taniyan's LogBook

アマチュア無線&鉄道旅行のログブック by taniyan / JH0HYX

ATE350(その後)

2008-04-29 14:53:00 | アマチュア無線

 日本各地から、野営移動無線運用局の声(コード)が聞こえてきますが、今日(4/27)は長野県大町市移動。お昼前頃、HFのコンディションはいまいちでしたが30局ちょっととQSOいただきました。今シーズンに入り、道の駅を中心にすでに10ヶ所ほど野営移動運用をおこないましたが、相変わらず大活躍してくれているのが、ATE-350とSG-231の名コンビ。ところが、ダイヤモンドさん、発売開始からわずか1年ちょっとで、ATE-350発売中止とのこと。taniyan's Logbookでもレポートしているとおり、設営、撤収わずか1分たらずで全長6.5mのロングホイップがあげられる優れもの。過去にいろいろなアンテナを試してきましたが、これほど野営運用に適したアンテナにはお目にかかれていないだけに、非常に残念です。その優れた伸縮機構(ポールをのばしてくるっと回転して引っかける構造)が故に、耐久性などに問題があったのかもしれません。もはや流通在庫を残すのみとなっているようですので、入手を計画されている方はお早めに。ちなみにATE-350は、ロングワイヤー対応のATUが必須、アンテナ単体では使えませんのでお気をつけください。

 

 設営撤収60秒の秘密が、我がモービルに装着されているスペシャル固定機構。といっても、ホームセンターに売っている塩ビパイプとそのソケットを利用しているだけですが、これが意外と丈夫で重宝しています。モービルのシステムラックに、塩ビパイプ用のソケットを取り付け、アンテナ側にはUボルトで塩ビパイプを固定しておきます。モービルのサンルーフから上半身を乗り出して、のばしたATE-350をこのソケットにサクッとはめるだけ。ATUとのエレメント接続にもナイロンコネクターを使っていますので、工具は一切不要。現着から60秒後にはQRV可能です。グラスポールや自作エレメントなど、どんなにがんばっても設営に数分はかかりますから、ATE-350がいかに優れているかがおわかりいただけるかと思います。いつの日か、改良型が復活することを期待しております。

 今回は、比較的交通量の多い道路沿いで運用していましたが、わずか2時間足らずの間に2局の方にお立ち寄りいただき、アイボールすることができました。全国移動ツアーでおなじみのJA1THHさんと、地元大町のJE0ANWさんです。ANWさん、本ブログの平田駅開業レポートでコメントいただき、そのことを覚えていてくださいました。昔50MHzで一度QSOさせていただいておりましたが、こんな形でアイボールできるとは感激です。また、大町周辺の移動ポイント情報、ありがとうございました。あえてWeb上では公開しませんが、近々登ってみたいと思います。:)

 

ATE-350使用レポート記事、一覧を記しておきます。

ATE350レポート(3~50MHz帯オートアンテナチューナー用エレメントセット)

ATE350使用レポート(その2)

ATE350使用レポート(その3)

ATE350使用レポート(その4)

 

by taniyan

 taniyan'  homepageへ

taniyan's homepage

にほんブログ村 その他趣味ブログ アマチュア無線へ
にほんブログ村

※旧ブログサイトから記事移動(2017/06)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿