km先のオソルノ市に戻ります。

この分だと、15日午後には、再出発できそうです。

 

Cimg7089 バラパイソの街中にあるアセンソール(Asensor;約120年前にできた傾斜式エレベータ)。傾斜のきつい街ならの、木箱のような乗り物です。1分も掛からずに終点に到着してしまいます。

 

Cimg7093

Cimg7095

上の駅から見た全景。たったこれだけの距離です。下の写真は上の駅にある運転室。ヒゲをはやしたオジサンが、難しい顔をして操作していました。

 

Cimg7083 Cimg7075_2Cimg7074  上の写真は街中にある、下の駅の案内板。注意していないと、観光客は通り過ぎてしまいます。私は何回か探してやっと発見しました。下の写真は、上の駅の風景です

 

Cimg7108 Cimg7110別の場所のアセンソール。エレベータが全く動かないので、スワッ事故?と思ったら、シェスタ休憩でした・・・・・・

 

Cimg7079 コンセプションの丘からみた、世界遺産の街並み。もしかすると、写す角度が異なったかも・・・

 

Cimg7113 バラパイソの公園で見かけました。オーソドックスですが、思わず微笑みました。

 

 

 

 


【11日】 見えた!

2010-12-14 10:06:33 | 16 Chile(チリ)

Aucud-Pto.Montt-高速バスで移動

 

Cimg7029 プエルトモントから80Km程度北東に位置するオソルノ山(Volcan Osorno 2661m)。パット見、富士山とそっくりです。バスの中から写したのでパッとしませんが、チリで見たかった山の一つです。

 

バイクの修理部品の入手日が曖昧で、どうしようか悩んでだした結論は、そうだ、サンチャゴに行こう! そんな訳で、イライラして待つより観光に切り替えてバックパッカーを継続することに。

 

Cimg7014プエルト・モンの街から見た、オソルノ山に似た山。最初はこの山がオソルノ山かと思って、一生懸命眺めていました。良く見ると、岩木山(津軽富士)に似ており、オソルノ山は富士山に似ているけど、岩木山にも似ていると思った位です。

 

Cimg7019 岩木山を写すため、こんな可愛い船で対岸の島に渡りました。島には車はないらしく、物資の輸送は人力か一輪車でした。こういう島もあるんですネ 対岸は超近代化した街なのにネ。

 

Cimg6986 鉄格子に守られたクリスマス? アンクー街内で見かけた光景。盗難から守るためでしょうけど、何だか寂しい気になります。それほど犯罪の多い街とは思えないのですが。ロシアと一緒で、疑心暗鬼の世界なんでしょうか? 

 

 


【9-10日】 ヤッパリ・・・

2010-12-11 10:47:20 | 16 Chile(チリ)

Cimg6960Ancud街ないで見かけた光景。もう直ぐホワイトクリスマスですネ。

 

 『部品は全てあり、発注は完了した』。嬉しいメールでした。ところが、到着するはずの10日には、『I am sorry to inform you that the parts have not arrived today so your bike will not be fixed and ready at  until Tuesday.』。アーアッ。部品はサンチャゴにあるけど、何時入手できるか判らない。神のみぞ知る世界に突入したようです。

ナンデ、明日11日(土)からバスでサンチャゴに向かいます。またガッカリすることのないよう、1日余裕を持って15日(水)朝、約1000KM南のオソルノに戻り、バイクをピックアップします。出来るとイイナー・・・・・・。イヤ、出来るはず・・・・・・。

 

Cimg6936 こんな可愛らしい飾りですが、家とマッチしていました。

 

Cimg6967Ancud市内を歩いていると、またまた教会が。ここでは、教会内部の内装が全て剥がされていて、木造建築の構造が見られるようになっていました。カストロにある世界遺産に登録されているサン・フランシスコ教会は、木造建築の教会として登録されたようです。知りませんでした。反省!

 


【6-8日】 バックパッカー中!

2010-12-09 21:03:04 | 16 Chile(チリ)

Osorno-Puerto Montt-Castro(Chiloe IS.)

Cimg6896_2 【チロエ島の典型的な家】カストロで

 

エンジンからの異音トラブルは、原因らしき箇所が判明した。「明日夕方には、出発できる」(何処かで聞いた事のある言葉!)でしたが、結局解消できず。今週末にはOKだよの言葉を信じ、バックパッカーに変身して、チリ南部を歩いています。

 

Cimg6875世界遺産に登録されている、サンフランシスコ教会。チリの切手図案にも使われているそうですが、フーーン。

 

Cimg6881 教会よりも隣にある、木造の教会別邸(?)の方が、魅力を感じました。トタンで覆われた建造物より、木造の方が暖かみがありました。うろこ状の板壁もそれなりの雰囲気を醸し出しています。

 

Cimg6863街には、うろこ状の板壁で覆われた家が沢山ありました。色彩を見ていると、ブエノスアイレス近郊のボカ地区にいるのかと錯覚しそうです。

 

Cimg6914 夕食時に見た光景。岸壁に斜めに着岸したフェリーに、こんな重連トラックが乗り込むのです。内輪差があり、どうやるのか興味深々です。何度も切り返しては、運転手が外に出て確認。食事が終了した頃に、完了。お陰で退屈しない夕食時間でした。

 

Cimg6868 久しぶりに、シーフードを食べました。酢が強かったけど、やっぱり美味しい! 地元の人は、パンと一緒に食べていました。

 

エンジントラブルが解消するまで、バックパッカーを続けざるを得ません。バスでの移動は楽チンですが、素晴らしい景色と出会っても、バスは停車してくれません

バイク イズ ベスト!!

 

 


【12月3-5日】 診察待ち?

2010-12-06 05:43:33 | 16 Chile(チリ)

Bariloche-Osorno

Cimg6790 診察を待つ、愛車Djebel。早く治っておくれ!!

最近エンジンから金属音のような、コンコンという音が聞こえるようになった。4日、チリのプエルト・モンを目指したが、オソルノ近くで特にひどくなり、運転を中止しバイクを探した。が、運悪く、今日は土曜日、月曜日まで待つことに

修理が完了するまで、オソルノに滞在するかバックパッカーに変身してプエルト・モンに魚を食べに行くか、6日に決定します。何日でツーリングを開始できるかな

 

悲しい話題より、ツーリングの話に戻りましょう。

Cimg6777 バリローチェからチリ国境を目指すと、こんな風景が眼前に広がります。バリローチェがアルゼンチンのスイスと呼ばれる理由がよく判りました。キャンプ場が沢山あります【ナウエル・ウアビ湖】。

 

Cimg6775 空港近くでは、一瞬パタゴニア? と思うような風景が。

 

Cimg6782 サンクトペテルブルグ、マドリッドに続き、ここオソルノでも再会した有吉さんhttp://usapierresan.blog5.fc2.com/)と。彼は最南端から南極まで足を延ばし、その後大西洋側を北上します。友とユーラシアに続き南米でも再会できるなんて、最高!。でもこうして見ると、彼の若さに比べ、筆者はオジン?、歳相応の容姿か? イヤ若いんだ

 

Cimg6783【二人は若い!】 1日だけ投泊したホテルフロントのマルタさんと。有吉さんのバイクはチリで購入した新車。荷物もこれだけ、徹底的に軽量化しています。これならパタゴニアの風もクリアーするでしょう。安全運転で、楽しい旅を! 南米の何処かで合えますように!


【24-26日】 パイネ国立公園 グレイト!

2010-11-28 08:26:46 | 16 Chile(チリ)

Parque Nacional Torres del Paine

ナタレスから公園に向かう150Kmは、恐ろしい程の風が吹きまくり小型・軽量のバイクにはきつかった。不思議なことにあれ程苦しんだ強風も、公園内に入るとピタッと止んでしまった。そのうち半袖でも過ごせる陽気になり調子にのり缶ビール1本を所望したら、ナント500円也。チリの物価からしたら、目玉が飛び出しそうな値段だった。勿論、飲みましたヨ。

 

公園内に2泊して、ハイキング&トーレス・デル・パイネとパイネ・グランデを堪能した。残念ながら、山全体は見えなかったが、「スゲェ!」を連発していました。久しぶりに歩いたせいか、結構体がしんどかった。明らかに運動不足のようだ。

 

Cimg6594_2 Monte Almirante Nieto トーレスとグランデの間に位置する山です。山名は多分、と思う。

 

 

 

Cimg6582 もう一枚、パイネ・グランデ。もう一度「スゲェ!」

 

Cimg6593 パイネ・グランデ(Cerro Paine Grande)。道路から写したのですが、圧巻でした。こちらも一部がガスにかかって、全容は望めませんでした。でも見られただけで、大満足でした。

 

Cimg65463本の塔同時鑑賞を諦めて下山を開始したら、こんな景色が! アーァ。

 

Cimg6521 道標です。現在地は★で表記。最初は意味がさっぱり判りませんでした。

Cimg6512風を警戒してこんな場所にテントを張りました。2晩とも風は吹かず、助かりました!

 

Cimg6541【Torres del Paine】残念ながら、全容を拝めませんでした。1本以上の塔に必ず雲が掛かっていましたが、大満足のパイネでした。これで入園料(約3000円)が安かったら、大大満足なのですが……。 

 

 

※編集を2度ほどしたら、写真・テキストの位置がバラバラになりました。

OCNのBlogはいつもこうなり、編集に苦労しています。OCN止めようかなーー(

 


【22-23日】 後輪タイヤを交換

2010-11-24 05:15:33 | 16 Chile(チリ)

Puerto Natales

Cimg6469Cimg6474 7200Km前後の走行で、後輪タイヤの磨耗が酷くなってしまった(写真上=スリップサイン近く)。荷物が重いせいだろうか。この街ではバイクで走る時期が短く、当然バイク屋さんが見当たらない。次の大きな街であるバリローチェ(del Bariloche)まで1000Km以上あり、大半が砂利道。とても走れ切れる距離ではない。最終的にはホステルに泊まっている、ホルヘ(Jorge Alberto Rozas Ruiz)さん(写真下=プロのガイド)が、一緒に探してやるよと声を掛けてくれた。良かった!

 

午前中はネットで店を探し、3時過ぎから当たりをつけた店をアッチプッチ回り、購入の目処がたったのは、6時過ぎ。このお店がラストチャンス、でも手に入ると、慰めてくれた。多少規格が異なるので、鈴木さんとメールで確認して購入を決めた。

 

Cimg6479Cimg6492 タイヤ交換作業は、近くのバイク屋さんにお願いした。日本製バイク大好き、趣味と仕事が一致したような人で、何台もの日本製バイクを持っていた。バイク修理は脇役で、本業は船外機や農工機具の修理のようだ。スペイン語を全く理解できなくても、笑顔語とバイクという共通のブツで、楽しく会話が成立できた。作業後は、チリ・アルゼンチンのガソリンスタンド状況や道路状況を、丁寧に教えてくれた。これでパタゴニアでは、ガソリンの心配なしで、安心して抜けられそうだ。

タイヤ購入と交換作業で2日間を要したが、彼らと出会えて楽しかった2日間でもあった。

 

Cimg6477 ナタレスでは毎日、雨、曇り、強風とめまぐるしく、しかもパイネ公園内は雪とのこと。ホステル居心地が良く、中々離れる気がしなかったが、明日24日はパイネ公園に向かいます(多分……)。街角の写真ですが、初夏とは思えないですよネ!